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静電印刷について

2017-05-25 09:50:48 | 静電印刷での知識
インクを目に見える媒体に、静電気を利用して印刷する技術。
簡単に言えばこの工程を静電印刷という。

印刷を行なう工程から考えると。
どんな画像かは別問題として、印刷工程は帯電、露光、現像、転写、融着、消去のサイクルにより行われる。
画像はどんな形のインプットされるデータかによりコピー機になるか、プリンターになるか決まる。
最近はプリンターとスキャナーでコピー機となるケースがほとんどである。

印刷工程でいえば、インプットデータは露光です。
その前に白黒のモノクロ処理で考えた場合、完成物が黒が綺麗に表現されるのか、白が綺麗に表現されるのかで
露光の方法が大きく変わります。
黒が綺麗に表現されるイメージを露光する方法と、
白が綺麗に表現されるイメージの背景を露光する方法とに分かれます。
理論上、同じように印刷されるはずなのですが、印刷工程の中で劣化・汚れによる影響を無視する事はできず、常に新しい綺麗な状態で
いると考えるのは現実的ではない。
そのために、どちらの傾向、黒が綺麗か、白が綺麗かが大事な用途として設計段階で露光方法を選ぶ。
これはメーカーがパンフレットに、黒が綺麗、白が綺麗とうたっているので購入者は心配しなくて良い事ではある。