所在地:阿南市羽ノ浦町岩脇字松ノ本71
取星寺(しゅしょうじ)は、高野山真言宗の寺院で、四国八十八箇所第十九番立江寺奥の院である。
阿波七福神霊場札所の福禄寿でもある。
明治時代の神仏分離令により取星寺と明現神社とに分離されたが、境内の配置が神仏習合を色濃く残している。
寺域には、明現神社と、福禄寿を祀る星三宝大荒神王がある。あまり知られた寺院ではないが、綺麗に整備されている。
星三宝大荒神王・奥の院。岩脇城址の山頂付近に鎮座している。
新四国八十八ヶ所巡りがあり、こちらも綺麗に整備されていた。距離的にもそれほど無いので、
いい運動になる。ただ、88箇所まで行くと駐車場に戻るのが少し億劫になるかも。
■岩脇公園 香風台展望台
岩脇地域は地元限定で桜の名所として知られているが、近年岩脇公園が整備されて綺麗になっており、
阿南市の海まで見える展望台が作られている。こういう場所は今までなかったので個人的に嬉しい。
もともとこの岩脇城址には「青雲城」という模擬天守のような老人憩いの家があった。カーナビには
青雲城という名で登録されているのもある。この場所は、もっと阿南市近郊の人に認知されてほしい
価値のある場所だ。
2023年8月31日に撮影。その年で最も大きく見える満月を「スーパームーン」という。