南国の遊び部屋

鹿児島の祭りや観光地についてゆるーく報告してますが、最近オタッキーな記事が大半だったりします。
遊び部屋ですから(笑)

鬼火たき2010

2010-01-11 | 鹿児島の祭り・観光地
無病息災を祈って、やぐらに火をつける「鬼火たき」は、正月7日頃に鹿児島県内各地の田んぼ・浜・河川敷などで行われます。
竹で組んだやぐらに火をつけ、竹がはじける音で鬼を追い払います。
長崎・佐賀・熊本・福岡など他の九州県内でも「鬼火たき」が行われています。

小正月に行われる火祭りの行事は、全国的には1月14日頃に「左義長(三毬杖・さぎちょう)」とか、「どんと焼き」など地方それぞれの呼び名で行われているようです。

2010年1月9日土曜日に霧島市隼人町日当山の天降川河川敷でも「鬼火たき」が行われました。
国分隼人天降川縄文ライオンズクラブ主催で2003年から行われており、午後4時から子供の描いた鬼の絵の飾りつけや、ぜんざいのふるまい、神事があり、午後6時に点火されました。

火をつけると、一気に上まで(20メートルの高さ)燃え広がります。

すぐに、上方は燃え尽きましたが、下のやぐらは燃え続けました。

火で暖まります

「パーン」と、竹が破裂する音で鬼が逃げていくそうです

ギャラリーも多数


地域ごとに「鬼火たき」のやり方が少し異なり、もちを焼いて食べたり、昼間に行ったり、いろいろです。

1月14日頃の「どんと焼き」ではお正月のお飾りや門松を焚き上げたりするようです。

沖縄那覇市・波の上宮でのドンド焼 (H18年1月15日)

去年の御札やお守りなどを焼き、御神火にあたることで一年の無病息災・家内安全を祈願します



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