チューリップの思い出

今朝黄色いチューリップをいただいた

花がふんわりと明るくふくらんで居る

思えば子ども達が幼稚園小学校の頃　家の庭にチューリップがいっぱい咲いていた

主人がどこかでいただいた球根を植えて育ったものだった

毎年小学校の家庭訪問の頃になると咲き始めた　楽しみだった。

ところがある時その庭に大きな水石を入れることになり　チューリップがこがれて

 しまった、叔父さんから譲り受けた大事な水石なので　そこに置くしか無かった

（狭い庭ゆえに）　そこに松や紅葉の木も植えられた。

 そして次の春　おどろいた　大きな水石の下から芽を出してチューリップが咲いた

次の春もまた咲いた、　石の下から球根を掘り出そうと試みたが下の深い所に

有って取り出せなかった　それきり芽は出て来なかった　申し訳ない気持ちで

いっぱいだった。そんな思い出と

にぎやかで楽しかった日々のことが次々と思い出される。