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小泉八雲旧居/小泉八雲記念館

2011年03月26日 | 中国
住所:島根県松江市北堀町315
備考:国指定史跡

小泉八雲旧居(ヘルン旧居)

怪談「雪女」「耳なし芳一」で馴染み深い明治の文豪・小泉八雲(こいずみ やくも)こと
ラフカディオハーンが、英語教師として松江に赴任して、セツ夫人と結婚した後、
念願であった旧士族根岸家の「武家屋敷」を借りて、1891年(明治24年)5月から
熊本に転任する11月までの6か月間住んだ邸宅である。



小泉八雲記念館(こいずみやくもきねんかん)は島根県松江市の塩見繩手にある
ラフカディオ・ハーンこと小泉八雲を記念する文学館である。

塩見繩手とは、初代出雲藩主・堀尾吉晴が1607年(慶長12年)から1611年にかけて
松江城築城の際に、城地の亀田山と北側の赤山の中間にあった宇賀山を掘削して、
内掘とそれに並行する道路および侍屋敷を造成してできた城下町の造りです。

縄手とは、縄のように一筋に伸びた道路をいい、ここには中級武士の家中屋敷が
立ち並び、中でも塩見小兵衛が、後に異例の栄進をしたため、それを称えてこの通りを
塩見縄手と呼ぶようになりました。この道は日本の道100選に選出されています。



「小泉八雲旧居」の西隣に新築された木造平屋建ての和風建築の館を施設として、
昭和9年(1934年)に開館した。 現在収蔵品は、八雲の遺品、著書、関係図書・
資料、妻セツの遺品など、1千点以上に及ぶ。



盛り砂。日本刀は普段使わない状態ではよく切れないことがあるので、
一大事が起こった場合、この砂に数回切りつけて、すぐに実戦に使用できる
ようにするため武家屋敷の門から玄関までの内には必ず設けてありました。


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