うばわれた心臓 ( ̄▽ ̄;)
古い記事ですが、楳図かずお先生の名作は、
語り継がれているようです
転載します
楳図かずお先生といえば「まことちゃん」が
いの一番に思い浮かびます・・・グワシ!!
しかし怪奇漫画家としても有名です。
最近「赤んぼ少女」が映画化されたそうです。
私も読みました。友達の姉さんがホラー漫画好きでね。
内容は忘れたんですが、洋館が舞台で不気味な雰囲気
だったのだけは記憶してます。
そうそう、楳図かずお先生のホラー漫画の実写と
いえば「うばわれた心臓」が印象的でした。
この作品もグロイとの噂でレンタルしたんです。
たしか「ギニーピッグ」と同時レンタルだったような気が・・・
関係無いですが、バンダイビジュアル(現)が出してたのね。驚き!!
1985年日本作品 監督:早川 光
あらすじ
「多加子」と「瞳」は大の親友。
いつもの様に仲良く帰宅してると瞳が胸を押さえとうずくまる。
「心臓病かな?・・・」と言う瞳。
どちらかの心臓が悪くなれば、互いの心臓を与える
という約束をする二人。
悪い予感は的中してしまう。
瞳は心臓病で急を要する程に悪い・・・
多加子は約束を思い出す。「私の心臓を瞳に・・・」
心臓を移植すれば元気な自分は・・・苦悩する多加子。
「殺されてたまるか・・・」多加子は約束を破棄する。
; ̄ロ ̄)中略
多加子は脳死状態になる。
心臓移植は行なわれた。
切開される胸部。取り出される心臓・・・
実はこの時、多加子の意識は死んでいなかったのだ・・・
それから1年後・・・瞳の前に恐ろしい出来事が起こる・・・
見所
1:グロ映像
場面は多くないのです。その分、力が入ってます。
1番は心臓を取り出すシーンですね。
胸を裂き、肋骨を取り除き、心臓を取り出す。いや~本物みたいで生々しい。
続いては、心臓を奪い返しに多加子がやって来るんですが、
それを書くとネタバレなんでご勘弁。
2:演出
時期的には今頃ですね。秋の気配がする夏休み後半が舞台。
BGMのピアノの演奏も雰囲気作りに効果有り。
原作を読んでないので違いは解りませんが、30分の
短編にしては内容は濃いです。
ノスタルジックな映像。女子高生の”キャピルン”な感じ。
前半は静かに進むストーリー。
約束を守らない為に多加子が受ける罰。
脳死とは、本当に無意識なのか?
脳死移植の是非について考えてしまう内容。
蘇る多加子が瞳を追いかけるシーンは怪談物のよう。
ラストの不条理感。
ドクター役に死神博士を起用したのも怪しい雰囲気を出すのに有効だね。
評価
映像:B+(郷愁誘う)
演出:B+(素人のような娘が足を引張る)
グロ度:A(見せ場)
ストーリー:A-(前後半の落差が激しい)
総合:A-
。
http://blogs.yahoo.co.jp/pxsrx774/43115437.html
コメントから
>原作を始めて拝んだのは小学校高学年だったか?
多加子が心臓を意識が有るのに引きずり出されるシーンが
頭にこびり付き、何日もうなされた覚えがありました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これ、映画化されていたんですね。。( ̄▽ ̄;)漫画でも十分怖かったけど、
映画はリアルでしょうね。この漫画見て
臓器提供したくなくなった人も居たそうです
なので、迷ってる方にはお勧めしたい。。
漫画でも良いです。。
ほかにも、参考過去記事
米国やカナダ滞在中に脳血管の病気で意識不明になった
日本人で、家族らが現地の医師から「脳死」と説明された
にもかかわらず、帰国後に意識を回復した人が3人いたことが
中堅損害保険会社の調査で明らかになった。
東京都内で開かれた日本渡航医学会で、損保の担当者が
報告した。海外での脳死診断は日本ほど厳格でなく、
治療を打ち切る場合があることを浮き彫りにする事例で、
報告した担当者は「医療文化が違う国にいることを
はっきり認識すべきだ」と警告する。
報告によると、02〜05年度に、旅行や仕事で米国、
カナダに滞在中の旅行保険契約者9人が脳血管障害で入院。
主治医は家族や損保の現地スタッフに「脳死」と説明した。
うち3人の家族は「治療中止は納得できない」などと訴え、
チャーター機で帰国。日本で治療を受け、意識が回復した。
現代の早すぎた埋葬
http://photo-collage.jp/makoto/archives/2005/10/post_273.html
抜粋
エドガー・アラン・ポーの『早すぎた埋葬』
The Premature Burialでは「まだ生きているうちに埋葬されて
しまう……これこそは疑いもなく、これまで人間に降りかかった
極度の苦痛の内でも、最も恐ろしいものであるに違いない」と
書いています。
まだ意識があるのに「もうこの人は亡くなっています」
「これ以上延命措置をしても仕方ない」と耳元で言われる恐怖。
「助けてくれ」と叫びたいのに唇を動かせない絶望……。
乙一の短編集『失はれる物語』には、事故で植物状態になった
「私」が唯一動く右手で妻と交流する話が載っています。
視覚も聴覚もない真っ暗闇の中で生きる男の心情を鮮やかに
書いたせつない感動作なんですが、私はこのシチュエーションが
あまりに怖くて、「せつなさ」よりも「恐ろしさ」ばかりが
印象に残っているほどです。
楳図かずおもそんな恐怖を描いています。
名作短編『うばわれた心臓』では、不慮の事故で脳死した少女が、
心臓病で苦しむ親友の移植手術のために心臓を摘出されるというお話。
実はその少女、しっかりと意識があるのにもかかわらず、
ぴくりとも体が動かせないのです。
生きながら心臓を取り出されるシーンがもう恐ろしいのなんの。
これらの物語は「早すぎた埋葬」の別バージョンと言えますね。
今までは「こういうのはただのお話だ。実際にはないから大丈夫」
と自分に言い聞かせていたのですが、意識を取り戻した
イタリア人男性のニュースを聞いて震え上がりました。
ひょっとして「早すぎた埋葬」というのは思った以上に
起きているのかもしれません。
人の死をどこで線引きするかというのは、
ますます難しい問題になりました。
私は「リサイクルできるものは燃やさない方がいい」という
方針から、いつも持ち歩いているドナーカードの臓器提供欄の
全ての臓器に○をつけています。
でも「書き直した方がいいかなあ……」と思いはじめています
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関連記事
脳死は人の死ではないhttp://blog.goo.ne.jp/sakurasakuya7/e/bc5cfaaa39751714c5886abab3abe167
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楳図かずお先生のホラー漫画の実写「うばわれた心臓」見つからないんで。。。
気分転換におまけです
楳図かずおのスリラーhttp://www.youtube.com/watch?v=_4NUWr_8o9E&feature=player_embedded (*´∇`*) 。