サンデートレッカー 

中年の素人が山登りを始めました
17年10月より記録開始
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岐阜県各務原市発

塩見岳(しおみだけ 3052m)鳥倉林道コース日帰り 長野県・静岡県

2007-10-08 08:35:52 | 
19年 10月 7日(日) 晴れ  9(P)~12(頂上)~12(P)℃   タカ・ダイ 2人

~家から松川ICまで 116km。 ~松川ICから鳥倉林道終点Pまで(地図)42km。
~比高 1452m。  ~累積比高約 2230m+α (国土地理院の地図で計算しました)。  
~歩行往復 20~22kmぐらいか?(アルプス登山ガイド参照)。
~往路 5時間50分。  ~復路 5時間8分。


【 登山ルート 】

~1:45 出発。 ~3:33 松川IC。 ~4:50 鳥倉林道終点P着(1600H)。 
~5:05 登山開始。 ~5:36 登山口着(1770H)。
~7:25 三伏峠(2610H)。  ~8:24 本谷山(2658H)。 ~9:49塩見小屋。 ~10:55 塩見岳東峰頂上(3052H)。

~12:06 下山開始。  ~14:58 三伏峠。  ~16:30 登山口。  ~17:14 鳥倉林道終点Pに戻る。


~今日の目的地は南アルプスの塩見岳。
~8月に登った空木岳から見えた富士山と重なった勇姿にロックオン。
~8月後半から日曜日ごとにいまいちの天気でやっとチャンス到来。
~同行者のダイとは高2の甥っ子で、私のスペア靴が普通に履けたので連れて行くことになった。
~初めての登山が塩見岳日帰り登山とは、なんと幸運(不幸)な男子であろうか。


【 ゲートから駐車場 】 【   登山口   】 2枚とも下山後撮影
~4:50 鳥倉林道終点駐車場(1600H)着。 ~最後まで舗装良好。
~暗い夜道もカーナビのおかげで迷わず来れたので本当に助かる。
~三連休の中日とあって駐車場は満車。 ~わりと近い所にUターン路駐できた。
~下山後分かったが、正規に60台程駐車可能。 ~離れていくがUターン路駐可能。
~入口に男女別水洗トイレ有り(スゴイ)。 ~トイレから10m離れた所に水場もあり。

~5:05 登山開始。 ~まずは舗装路を進む。 ~ランプを点けなくても見える。
~5:36 登山口(1770H)着。 ~登山届を提出して再スタート。


【  登山道  】 【 豊口山分岐 】 【 三伏峠への道 】
~豊山口のコルまでは、普通の里山道と変わらぬ雰囲気の道を登る。
~ダイの登る速度が速く、気がつくと視界から消えていて、座って待っていることの繰り返し。
~さすが高校生と感心しつつも、つられてハイペースにならないように我が道を行く。
~何と言っても往復20km以上の長丁場は、慎重なペース配分が大事である。
~ダイが3kg・私が7kg背負っている。 
~日帰りトレッカーの特権で非常に軽いのが救い。


【   三伏峠   】 【三伏峠小屋が見れる】 【 三伏山から塩見岳 】
~7:25 三伏峠(さんぷくとうげ 2610H)着。 
~日本で一番多高い峠だそうです。
~此処や塩見岳は山梨県との県境と思っていたが、静岡県との県境との事を知り1人で感心する。
~2時間20分で1000m程標高を稼げたのでまずまずのペース。

~三伏峠から10分程で三伏山山頂着。 
~中央アルプス、南アルプスの殆んどの山々が見渡せる360度の展望台。
~ここで塩見岳がやっと全貌を現す。
~なんともスケールの大きい山であることが判明する。
~約半分を登ってきたことになるが、目的地は遥かに遠く、残りの距離の長さにため息がでる。
~天気は超快晴ではないが晴天で、このような日に登山できるのは十分幸運でやる気が出る。


【 本谷山から間ノ岳・農鳥岳 】
~8:24 本谷山(2658H)通過。 
~9:49塩見小屋通過。
~大きな鞍部が2箇所有りバテバテになりながら牛歩で進む。
~気温は10度ぐらいで気温による暑さはなく、己の体内からの熱さとの戦い。


【塩見小屋付近から天狗岩・西峰】【  天狗岩への道  】【  西峰3045m  】
~塩見小屋を過ぎて少し行くと、荒々しい岩壁の天狗岩・塩見岳西峰頂上が現れる。
~勇壮な景色を真近にして、登山がクライマックスを迎えたことを悟り元気が出る。
~少し危険な岩壁を黄色のペイントを頼りに黙々と登り西峰まで登りきる。


【 西峰より東峰 】 【 東峰頂上標柱 】
~そこに待っていたのは、最高峰の東峰と雲海から突き出た富士山の勇姿。
~10:55 塩見岳東峰頂上到着(3052H)。
~さえぎるものは何も無い360度の大展望。
~痛快な風景に酔いしいえる。
~6時間近く登って来た甲斐があった。

~富士山のよく見える標柱東側の一段下で昼食。
~頂上の標柱周りは狭く記念写真が撮れる程度。
~西峰への道や静岡県側への道やら何処でも座れるので、休憩する所には困らない。


【 東峰より西峰 】【 富士山のズーム 】 【下山時撮影 塩見岳】


【 北側 千丈ヶ岳・甲斐駒ケ岳・北岳・間ノ岳・濃鳥岳 等々 】


【 南側 荒川岳・赤石岳 等々 】

~北側も南側も塩見岳に負けず劣らずスケールの大きい山々がそびえる。
~今後どの山が日帰りで登れるか、帰って調べるのが楽しみである。

~12:06 名残惜しいが帰の道のりも長いので下山開始。
~本谷山まで250mH・三伏山まで100mHの登り返しがあり、この2箇所の鞍部がコースの累積比高を加算する。
~ダイも少しバテ気味だが登りが速い、私は足が重く登りがキツイ。
~あの若さと体力が自分にあったら何処でも行けそうでうらやましい。 
~14:58 なんとか三伏峠通過。 
~後は下るのみでホッとする。
~私は故障中の右膝が痛みだし、ダイも左膝が痛いようで、下るのに時間が掛る。 
~16:30 やっとのことで登山口に戻る。 
~後は少しずつ下る舗装路である。 
~17:14 鳥倉林道終点Pに戻る。 
~朝は30分で来た道を45分掛った。
~12時間以上かけて登山は終了。 
~周りはもう薄暗くなっている。
~無事に戻れた安堵感と登山が終わった開放感に、何とも言えぬいい気分になれた。


~塩見岳は展望良好なスケールの大きい山で、私にとって日帰り登山がギリギリ可能な山でした。
~今後も年に一度ずつは北ア・中ア・南アに取り付きたい。
~大変疲れたが、天気にも恵まれ大満足の登山でした。
                           
                                 以上   HPへ

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