先着40名という狭き門。
平日開催であるが、メールを見ると同時に申し込み。
仕事を休むか休まないかは、申し込みしてから考えようと・・・・・
まぁ、この時点で休む事は気持ちの中では決定です。【笑】
そんな40名に潜り込む事ができ、行って来ました!
ABARTH DRIVING FUN SCHOOL
当日の受付は、朝7時から。
こんな時間に鈴鹿着だすると、家を出発するのは丑三つ時か・・・・
と言う事で、前夜に出発。
近くのSAで仮眠して鈴鹿へ!
7時前に鈴鹿サーキット到着。
既に、数台のアバルトが。
定刻に受付開始。
参加各車輌にピットが割り当てられます。
こちらが受付。
ホスピタリティーブースを併設。
広報用(本日のインストラクター車輌)を展示しています。
スポットクーラーで涼んだり、飲み物もあります。
ピットロードにも。
これぞ鈴鹿!って景色。
リニューアルされ、最新の設備と建物でハイテク・サーキットになりました。
コースレイアウトは勿論、設備、規模を含めて、世界一のサーキットではないかと思います。
こんなサーキットが日本にある事は誇りですね。
日本のF1人気に陰りがでて久しいですが、日本にはこんな立派なサーキットがあるんです。
この火を消しちゃダメです。
受付完了後、ピットで走行準備。
荷物を下ろして、灯火類にテーピング。
ゼッケンは、26番。
この数字でクラス分けされています。
若い番号は、経験が浅いチームらしい。(^_^;)
車検です。
各項目にチェックを入れて問題が無ければ、車検合格として青色の印が貼られます。
これで、車輌の準備は完了。
ガソリンは、鈴鹿サーキット入場前に満タン入れました。 ←ここ重要!よく覚えておいて下さい!
その時を待つ、グレチン@C。
開会式、ブリーフィングの時間です。
ピットビル2Fのブリーフィングルームへ。
ホント、綺麗な建物です。
開会式では、アバルト・ブランドマネージャーのレオン氏から挨拶もありました。
今回のドラビングスクールは3回目ですが、今回の担当ディーラーはアバルト大阪さんの様です。
担当の方が私を訪ねて来てくれて挨拶も。
前任者からの伝言を頂いたり、イベント途中でも声を掛けてくれたりと、やはり心配りに長けた老舗ディーラーですね。
この後、インストラクターの紹介があり、引き続きドライビングレッスンの座学が始まります。
メインインストラクターの福山英朗氏
Jスポーツ(CS)のスーパーGTでの解説者でもお馴染みです。
ユーモアを交ええて、分かりやすく講義・解説をしてくれます。
午前の座学は、荷重移動のお話。
それを踏まえたトレーニングが午前中に行われます。
ブレーキング、スラローム、そして鈴鹿サーキット・東コースを区切って行われるパートレッスンの説明もありました。
これが終わるといよいよ実戦・実技です。
勿論、今回は「スポーツモード」です。
ホントに指差し確認しました。(^_^;)【笑】
屋外に出ると、この日は比較的過ごしやすい。
朝10時の時点でも、気温は27度。
30度を切っていると、ホッ!とします。
さて、我々経験の浅いチームは、Eパドックへ移動してフルブレーキングとスラロームのレッスンです。
荷重移動を意識して、アクセルワークやブレーキでメリハリを付けて。
荷重移動が上手く行われると、スラロームでパイロンをスムーズにクリアして行けます。
ゴール地点ではインストラクターからのアドバイスがあり、次の実走で試す、ダメ出しを貰う、次のアドバイスを聞いて実走の繰り返し。
私の場合、最初の2本までがギクシャクして、これが課題となりました。
アクセルワークで走ってましたが、これにブレーキを入れてみてはとアドバイスを頂くも、かえってドタバタ・・・・・
最初の1本目だけブレーキを使って進入すると、最後までスムーズに行けました。
これで、インストラクターからは、お褒めの言葉も頂きました。
こちらは、フルブレーキングのレッスン。
スタートでフル加速。
1本目のパイロンでフルブレーキング、ABSを目一杯利かせて・・・・・
これが、なかなか出来ません。
分かっていても踏めないんですよ。
あと、最後のほうで力が抜けたり・・・・・
後半は、パイロンが1本真ん中へ。
そしてフルブレーキングのまま右側へ避けます。
最後の方は、良く踏めるようになりました。
インストラクターの井原慶子女史からも、良く出来てますよと言って貰えました。
その後、東コースへ移動。
東コースを区切って、パートレッスンです。
ホームストレートからスタートして、1コーナーのブレーキングから2コーナー脱出まで。
ここのライン取りは、ゲームのGT5でイメトレしてました。
ゲームで見る景色と同じ・・・・ いやむしろ狭く感じました。
インストラクターからはライン取りは良く出来ていると褒めて頂きましたが、1コーナー進入までにストレートで車1台分外側が開いてると・・・・
白線を踏むくらいの感じで入ってくると、ライン取りと高いスピードを維持したまま進入できると。
次からそれを意識しながら走りましたが、なかなか難しいですね。
つづいてS字です。
(写真ありません)
各コーナーのCPにパイロンを置いてくれいます。
そこを目がけてリズム良く。
ここもゲームでイメトレ完了です。
ライン取りは1本目から褒めて貰えました。
あとは速度なんですが、これも徐々に速度が上がっていって、最後の方では今のイメージを持ち続けるようアドバイス頂きました。
基本、褒められると出来る子なので、やはり褒められると嬉しいですね。
S字は自信が持てる様になりました。
最終コーナーでは、フル加速後ホームストレート上に並べられたパイロンをスラロームするパイロンシケインです。
フルブレーキングで1本目のパイロンをクリアしたらブレーキを抜きながら右左と。
ここは少々突っ込みすぎな感じがありましたが、何本も繰り返すうちにスムーズにクリアできるようになりました。
音の出ないナビには、落としたウ●コの軌跡が・・・・・
ここは一般道ではないですから、マップマッチングが利いてないので、ウ●コの軌跡もコースなりではありません。(^_^;)
これにて、午前のレッスンが終了。
ランチタイムです。
サーキット内のカフェテリア・SZUKA-ZEです。
ランチ券で、3つのメニュー(1ドリンク付)から選びます。
ガッツリ行きたかったので、ビーフカレーで!
この時間、コースでは遊園地のアトラクションでもある名物のカートが走行。
平日にも関わらず、夏休みと言う事もあって、家族連れの皆さんが楽しまれてました。
こうやって、子供の頃から車に触れることって必要ですよね。
サーキットと遊園地の組み合わせ、素晴らしいです。
本田宗一郎氏の思いを垣間見た気がしました。
午後からの座学は、フリー走行のブリーフィングと各クラス別で少人数によるインストラクターとの質疑応答です。
やはり、経験浅いチームは、レッスンよりアベレージスピードが上がる事が不安と思える内容の質問が多かったです。
こちは、経験豊富チームのフリー走行開始待ち。
東コース・フリー走行開始です。
その間、経験浅いチームは同乗指導です。
私と同じアバルト500Cの助手席に。
こちらは、黒白ビコローレ+esseesseキット付です。
この時の動画です。
気の利いた質問が出来ていません。(^_^;)
この後、フリー走行をインターバルをはさみながら数本。
慣熟走行、インラプ、アウトラップも含めて28ラップ。
(オンボードカメラの動画は後日アップします。)
先日のTOHMでも活躍した、スマホ用アプリ「GPS Laps」で計測した結果、ベストラップは・・・・・
1’10.469
これがどれくらいのレベルかは分かりませんが、タイムロスしてる部分も何となく分かってます。
周回を重ねるとタイヤがグリップしなくなって、アンダー出まくりになったり・・・・
ちなみに、今回は全行程でエアコンONでした。
東コース・フリー走行が終わると、一旦ホスピタリティーブースに集合。
国際フルコース走行のブリーフィングを行います。
西コースの注意点や、特徴のお話がありました。
勿論、井原女史からも。
この時点で、実はガソリン残量が約1/3。
なんだか、ヤバいぞ。
フルコースのフリー前に、同伴者同乗の慣熟走行と実戦スピードに近い完熟走行が行われます。
早目に車列から離れてピットインしてフリー走行前に給油をしようか・・・・・
始まる前に給油をする時間は無さそうです。
そんなこんなで、慣熟走行開始。
どうする!?オレ!
同乗走行が終わる・・・・・
引き続き、実戦スピードでの慣熟走行が始まる。
この流れだと、そのままフリー走行になる雰囲気。
堪らず慣熟走行3周目で単独ピットイン。
給油したい旨、スタッフに伝える。
パドック入り口の給油所へ。
すると・・・・・ 閉店。(--)
ここが閉まってると場外のガソリンスタンドへ行くしかない。
それをすると、フリー走行に間に合わない可能性も・・・・
ヤバ~~~~~い!
またしても、ネタ提供か!?
フリー走行の時間は実質15分程度。
3~4周くらいなら、今の残量で持つかもしれない。
と言う事で、燃料計とニラメッコのフリー走行へ!
(これもオンボードカメラの動画後日アップします)
GPS Lapsでのログを見ると、慣熟走行を含めて11周しました。
その内、フリー走行はアウトラップ、インラップ含めて6周かな???
ベストラップは・・・・・
3’03.178
目標の3分切りはなりましませんでしたが、3’03台が2ラップあったので良しとします。
最終ラップでは、残量もヤバくなって、通せんぼ親父状態で経験豊富チームの集団を引き連れてましたが、ヘアピンで道を譲り先に行かせ私は少々ペースダウンで。
チェッカーフラッグを受けてパドックに戻ると、残量は一番小さい目盛り1個。
終了まで持って良かった・・・・・
ガス欠ストップってのも恥ずかしいです。(^_^;)
とりあえず、ホッとして閉会式へ。
その前に、フォーミュラー・アバルトのデモ走行が行われました。
その準備の間に、インストラクターと記念撮影。
福山英朗氏、一見強面(?)ですが、優しくてユーモアあるトークで楽しくレッスンが受けられました。
声の感じはテレビで聞くのと同じで、低音のきいたダンディーな声でした。
ベテランから将来有望の若手のレーシングドライバーまで、皆さん優しくて面白い方ばかりでした。
レーサーが身近に感じられた瞬間でもあります。
この写真で、誰か居ません!
そうです。
井原女史です。
この記念撮影の間、フォーミュラー・アバルトの準備をされてました。
フォーミュラー・アバルトのデモ走行。
ドライバーは、井原慶子女史です。
全開!って速度ではありませんが、走る姿が一番美しい形のマシンです。
閉会式後、集合写真の撮影が行われました。
今回のこの催しには、雑誌Tipoの取材が入ってました。
結構大き目の扱いで掲載されるそうです。
また、8月の末に発売される「500magazine」にも大きく掲載されるようです。
楽しみが増えました。
インストラクターとの記念撮影、ひとり抜けてましたよね。
と言う事で、折角ですのでツーショットをお願いしました。
さすが、レースクイーン出身だけあって、絵になります。
ピットでお片付をして帰宅準備。
お初のみん友さんともここでご挨拶をする始末。
なかなかスケジュールがタイトで、ほんの少しの隙を見つけてトイレに行ったりと、参加された全員の皆さんと交流なんて出来ませんでした。
アバルト・オーナーさんばかりなので、こう言う場で交流できれば有意義だったと思うのですが・・・・・
18時過ぎ、鈴鹿サーキットを後にしました。
滞在時間12時間。
ホントに素晴らしいサーキットでした。
世界の誰もが憧れる鈴鹿サーキット。
いい思い出といい経験が出来ました。
なかなか一般道では出来ない事や体験できない事を実戦で経験できました。
これは耳で聞いたり目で見るよりも有意義でした。
普段の運転でも起こりうる状況に対処する自信にもなりました。
鈴鹿サーキットを出て、最初の交差点の角にあるガソリンスタンドに飛び込む。
ここまで走れたと安堵する。
給油を開始。
ノズルのストッパーが作動し、キリのいい所まで継ぎ足し。
入った量は・・・・
35L
確か、チンクエチェントのガソリンタンクって、35Lだったような・・・・・
ネタ提供寸前の状況でしたね。(^_^;)
給油後、岡山へ向けてアバルトを走らせる。
途中、ADFSに参加したと思われるアバルトにも遭遇。
途中のSAで、夕飯にラーメン定食を食べ家に辿り着いたのが23時。
サーキット絡みでは、私の最大のテーマ(課題)である「無事帰還」の任務も完了です。
また次の機会、チャンスがあれば参加したいですね。
その時は、また宜しくお願い致します。(^o^)/