水道水のずさんな検査

これから日本は梅雨の時期を迎えますが、
日本中に堆積した放射性物質は、雨に流されて地下水に溶け込んで行きます。
これからは地下水を水源とする水道水が極めて危険な状態になりますが、
水道水の検査がどのように行なわれているか、皆さんは具体的にご存知でしょうか？
検査項目は５０種類あり、それは配水場で３箇月に１回、
蛇口から出る水は半年に１回しかチェックされません。
つまり、テロリストが水道水に毒を混ぜても、
簡単に無差別殺人ができてしまうほど隙だらけの状態にあるのです。
そういうことは知ってましたか？
日本は悠長な国なので、リスク管理は厳しくありません。
何か問題が発生して管轄の市役所水道課に訴えても、元々仕事をしたくない人達ですから、
法律を持ち出して理屈を捏ね、一切認めようとしないでしょう。
そんな基盤の上に放射性物質が流れ込んでも、市民のために自ら進んで問題視し、
法律にないことをわざわざ取り上げると思いますか？
市民の安全のために、わざわざ仕事を増やすようなことをする人達だと思いますか？
大事なことであっても、何もなかったことにしようとする人達なのは分かりますよね。

水道水の検査項目は以下の５０種類です。
http://www.nittech.co.jp/E04/water/kijun01.html
http://www.ocsweb.co.jp/kouseiroudousyourei.htm
（1）一般細菌、（2）大腸菌、（3）カドミウム及びその化合物、（4）水銀及びその化合物、（5）セレン及びその化合物、（6）鉛及びその化合物、（7）ヒ素及びその化合物、（8）六価クロム化合物、（9）シアン化物イオン及び塩化シアン、（10）硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素、（11）フッ素及びその化合物、（12）ホウ素及びその化合物、（13）四塩化炭素、（14）1、4-ジオキサン、（15）1、1-ジクロロエチレン、（16）シス-1、2-ジクロロエチレン、（17）ジクロロメタン、（18）テトラクロロエチレン、（19）トリクロロエチレン、（20）ベンゼン、（21）クロロ酢酸、（22）クロロホルム、（23）ジクロロ酢酸、（24）ジブロモクロロメタン、（25）臭素酸、（26）総トリハロメタン、（27）トリクロロ酢酸、（28）ブロモジクロロメタン、（29）ブロモホルム、（30）ホルムアルデヒド、（31）亜鉛及びその化合物、（32）アルミニウム及びその化合物、（33）鉄及びその化合物、（34）銅及びその化合物、（35）ナトリウム及びその化合物、（36）マンガン及びその化合物、（37）塩化物イオン、（38）カルシウム、マグネシウム等(硬度)、（39）蒸発残留物、（40）陰イオン界面活性剤、（41）ジェオスミン、（42）2-メチルイソボルネオール、（43）非イオン界面活性剤、（44）フェノール類、（45）有機物(全有機炭素(TOC)の量)、（46）pH値、（47）味、（48）臭気、（49）色度、（50）濁度

一方、放射性物質の種類は以下の通りです。
http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/4_1.html
水素３（半減期12.3年）、炭素１４（半減期5730年）、リン３２（半減期14.3日）、カリウム４０（半減期12.8億年）、カルシウム４５（半減期163日）、クロム５１（半減期27.7日）、マンガン５４（半減期312日）、鉄５９（半減期44.5日）、コバルト５８（半減期70.8日）、コバルト６０（半減期5.27年）、亜鉛６５（半減期244日）、ストロンチウム８９（半減期50.5日）、ストロンチウム９０（半減期29.1年）、ストロンチウム９１（半減期9.50時間）、ストロンチウム９２（半減期2.71時間）、イットリウム９０（半減期2.67日）、イットリウム９１（半減期58.5日）、ジルコニウム９５（半減期64.0日）、ジルコニウム９７（半減期16.9時間）、ニオブ９５（半減期35.1日）、ニオブ９７（半減期1.20時間）、モリブデン９９（半減期2.75日）、テクネチウム９９m（半減期6.02時間）、ルテニウム１０３（半減期39.3日）、ルテニウム１０６（半減期1.01年）、ロジウム１０５（半減期1.47日）、ロジウム１０６m（半減期2.20時間）、銀１１０m（半減期250日）、アンチモン１２５（半減期2.77年）、アンチモン１２７（半減期3.85日）、テルル１２９（半減期1.16時間）、テルル１３２（半減期3.26日）、ヨウ素１２９（半減期1570万年）、ヨウ素１３１（半減期8.04日）、ヨウ素１３３（半減期20.8時間）、セシウム１３４（半減期2.06年）、セシウム１３６（半減期13.1日）、セシウム１３７（半減期30.0年）、バリウム１４０（半減期12.7日）、ランタン１４０（半減期1.68日）、セリウム１４１（半減期32.5日）、セリウム１４３（半減期1.38日）、セリウム１４４（半減期284日）、ネオジム１４７（半減期11.0日）、ラジウム２２６（半減期1600年）、トリウム２３２（半減期140億年）、ウラン２３５（半減期7.04億年）、ウラン２３７（半減期6.75日）、ウラン２３８（半減期44.7億年）、ネプツニウム２３９（半減期2.36日）、プルトニウム２３８（半減期87.7年）、プルトニウム２３９（半減期2.41万年）、アメリシウム２４１（半減期432年）、キュリウム２４４（半減期18.1年）
３１種類
http://savechild.net/archives/3891.html
４５種類
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6618810.html
２３種類
http://www.cnic.jp/modules/radioactivity/

一目瞭然ですが、水道水の検査項目では放射性物質を全てカバーできません。
福島原発の事故で全国に飛散した放射性物質は、これから雨で地下水に浸透して行きます。
１９９９年の東海村臨界事故では、３年から５年で関東の地下水が放射性物質によって汚染されました。
それがアレルギー性もしくはアトピー性の皮膚炎を引き起こしています。
多くの人がアトピーだと思い込んでいるものは、実は東海村の事故が原因であることが多いのです。
それと同じことが全国規模で、しかも以前より過激に起こります。
花粉症とは、正確に言えば化学物質過敏症です。
一般にディーゼルエンジンの排気ガスが付着した花粉より、放射性物質の方がより強く反応するようです。
それが鼻粘膜に付着すれば鼻炎を起こし、
食べ物や飲み物から体内に摂り込まれれば、皮膚炎を引き起こします。

あなたの家の水道水は、川の水ですか？　それとも地下水ですか？
重要なことですから、今から調べておいて下さい。
川の水は流れますが、地下水は溜まって行きます。
地下水を水源とする日本全国の水道水は、全てアトピーやアレルギーを引き起こすでしょう。
でもそういう人達は特殊な体質ではありませんので、くれぐれもご注意下さい。
彼らが正しいのです。
人間が本来持つ防御機能が残ってる人、体がまだ敏感で馬鹿になってない人が、
体から危険信号を発するのです。
日本産ミツバチにはこれがあるため、農薬の付いた花から蜜を吸いません。
輸入された外国産ミツバチにはこれがないため、農薬の付いた蜜でも構わず吸って全滅するのです。
あなた達がアレルギー体質と呼んで病人扱いしている人達は、毒を嗅ぎ分けて生き残る人類です。

放射性物質を全種類ひっくるめた数値を、アメリカ並の厳しい基準値でチェックする必要があります。
一種類につき３００ベクレルなどという桁違いに甘い許容量では、国民の体を守ることにはなりません。
３００ベクレル以下は「ない」と言うことも、許されません。
内部被曝の恐ろしさは専門家でもまだ充分に把握できておらず、微量でも大変有害です。
水道水の新たな基準が早急に必要です。
頭が空っぽのおバカな政治家や、怠慢で責任逃れしか考えない官僚に任せていては、非常に危険です。
もう日本など、五年後には人の住める場所ではないのです。
そうなった理由は、国民一人一人が国家権力を監視しなかったことと、
テレビで垂れ流す情報を常識化し、洗脳されてしまう権威主義の性格が原因なのです。
第二次大戦の頃から、悪い人間を野放しにする恐ろしさを何も学んで来なかったのです。

テレビによるプロバガンダは、年寄りによる傲慢さが支えています。
自分達は先が短いからどうでもいいという心理が働いているのです。
原発反対で騒いでいる人には、若い人や普段から自分の健康に気遣ってる人が多いでしょう。
本当は誰もが、放射能が環境や体に悪影響を及ぼすことを、無意識的には知っているのです。
しかしながら、自分の体を見捨てている人とそうでない人で、
原発に対する意見が１８０度も食い違って来ます。
自分の体を見捨てている人達は、別のエネルギーに移る社会の変革を好みません。
自分の体を見捨てるのは結構ですが、
他の生物や自然環境への影響、未来の世代のことも少しは考えて下さい。
そうすれば、自分の意見が悪に属することぐらいは、幼児並の知能でも必ず理解できる筈です。

ここをクリック！