城の記 2.0

気の向くままにふらふらと、
投稿日と記事との時系列は一致していません、あしからず。

守屋山城(南尾根から東尾根へ)

2016年03月07日 | Weblog
守屋山城(長野県伊那市)の記事からのつづきです。

守屋山城主郭から南側尾根にも多くの遺構が見られます。

主郭からこれから進む南側を見下ろす。


尾根の東西は急斜面。


いくつもの郭と堀切を見ながら下って行く。


だんだん郭と堀切の間隔が短くなる。


そして段差も低くなり階段状に。


そして、尾根は急な下りとなる。


「図解 山城探訪 第四集 改訂上伊那資料編」(宮坂武男著 長野日報社刊)では、
ここまでが城跡として図面化されています。

さらに下に古道があるようなので下ってみました。

下って行くと尾根と古道が合流します。


尾根上の古道は、人が歩いて自然に削れた以上に尾根の中ほどをM字状に深く通っています。

途中で鍵の手に折れているようにも見える。

南側の始まり部分。


そして続く南側は細尾根。


振り返って見る。


細尾根の先は狭いが小高くなった祠のある平場。




そして南側下に堀切状の地形。


下り近づく。

この先は立入り禁止となっていました。

M字状の尾根、細尾根、堀切と続き、この辺りまでが城域なのではと暫し妄想。
尾根との分岐まで古道を引き返す。

分岐からは尾根の東側を古道に沿ってトラバース。
少し開けた所で、白く光るのは高遠高校か、背後に長谷も見通せる。


画像では見づらいですが、竪堀と思われる痕跡が見える。


分岐する小さな尾根にも堀切が見られる。


古道はやがて東尾根と合流。
そこから東尾根上を西側の主郭へ戻る。

主郭に近づく辺りで一つ目の堀切。


そして主郭直下の二重の堀切。
堀底から主郭を見上げる。


主郭へは両手も動員して這い上がる。
そして見下ろした東側。


陽が傾いてきたので心地よい疲労感と共に帰路につく。






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