所在地:長野県伊那市西春近城
別名:花田城、城田城
築城:鎌倉時代
築城者:小井弖氏
現状:山林、耕作地、宅地
遺構:郭、空堀、土塁
状態:良
表示等:説明板(伊那市教育委員会)
文化財指定:伊那市文化財(史跡)
駐車場:なし
西春近北小学校の西200m程に位置しますが、間には戸沢川支流の深く切れ込んだ沢がありますので大きく迂回していくことになります。
南の沢に下って行くと沢の深さを実感できますが自動車だとちょっと厳しいです。
北に向かいます、150m程で道は左に弧を描いて西へ向きを変えますが道は広くなります。
保育所、集会所と過ぎて民家の手前に左に入る道がありますのでそこを入って行くと城址となります。
道が沢に下り始める所が空堀で、東側に小高い郭があり本郭と思われ標識と説明板が立てられていました。
土塁があったようなのですが、確認出来ませんでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/32/9e6c1cdb9389a6dd7e908a8e6a3a5387.jpg)
主郭北側の説明板。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/c1/47a02d04c5c96db1193b644cdc508ab6.jpg)
夏場だと厳しいだろうと思いながら東端に進むと薮が開けて見事な二重堀が見えます。ちょっと感動しました。
堀の向こう側にも郭があるようでしたが藪が苦手なので断念しました。
北側も郭のようです。