エドゥアール・ヴェイヤール

ゾーヌ・エ・ロワール県キュイゾーに生れる.パリのリセ・コンドルセに人学，同窓生にケル・グザヴィエ・ルーセルとモーリス・ドニがいた.のちにアカデミー・ジュリアンでピエール・ポナール。ポール・セリュジエと出会い，彼らがナビ派として19世記末の芸術運動の中心的存在となる.

ヴュイヤールの画風の展開こは主にファン・ゴッホとポール.ゴーギャンが影響を与えた.1890年にはそれまでのマネ風のス夕イルに基づいた厳格なレアリスムによる初期の画風を捨てて，色彩を平面化し，パー夕ン化した区切りを川いて描くようになる.

グラン・アラべスク―初心

ドガは公共の記念物の制作には全く興昧を示さず，《小さな14歳の踊り子》を除いては彫刻を公に展示することもなかった.むしろ彫刻はドガにとって私的な表現手段であり.スケッチや素描に近いものであった.

この《グラン・アラべスクー初心》のような人物像に.我々はドガの彫刻の創作過程の一端を垣間見ることができる.例えば，形態の明晰さや両脚と上半身の巧妙な肉づけは，驚くほど不器用に見える右腕や，スケッチ風で未完成に見える両手とは対照的である.このような慎重に仕上げられていない細部には，彫刻家が構想を変更したために生じたもの.

フィリピン“黒魔術の島”で心霊治療、ほれ薬を体験

　フィリピンの人気リゾート・セブ島から、フェリーとバスを乗り継ぎ、丸１日。サンゴ礁に囲まれたシキホール島はダイビングの聖地だが、ひそかに“黒魔術の島”としても知られている。

　「日本にいるフィリピンパブのオネーチャンにこの島のことを聞くと、みんな怖がる。『絶対に行っちゃダメ！！』と言うくらい呪われた島。自分も行ってマニラに帰ってきたら、交通事故に２回遭った。『島でお守りを買わなかったからだ』と同僚フィリピン人に言われた」とはマニラの日本語情報誌の男性だ。

　聞けば、その島の呪いを解くためだけに島を再訪し「アンティン・アンティン」という赤い十字のお守りを購入。以来、男性は不幸に見舞われていないという。

　周囲８０キロほどの島の海岸線沿いにいくつか街があり、宿泊施設が並ぶ。観光客と地元民の出会いの場的なディスコなどもあるが、スピリチュアルスポットも点在。ケガの治療に良いといわれる癒やしの泉、大量のホタルで燃えているかのように見える場所、そして魔術師たちが暮らす島中央のサンアントニオ村など。