抜群のセンス

ロンドンでの出来事です。スクール初日、トイレに閉じ込められました。ヨーロッパを旅していると、時々鍵のトラブルに遭います。今回も鍵を掛けた瞬間、なんとなく嫌な予感がしました。案の定、出ようと思っても鍵がびくともしません。押したり、引いたり、たたいたり、悪戦苦闘すること１５分！叫んでみても誰も来ません。力尽きました！と、思い出したのが防犯ベル。ロンドンに一人で行くと言った時に、友人から「ロンドンは本当に危ない街だ」とさんざん脅かされたので、小学生が持つような防犯ベルを持って来ていたのです。思いっきりピンを引き抜きました。ピーピーと大音響のベルがなり響き、地下の事務所からおば様が飛んで来て「しっかり扉を押しながら、ゆっくり右に鍵を回して」とご指導下さったのです！２～３回トライした後、鍵がカチャンと音を立てて外れました。その、忘れがたいトイレの窓辺に飾られていた花です。シンビジュウムのリップの色とグラスの中のサンドの色が同じ。抜群のセンスです！

パリの花屋さん

レッスンを行った花屋さんの店内です。花はキーパー（冷蔵庫）に入れないで、そのまま店内に飾られています。花の飾り方も素敵ですが、さりげなくおかれた小物の演出が効果的です。こんなバラのブーケを贈られたら幸せでしょうね！
ブログ初心者の私は、上手に画像が取り込めません。複数の写真を掲載したり、大きい写真を載せる時は、どうしたらいいのでしょう?どなたか教えてくださいませんか？

パリスタイルのブーケ

今日はパリスタイルのブーケです。ジャルダンド・ローズ（庭のバラ）という香りの良いバラとパリでも人気のピエールド・ロンサール、ニゲラ、セルシア、胡蝶蘭、苔球をスパイラルにまとめたナチュラルブーケです。最後にジャスミンのつるで束ね、チュールレースでステムを覆います。その後が驚き！ピンクの紫陽花をステムに挿し込むのです。水落が心配な紫陽花ですので、なかなか実用は難しいかもしれませんが、斬新なアイデアですね。綺麗なブーケが出来上がりました。

パリのアレンジ

しばらくご無沙汰してしまいました。いきなり、パリのエコールド・フルールで習ったアレンジに話が飛んでいます。かの有名なホテルクリヨンにフラワーアレンジを教えるスクールがあります。日本語通訳付きのコースもあるそうです。私は、日本人デザイナーが主催するコースに参加して、アレンジとブーケを作成をしました。最近、パリでは庭に近い雰囲気を感じさせるアレンジが流行っていて、製作したのも苔球を使ったアレンジ、ブーケでした。また、花を前後左右に広げずに、コンパクトにまとめるとか・・。この日は、季節の芍薬、スイトピー、アイビー、苔球、ビバーナムを使い、白とライムグリーンでまとめた結婚式用のアレンジです。白いチュルーレース、ライムグリーンのキャンドル、白い鳥を飾り付け、お洒落に完成！ホテルの中庭で記念撮影です。