グレイテストショーマン

前に何かで歌が上手い人は演技も上手いっていうのを聞いて
その後に、マンマミーアのメリル・ストリープを見て
それは心を開いて表現することができるかどうか
ということなのかな、と思ってたのですが

今回も同じように感じました。
ヒュージャックマンの歌最高でした！

君の名前で僕を呼んで

オーソドックスなお話の中に
美しさと確かな心の触れ合いが
ある映画でした。

とても知的で人として惹かれあっていて

性別関係なく
性別がそれぞれ違ったとしても
別れを前提にしているならば
成り立つお話だと思いました。

とりあえずしななくてよかった…
途中からそわそわして仕方なかったので

あんな幸せなシーン
映画だから不安になる


ユダヤの人の始終勉強をしているという
生活を想像できず気になっていたので、
バケーションの過ごし方を通して
それを見られたのがとてもよかったです。

お父さんがとても知的でチャーミングで
優しい言葉の投げかけに泣いてしまいました。

ああいう終わりにはなっているけれど、
確かに心は通い合い重なり合ったのだと思えたのが
とても良かったです。

涙とともに思い出になっていくのかな

IT2017

10代のうちに見たいお化け屋敷みたいな映画でした。
手に傷をつけて繋ぎたくなる。

スタンドバイミーみたいな趣きと子供達みんなかわいくて眩しかったです。

不良の子が弱々しくて、スタンドバイミーのキーファーサザーランド悪かったなーって思ってたら帰りの電車で大統領になる映画の広告やっていて感慨深くなりました。

ゲットアウト

クールでエンタテインメントな現代のホラー映画でした。

すっっっごく面白かったです。


こんなにホラーだと思ってなかったので怖くてびっくりしたけど怖さの種類や残酷さの種類が豊富でそういうのがとても良かった。

特に傍観者としてあり続けなければならないことが本当に残酷だなって。


あと色々あるとは思うけど、
そういうのは切り離して
白と黒とで捕食者と獲物がはっきりと目に見える状況が
すごく効果的に感じられました。

わかりやすいので逆に普段のわかりにくさを感じる、
自分が獲物になっていることが
そうそうこんなにわかりやすいもんではないぞ
と思えて人ごとではない気がしてくる。

この映画の人ごとではない感じが訴えたいある種のメッセージに対してとても効果的だったようにも感じました。


ストーリーも最後まで見逃せない面白さで
終わり方もこのお話が閉じるというか
ホラー映画的な終わり方で気持ちよかったです。

ミステリーの解決による終焉と違って
ホラーはその状況からの脱出がお話の出口というか、
ホラーならではの余韻はそういうとこかなってこの映画を見て改めて思えました。

伏線の回収の仕方もとても丁寧でだったのも好きでした。
通の人だけがわかるようなものではなく、
見終わったあとあれが伏線だったんだなあってちゃんとわかる感じ、
ひとつの出来事が多方向への伏線になってるところも良かった…

あと映画へのリスペクトを感じるとこも。


…面白かった…

リボルバー

ちょうど同じ日に人間失格を読んでて、
人間あんまり自分と向き合っちゃダメだなって思いました。

リボルバーはお話的には違うんだけど、近いような狂気を感じたので。

もうロックストックトゥースモーキングバレルズを作らなくてもいいんだよ…

ホームズシリーズを見てなんだか安心するようになりました。

新しく職場に入ってきた子がネコをかぶるタイプなのですが、
ネコをかぶるのは合コンやデートくらいならなんとかなるけど
8時間毎日半年以上では疲れてしまうので、
早くネコを被らないでいいようになるといいなあと思って検索してたら、
ネコをかぶる→本当の自分→病み→宗教へのいざない
という流れのテキストがいくつか出てきたので、
本当に、本当の自分というのは危険だなって。

大切な本当の自分を誰にでも見せるべきではないけど、
実際の対外的な対応と自分を切り離して考えない方がいいっていうか。