ＪＲ６社、全面禁煙要望にＮＯ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050309-00000015-yom-soci

新幹線の受動喫煙については、以前からコメントしておりましたが、今回は学会（日本心臓病学会などが中心）がJR６社に対し、改善の要望をしたところ、正式回答として、「分煙強化には取り組むものの全面禁煙には応じられない」と返答したそうです。

詳しいことは知りませんが、JRの資金源の一部はJTから入っており、また、東京－大阪間での出張者の間では飛行機で1時間タバコが吸えないくらいなら、新幹線で2時間半掛けて行く、という人もいます。ここらへんで政治的な香りが漂っていますよね・・・（政治家の先生も、グリーン車でタバコが吸えなくなると激怒するのでしょうから。）

新幹線vs.飛行機での競争が、特に東京－大阪間で激化しており、時間的にも金銭的にもほぼ互角のなか、JRは喫煙で差別化を図っている様子です。

この根拠として、東北新幹線を使う私が見る限り、現在10両編成での喫煙車は3号車の1車両のみ（だと思います）、16両編成でも2両だけだと思います。それに比べて東海道新幹線の場合、喫煙車両がやたら多い気がします。だいたい、のぞみの場合、自由席がたった３両しかなく、しかもホームのはるか先端なのに、一番近い1両を喫煙車両にあてがっている、ということが私には許せません。自由席は全席禁煙にするか、一番端の車両を喫煙車両にすべきです。こういった点、JRの企画担当は、「アホ」です、最低です。

ということで、新幹線通勤をしていながら、東海道新幹線での移動は極力避けています。