…学生時代、いろんな世界を覗いてみたくて、様々なバイトをやりました…バイトとして一般的なものから、普通はあまりやらないような仕事まで…
そんな中で、私がイチバン本格的にやっていたのは…
これ…
…コンサートP.A.…簡単に言えば「音響」の仕事です
高校時代からバンド活動をしていたのですが、もともとオーディオには興味があったので、ライヴハウスやホールでのコンサートのときにチョコチョコとP.A.の人に教えてもらったりしていたのです
大学に入って、ひょんなことからP.A.のバイトをするようになりました…もちろん、初めはただのバイト扱い…スピーカーやアンプやマイクの配線をしたり…セットアップ(仕込み)と撤収が主な仕事でした
ところが、「凝り性」な性格が向いていたんでしょうか…一生懸命にやっているうちに…ミキサー卓を任せられたり、コンサートの音響のプランニングをやらせてもらったり
…少しずつ、いろんな人に認められて…大学3年の頃には、ほとんど「プロ」扱い(!)…有名ミュージシャンの専属として全国ツアーを回ったり……忙しい日々を過ごしていました…イイのか学生がそんなんで…
ジツは米○クラブとの付き合い(以前の記事参照)も、彼らのP.A.をやったことが始まりなのでした~
リハーサルでサウンド・チェック中…
楽しかったですよ~…何千、何万という観客の反応が、自分が操っているミキサー卓の調整一つで変わるんですから……責任も、重かったですが…
東京ドームでもやりましたよ~
チェックでステージに立つことも…
P.A.チームで記念撮影…モチロン1塁側ベンチ
後列右端が私…
…こんな、良くも悪くも(?)フツーじゃないことをやってた私も、今じゃすっかり落ち着いて……「三夕の歌」ですからねぇ~…人生、何処で何がどうなるか・・・・・判らないから、面白い……今日は何が起きますやら…
参考までに…P.A.=Public Addressの略…直訳すると公衆認知(大衆に広く知らせること)
…厳密に言うと「P.A.」は、駅や建物などのアナウンス用の設備まで含んでしまうため、英語圏ではコンサートなどの音響を「S.A.=Sound Reinforcement」と呼んで区別することが多いようです
いやー、うらやましいです
楽しそうな仕事ですよね~!
私がステージに立ったのは、中学の体育館(G)、公民館(B)、社会人になって大阪の某喫茶店貸切(D)等で、文化祭・クリスマスパーティー・成人式パーティーくらいです
東京ドームは、ポール・マッカートニー、ローリング・ストーンズ等を観に行きましたが、音響はたいへんそうですね
ドームは音的には…かなりツライです…以前は武道館が「P.A.泣かせ」の小屋だったのですが、ドームはホント苦労しました…この辺りの話も面白いのですが、長くなるのでまたの機会に…
さらに、写真は影の「ドーム杮落とし」のコンサートです…表向きは「ひ○り」さんなのですが……ここでこれ以上書くと…続きはスーツオフの時にでも聞いてくださいネ
ココをご覧になっている方で、今日携帯にメールしてくれた方…そ~ゆ~ワケで…ゴメンなさい
でも先生に内緒だったので(夜中にステージ作った)、文化祭が終わった後に参加バンドのメンバー全員集められて「こってり」絞られました
でも先生も最後には、「それだけ情熱を注げるものがあることはいい。おまえらやってる最中はいい顔してた。」と言ってくれました
…それは良い思い出ですね~…何と言っても、その先生の言葉が…青春ドラマの1シーンみたいですね