洋楽フリークス

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VOL.38 珠玉のバラード~Damn Yankees

2008年02月19日 02時57分33秒 | 私の洋楽歴
まずはDamn Yankees(ダム・ヤンキース)のご紹介をします。

【上記写真のL→R】
Tommy Shaw【トミー・ショウ】 - (G.、Vo.)
 元Styx。私はトミーの超透きとおりハイトーンVoiceが大好きです。
 意味もわからず、胸がキュンとしてしまいます。

Ted Nugent - (G.、Vo.)
 バンド、というよりもソロの活躍キャリアの方が長いような気がします。
 というか、超有名曲、”Cat Scratch Fever”くらいしか知りませんが・・・○凹

Jack Blades - (B.、Vo.)
 言わずと知れた、Night Rangerのオリメン。
 しかも、B’zの松本孝弘が結成していたTMGのベーシスト。
 TMGはTak Matsumoto Groupの頭文字で、Michael Schenker Group=MSG、のパクリ。
 話がどんどんDamn Yankeesから離れていってしまった・・・。

Michael Cartellone - (Dr.)
 どうやら今はLynyrd SkynyrdのDr.らしい。彼のHPは凝っている。コチラ
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
どういった経緯かは忘れたけど、確かNight Rangerが解散したとかで、結成したアメリカン・ロックバンドっていう位置づけだったように思う。
私が初めて彼らを観たのは、当時MTVで超ヘビロテされていた”High Enough”のPV。やたらがっちりとしたギタリストが弾きまくっている、でもあま~いバラードを歌っているバンド、という印象でした。でも、何度も観ているうちに、Tommyの透きとおったハイトーン・ヴォイスに心奪われてしまったのが、彼らを聴き始めたきっかけです。ちなみに当時はNight Rangerは知っていましたが、Styxって何それ?っていうレベルでした(笑)。

このアルバムがリリースされたのは1990年。いわゆるL.A.メタルブームは下火となりつつあったんですが、ベテランかつ新人の名盤は多くリリースされた年であったと思います。
Judas Priest『Painkiller』、Queensryche『Empire』、Megadeth『Rust in Peace』(と、Steve Vaiの『Passion & Warfare』も入れさせてー)がベテラン勢、新人勢はというと、The Black CrowesやJane’s Addiction、Panteraのメジャー・デビューアルバムです。
で、ベテランでもあり、新人バンドでもある彼らのデビューアルバムがこちら。
Damn Yankees

Warner Bros.

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1. Coming of Age
2. Bad Reputation
3. Runaway
4. High Enough
5. Damn Yankees
6. Come Again
7. Mystified
8. Rock City
9. Tell Me How You Want It
10. Piledriver

好きな曲(おススメ曲)にを付けています。
ちなみに最高点はです。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
というか、曲順無視で紹介しちゃうけど、#3の”High Enough”は私にとっては珍しく『アルバムでイチオシ曲がバラード』っていう曲なんです。
MTVでめっちゃオンエアされただけでなく、確か、リーバイスのCMでも流れてなかったっけ、この曲?なので、知っている人が大半だと思いますが、まぁ、懐かしくPVでも見てみてください。

いやー、トミーのクリスタル・ハイトーン・ヴォイス(←と、私が勝手に名づけて呼んでいる)が最高だわ。
テッドの「なぜかドアを蹴破って入ってきて、銃弾をもろともせずギターをかき鳴らす」シーンも意味不明で素敵ですけど、やっぱり、このバンドの最高の魅力はトミーとジャックのハモリング。(とテッドのワイルドなギタープレイ?)
またこれ、歌詞がなかなかいいんですよね、臭くて。

Don't say good night (bye),Say you're gonna stay forever Oh, all the way

きゃー、言われてみたいし!←誰に?
でも、歌詞がわからなくても、PVがなくても、曲を聴いているだけでウルウル涙腺が緩んでしまいます。

さて、他の曲も粒揃いなんですよね、このアルバム。

#1,#3,#9あたりは、良質のアメリカン・ロック。TommyとJackの声質それぞれいいところを活かし、かつ、ここぞという時にハモる、そのポイントが絶妙です。
ハードロックと一線を画しているところは、メロディはコテコテなのに、全然力が入っていないように聴こえるところかなぁ。やっぱり、アコースティック音も入れていたり、何よりも高音をベースとしたコーラスのせいなのかしら。さらーっと、かる~く明るく演ってる(歌ってる)感じ。カラッ晴れた空の下、ドライブの時にヘビロテしたい曲たちです(そして、大声で一緒に歌う、みたいなw)。

そして、哀愁系の曲、#6もおススメ。アコギのイントロが聴こえた瞬間に涙腺が緩みます。曲本編に入ったら、テンポはスローなんですが、このアルバムの中ではある意味、一番Heavyな曲なんじゃないかって思います。Tedが頑張って弾いているし、JackのVocalも感情移入たっぷりっちゅーかね、かなり力が入っています。
(音量もさることながら)曲通してのテンションの、クレッシェンド加減が素晴らしい曲です。Tommyは完全に裏方に徹しているんですが、Volume落とし目でのサビメロでハモりは、彩を豊かにしていますね。

いやー、今でもふと聴きたくなると、アルバム1枚丸ごといっちゃいます。
アルバム2枚で事実上の解散をしてしまったのが惜しい(3rdがあったらしい、という噂もありますが)。
解散後は、Shaw Bladesを結成(バンドというかコンビ。こう書くとお笑いコンビみたいやなぁ)していたみたいですが・・・。

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4 コメント

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イイですね! (atomyy)
2008-02-20 00:02:44
実は以前から気になっていたんですが、
聴かずにそのまま忘れていたDamn Yankees。
Tommy Showのヴォーカル初めて聴きました。
イイですね~。
Jackの声も好きですが、Tommyのハイトーンもイイです

このCD、機会があったら手に入れたいです
返信する
ハイトーン、最高! (yumiko-98)
2008-02-20 01:09:47
atomyyさん、こんばんは♪

確かにみんな忘れているであろうDamn Yankees、当時はすっごいバンドだと騒がれたものです。
前評判だけじゃなくて、このアルバムは秀作だったので、ぜひ1度聴いてみてください。

ちなみにヤフオクあたりでは500円くらいで売ってますよ~(喜んでいいのか、悲しむべきなのか・・・)
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Unknown (nr)
2008-02-20 17:35:29
ご無沙汰しております。
High Enoughは、ガンマレイのライブ前BGMにメンバーが好んで流してたとか と和田誠が言ってた記憶があります。
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ご無沙汰です~ (yumiko-98)
2008-02-23 02:55:01
nrさん、ご無沙汰してます~♪

>High Enoughは、ガンマレイのライブ前BGMにメンバーが好んで流してたとか と和田誠が言ってた記憶があります。

Gamma Ray!こってこてのジャーマンメタラーなのに(笑)
メタラーであろうと、女子であろうと、この曲は名曲だってことですね。

そうそう、和田誠さん、最近FM COCORO(76.5MHz)で火曜日の深夜24時から1時間ほどレギュラー番組はじめたみたいですね・・・まだ聴いたことありませんが。しかも放送開始が1月1日の深夜って・・・(笑)すごい、FM COCORO
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