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旅(20日目1/2)

2015-08-31 16:26:41 | Travel memories


カプセルホテルに初めて宿泊した訳だけど、
かなり熟睡できた感じがする。


基本的に狭い空間が好きだし、
取り柄がどこでも眠れること。と真剣に答える人間だから、
どんな場所でも眠れることは眠れるのだけれど・・・・


目覚めが良かったので、大浴場に行き、
朝からサウナで汗を流した。


さっぱりとした身体と気持ちのまま、
いつもの身支度を済ませて、目的地の博多を目指すとする。



天気は若干の雲はあるものの、好天と呼べる空模様。



九州に上陸してから雨続きだったこともあり、
天気がいいことに有難味を感じる。




久留米市を出ると、筑後川を跨ぐようにして長い橋が掛っている。
水量はあまりないが綺麗な川だ。



その後はお決まりの田園風景が続き、
博多に入ったのは午後12時頃。


距離が45km程度しかなかったことと、
平坦な道のおかげで何事もなく、市街地に入ることができたのだが、
博多駅周辺の広い道路を走っているときに自転車の異変に気付いた。



降りて確認してみると、後輪がパンクしていた。

どこで?と疑問をもったけれど、考えてもしょうがないことなので、
歩道に入り、少し押して歩くことにした。


歩いていると、オフィス街のビルの一角に自転車屋さんを見つけたので
修理を依頼することにする。


店員に見てもらうと、タイヤ内部のチューブ自体が、
だいぶ痛んでいるので交換をオススメしますとのことだった。

そうなんだ。と何の疑いせず、
店員にすすめられるがままに交換の依頼をすることにした。


自分ではあまり気にはしていなかったのだけれど、
普通に考えたらかなりの距離を走っているのだし、
ガタがくるのも当たり前だ。




交換するのに大体30分から40分程度掛るということなので
ちょっと外を散歩することにする。



周りは高いビルに囲まれていて、東京とあまり変わらない雰囲気だ。


自転車屋さん付近を歩いていると、
裏路地に「博多ラーメン」と書かれた暖簾があったので、
お昼の時間帯ということもあり、入ってみることにした。


店内はどこにでもあるラーメン屋という感じで、
カウンター数席にBOX席が2カ所。


カウンター席に座り、博多ラーメンを注文する。


博多ラーメンと謳われている店は、
日本全国どこにでも存在するし、何件も食べたことがあるが、
本場の博多ラーメンはどんな感じなのだろうと期待していた。



しかし、運ばれてきたラーメンは豚骨なのに何故か太麺で、
期待していた細麺ストレートでもなければ、味も今一つ納得いかない出来だった。


落胆はあったけれど、食べれない程の味ではないので、
スープを残して完食する。


自転車屋に戻ると、交換が終わっていたので
料金を払い、再び出発。


交換料金が意外に高かったのに驚いたけれど、
こういう出費は、必要な出費なので仕方がない。




段々と、街を歩く人の数が増えてくることに若干の緊張を覚える。


ここ最近、あまり人が多い場所を走っていなかったから。



自動車の交通量が多く、市民バスが行き来する路面は、
排気ガスの臭いと、都会独特の雰囲気を醸し出していて、
なんとも言えない感情になった。




18歳から東京に出てきて、
都会の雰囲気には慣れていたはずなのに、
この旅を通してまた、上京したての自分に戻った感覚に戸惑いを隠せなかった。
















つづく





























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