コンピュータ用語学び塾

外国語の基本は英単語、パソコンやインターネットも“コンピュータ用語”が大事ですね。初心者向けに分かりやすく紹介します。

”クラウド”って何? ますます便利な”Webサービス”の使い方とは

2009-11-21 10:23:37 | インターネットを楽しむ用語
以前にも紹介しましたが、よく聞く言葉に、”クラウド”、”クラウド・コンピューティング”があります。明確な定義はありませんが、 「データ(画像、文書など)やソフトウェア(メールソフト、文書作成ソフトなど)を、手元にあるパソコンの中ではなく、インターネットの中(サーバの中)に置き、ブラウザで利用する仕組みのこと」 だと考えて良いと思います。

簡単にいえば、次のようなことが、”クラウド”だと考えても良いと思います。

 「パソコンのソフトでやっていることをインターネットでやってしまおう」
 「パソコンのデータをインターネットに保管してしまおう」

つまり、”クラウド”とは、パソコンソフトの機能をもつ”インターネット・サービス”を使うということですね。

なお、インターネットのホームページを使ったサービスは、Webサービスと言いますので、”クラウド”の意味を考慮し、”クラウド”=”Webソフトサービス”と読み替え説明します。この”Webソフトサービス”には、次のサービスがあります。


この”Webソフトサービス”には、次のサービスがあります。

(1) メールサービス(Webメール): Gmail、Windows Live Hotmail、Yahoo!メール
(2) 文書作成サービス      : Google ドキュメント、Zoho(ゾーホー)
(3) 画像編集サービス      : Picnik、画像サイズ変換
(4) 画像アルバムサービス    : フォト蔵、Snapfish、Picasa ウェブ アルバム

それ以外にも、オンライン付せんサービス(lino)、web本棚サービス(ブクログ)、年表(自分史)サービス(Histy)など面白いサービスも、どんどん登場しています。

この”クラウド ”、英単語のスペルは「cloud」で、日本語では「雲」を意味しますが、”クラウド=インターネット”を意味します。インターネットのようなネットワークを図示するのに雲状の絵を使うことが多いことからきた表現です。

インターネットが、私たちが使っているパソコンの向こう側にあり、そして、見えない世界でコンピュータが動いているので、インターネットは、あたかも空の”雲(クラウド:cloud)”のようなイメージです。


なお、雑誌やインターネットの記事で、「このWebサービスは素晴らしい!!便利!!」と言われますが、私の経験で言うと、慣れるまで、かなりの時間がかかると思います。

しかし、良さが分かるまで時間はかかりますが、その良さが分かると、手放せないサービスになってくるのが”クラウドのWebソフトサービス”だと思います。ぜひ、挑戦してみてください。



■ クラウド:Webソフトサービスがなぜ便利なのか :便利な面と注意点


Webソフトサービスの特徴は、パソコンの専用ソフトで利用していた機能(メール、文書作成、画像編集 他)を、インターネットを使い、ブラウザの中で実現するものです。

そのため、インターネットにつながったパソコンさえあれば、場所と時間を選ばず、どこでもいつでも使えるようになります。


■ 便利な点

(1) パソコンに専用ソフトをインストールすることなく、インターネットを使いブラウザで、パソコン・ソフトの機能を無料で使うことができる。

(2) パソコン以外に、携帯などのさまざまな端末で使うことができる(但し、一部のサービスではパソコンのみ)。

(3) 多少操作を間違っても、パソコンがダウンすることはない(おかしくなったらブラウザを終了させれば良い)。気楽に使える。

(4) パソコン・ソフトのようにバージョンアップをしなくても、インターネットの中で自動的にソフト機能がバージョンアップされる。

(5) データもインターネットの中に保管するので、パソコンのように、データのバックアップをしなくても良い。


■ 注意点

(1) 万が一流出した場合の危険性を考え、重要な個人情報はWebソフトサービスに保管しないようにする。もし、保管する必要がある場合は、データを暗号化する。

(2) Webソフトサービスが突然中止されることを考え、大事なデータは、別にバックアップしておく。



■ クラウド:Webソフトサービスの紹介


多くのクラウド:Webソフトサービスが以下で紹介されています。


 [Change Life] クラウド・サービス活用
 http://yumeonelight.jimdo.com/
  私の方でまとめたWebソフトサービスを分野ごとに紹介しています

 誠 Biz.ID:Webサービス図鑑
 http://bizmakoto.jp/bizid/webservice.html
  古今東西のWebサービスがカテゴリ別にまとめられています

 日本IT漫画新聞
 http://www.japan-manganews.jp/it/
  流行のネットサービスなどIT分野のトレンド情報を漫画で解説しています

 Webツールに関する記事一覧 : ライフハッカー[日本版]
 http://www.lifehacker.jp/web/
  Webソフトサービスの最新情報が詳しいです。


■ Google、Microsoftが提供しているサービス

 Googleのサービス一覧
  http://www.google.co.jp/intl/ja/options/
  Googleが提供している全Webサービスが分かります

 Microsoftのwebサービス - Windows Live on MSN
  http://windowslive.jp.msn.com/web/default.htm
  Microsoftが提供している全Webサービスが分かります



■ 便利なWebソフトサービス紹介

■ *ここで紹介するサービス以外にも多くの便利なサービスがあります


便利だと感じた Webソフトサービスの一例を、独断と偏見で紹介します。なお、サービスの詳しい説明、それ以外のサービスを、次のホームページで紹介しています。

 [Change Life] クラウド・サービス活用
 http://yumeonelight.jimdo.com/

(注)このホームページは、以下のサービスを利用して作成
    「Jimdo」 -ホームページ作成サービス
    http://jp.jimdo.com/


■ メールサービス(Webメール)

  Gmail  検索エンジンGoogle提供の無料Webメール
   http://mail.google.com/

  Windows Live Hotmail  Microsoft提供の無料Webメール
   http://windowslive.jp.msn.com/mail.htm
  
  Yahoo!メール  検索エンジンYahoo!提供の無料Webメール
   http://promo.mail.yahoo.co.jp/


■ 画像編集サービス

  Picnik - Online Photo Editor
   http://www.picnik.com/
   テキスト挿入、効果、フィルタなど画像機能がたくさん、日本語で使えます。
   自分のパソコンに保存してある写真、写真共有サイトの写真も修整・編集。

  IMAGE440 画像サイズ変換サービス
   http://www.image440.com/
   ブログやSNSに掲載するときの画像サイズ変換に便利です。

  Sumopaint(英語)- Online Image Editor
   http://www.sumopaint.com/home/
   ブラウザ上でPhotoshopのように画像の編集できるオンラインサービス。
   無料で、登録する必要もなく楽しめます。日本語の文字入力もOKです。


■ 画像アルバムサービス

 フォト蔵 写真共有サイト
   http://photozou.jp/
   写真や動画を投稿・共有することができる無料のフォトアルバム。

  Snapfish(スナップフィッシュ) オンラインフォトサービス
   http://www.snapfish.jp/
   デジタル写真の保存・編集ほか、プリントサービスなど豊富なサービス。

  Picasa ウェブ アルバム
   http://picasaweb.google.com
   Google提供、簡単にデジタル写真を管理、編集し、オンライン アルバムを作成。

■ その他

  書籍管理サービス ブクログ
   http://booklog.jp/
   ウェブ上に本棚をつくり好きな本を登録し、感想・メモを書くサービス。

  年表(自分史)作成サービス Histy(ヒスティ)
   http://histy.jp/
   自分史や日記、未来計画、育児記録などのさまざまなテーマの年表を作るサービス

  オンライン付せんサービス lino
   http://ja.linoit.com/
   ブラウザ上で利用できるオンライン付せんサービス。



■ Webソフトサービスの選び方



(1) どのようなサービスがあるのか関心を持ち、インターネットや雑誌で調べ、人気のあるサービスを選び、使ってみる。

(2) 安心していつまでも使えるように、優良企業が実施しているサービス、例えば、大手の検索エンジン(Google、Yahoo!、goo)などで提供しているもの。

(3) 無料で使える範囲、例えば、データ保管容量などを確認する。なお、”データ保管容量は無制限です”というサービスには、なんらかの制限が付いているので注意が必要です。

(4) 使えるブラウザなど、サービスを使う上での利用環境条件を確認する。



■ Webソフトサービスの使い方


検索エンジンGoogle提供の有名なサービスGmail、Picasa ウェブ アルバム、操作に慣れるまで、私の場合、ずいぶん時間がかかりました。一度は使うのをあきらめたこともありましたが、なんとか使っていくと良さがだんだんと分かり、今では、Gmail、Picasa ウェブ アルバムとも、私にはなくてはならないサービスになっています。

良さが分かるまで時間はかかりますが、その良さが分かると、手放せないサービスになってくるのが”クラウドのWebソフトサービス”だと思います。


(1) Webサービスを使うときは、ユーザー登録が必要。ユーザー登録時のID、パスワードは必ず記録し紛失しないこと。

(2) 個人情報など重要な情報はwebサービスの中に記録しないこと。

(3) Webサービス、最初は、なかなか慣れません。しかし、すぐにダメだとあきらめずに、しばらく使ってみることが必要です。

(4) Webサービスは、多少操作が間違っても、パソコンはダウンしない。さまざまな操作にチャレンジすること。

(5) 不要になったWebサービスは、定期的に解約(会員登録削除)すること。


《補足》クラウド:Webソフトサービスを使うときの基礎用語

■ダウンロード  画像や文書などを、インターネット(のコンピュータ)から自分のパソコンに持ってくることです。

■アップロード  「ダウンロード」の逆が「アップロード」。自分のパソコン内の画像や文書などを、インターネット(のコンピュータ)に転送することが「アップロード」です。



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