ペット・ロスな日々  

誰かが言った。愛する猫を失うと、心に猫型の穴があくと。
その穴がふさがることはない。けれども...

迷ったら買わない

2011-06-20 | 日記
パーティに招かれて、ドレスを買うことにした。
(この季節の物を持っていなかったので)

自分としては、早めに探し始めた。
色やイメージも決めた。

でも、
なかなか気に入るものがない。
色が、素材が、値段が・・・。

もういいかげん妥協して買おうかな、と思った時、ふとある言葉が頭をよぎった。

「迷ったら買わない」

最近、著名スタイリストさん等が書かれた本をよむと、異口同音に
「迷ったら買わない」という言葉が出てくる。

迷う、ということはどこかに納得がいかないから。
納得しない物を買うと、結局、1度しかきなかったり、欠点をカバーするための小物を買ったり高くついてしまう、ということになるからだそうだ。

確かに思い当たるふしがある。


そこで、
手持ちの服にコサージュ等をつけることにしようと思い、お店の方には大変申し訳ないが取り置きしていたドレスをキャンセルした。

これを逃したら、もう気に入ったドレスに巡り合えないような気もした。


今日、あるお店の前を通った。
どのコサージュにしようかな、と選んでいると、
あるドレスが目に入った。

色はイメージより若干暗めだが、
デザイン、質感、形が希望どおり。
何よりあつらえたように自分のサイズにぴったり合った。
値段も予算の上限ぎりぎり。

試着したまま、コサージュを選んだ。
着ているうちにどんどんなじんでいく感じがした。
お店の方も親身になっていろいろアドバイスをくださった。

購入を決めた。

包みを待っている間に、ふと目に入った六曜表。
今日は「大安」だった。「大安の日」に買ったドレスで祝福するのはすてきなことと思えた。

やはり、
「迷ったら買わない」にうそはないようだ。


気持ちのよい買い物ができた。
よい日だった。



紅茶ポットが割れた

2011-06-02 | 日記
よく壊すなあ、と思われそうですが、物は大事に扱う方です(念のためw)

10年くらい前に、海外(アジア)で、その国に初めてできた○印良品で買いました。
当時その国では、紅茶ポットといえば、高級ブランド品か、これー?というものかどちらかしか売っていなくって。
シンプルでいいものが手に入ってよかったと思いました。

日本に帰ってからも愛用していたのですが、10年くらいたつとどんどん改良品がでてきます。
茶こしフィルターが底に達していなくって、1杯分が作れなくて、なんとなく使いづらいなあ・・・
買い換えたいけど、まだ使えるし…と思いつつ、しょうがなく使っていました。

先日、手が滑って、床に落ちました。
みごとに割れました。

そのとき、ふと思ったのです。

紅茶ポットは、自ら幕を引いてしまったのではないかと。
なんとなく、うっとうしく思っていた私の手からするりと抜けて行ったのではないかと。


悪いことをしたと思いました。

まだ、新しい紅茶ポットは買っていません。