『明治天皇がすり替えられた。』
とするような論調に対しまして、
「それがどうした?」
というのが、まずは率直な想いであります。
仮に、すり替えられたことが事実であったにせよ、
これまで多くの先人先祖たちが、皇室とともに、
激動の時代を歩んできたことに変わりはないのですから。
江戸から明治へと時代が急激に変化し、
世界の国々を植民地化し続ける欧米列強との対立のなかで、
当時の先人たちは、老若男女問わずに臣民が一体となり
必死の覚悟をもって尽力されたわけであります。
その結果として、約150年後の現在においても、日本国が存続しているのです。
戦前の皇国史観といいましても、戦地へ向かわれました先人たちの多くが、
天皇陛下万歳ではありませんでした。
両親や兄弟姉妹を想い、そして生まれ育った故郷に対する想いというものを
強く抱いていたことでありましょう。
そして未だ見ぬ子孫のためにと・・・
筆者としましては、戦地へ赴き、尊きその生命を捧げられた英霊ばかりでなく
その時代を生きた人すべてが、靖国神社に祀られていてもおかしくはないと感じております。
それがたとえ社会主義革命論者であろうともです。
日本という国を想う気持ち、
両親や兄弟姉妹を想う気持ち、
生まれ育った故郷を想う気持ち、
いずれにおいても、右も左もなかった時代、
それが明治から昭和初期にかけてのわが国でありましたから、
現在の日本社会のように、イデオロギーの違いで右・左へと分かれ、
自己都合だけでその正邪を図るというのが主流になっていることと比較すれば、
その違いは明らかなわけであります。
そして、いずれは科学が進歩し、タイムマシンなるものが完成されれば
否応無しでも、歴史事実が証明されることになりますから
それまでは、純粋な気持ちで歴史ロマンを楽しめば良いだけだと思いますが、
しかし戦前まの歴史を歪曲し、われわれの先人先祖を貶めるような陰謀論を用い、
あたかも「それこそが事実である!」というような論調は控えるべきだと考えます。
さらには、その時代、その時代に想いを馳せ、
悠久の歴史を誇るわが国のロマンというものを
純粋に感じてみようと思われてる方も多いわけでありますから、
そうした方々の想いというものもまた、大事にしていただきたいものです。
【 ご訪問、有難うございました。 】
↓↓モチベーション維持にご協力お願い致します。m(_ _)m
コメント一覧
ゆぅすけです。
小平次
最近の「國家・國民の在り方」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- 現代語訳:十七条憲法(17)
- 雑記(142)
- 政治(86)
- 経済(56)
- 国防(24)
- 家族(18)
- 教育(31)
- 人権(32)
- 宗教(4)
- 時事(24)
- 特亜(22)
- 欧米(9)
- 海外(40)
- 科学(4)
- 通信・情報(36)
- 倫理・道徳(42)
- 和の心・聖徳太子(54)
- 國家・國民の在り方(40)
- N国党関連(30)
- 論語(180)
- 現代語訳:学而(17)
- 現代語訳:為政(24)
- 現代語訳:八佾(26)
- 現代語訳:里仁(26)
- 現代語訳:公冶長(28)
- 現代語訳:雍也(30)
- 現代語訳:述而(37)
- 現代語訳;泰伯(21)
- 現代語訳:子罕(30)
- 現代語訳:郷党(4)
- 現代語訳:先進(0)
- 道歌(0)
- 詩(17)
- お気に入り動画(20)
- お魚釣り(84)
バックナンバー
人気記事