【1月9日(土)】
今夜も西からの暴風高波
自分が行くエリアでロッドを振れるのは
2カ所だけ。
朝から予報を見て目的地は既に決まっている
昨夜のポイントです。
Hさんが先行で、そのエリア付近を徘徊しているが、やはり他の場所は暴風高波の影響で死んでいる。
そのポイントの駐車場でHさんが自分を待っているが、到着まで40分は掛かるので、「お先にどうぞ~(^^)」 と伝えて
23時到着!
準備を済ませて様子を見に行くと、
ウネリは昨夜よりデカく、ちょっと荒れすぎ?な感じだが、いかにも釣れそうなサラシとカレントの筋があり、雰囲気はムンムンとしている。
だが、
ノーバイトらしい…
「釣ってください」
と、
入れ替わりでエントリー
ここは荒れてる時に1人しか入れないので、交代もしくは少し離れたポジションで釣りをすることになる。
その1投目
沖の伸びたサラシに向けて、
Z140LDSをフルキャスト!
ウエイトを戻してスローリトリーブ
ゴンッ!
ガッガツッ!!
かなり乱暴なバイト
アワセを入れると、まるで根掛かりのような感触が手に伝わり、ガチガチのドラグが滑る
ぎゅーん!!!
ガツガツッ!
ガッガッガッガッ!
ふわ~
((((;゜Д゜))))
やってしまった。
完全に油断していた
まさか1投目で喰うとは…
でも、今の魚って…もしかして…。
このエリアのこの時期
いつもシーバスを狙いつつも、
少し意識している魚・・・
再び、Hさんにこのポジションを托して、自分は少し離れたところでキャストを続行する
するとやたら足場の高い所に立っているHさん
なんでそんな高場に居るんだろう…と少し疑問に思いながらキャストをしていると、こっちに向けてライトを点けた
ん?(゜Д゜)
Hさんを照らしてよく見ると、
ポンピングしている。
掛けたんだ!
Hさんは、ヒットした瞬間に1人では上げれないと判断して、10メートル程横に居る 僕の名前を何度も叫んでいたらしいが、その声は波の音にかき消され 全く届かなかった
そこで高場に移動して近付き、僕に気付いて貰おうとしたが、またも声は波にかき消されてしまう…
そこでライトを点灯させて ようやく異変に気付いて貰ったのだった。笑
ダッシュでHさんの足場の岩に登ると、
セルテートが唸っている
にゃ~~~~~
にゃっ
にゃっ
にゃ~~~~~~~
「全然弱らないし浮かない」
と言う
これはもしや、さっき自分が掛けた魚と同じ類の魚か?
自分「○○じゃないですか?」
Hさん「え?まじで?」
Hさんが持ってきていたタモを持ち
一段下の岩に降りる
程なくして、
Hさん「浮いたー!」
自分の強力なライトで海面を照らす…
やっぱりヤツや!!
緊張のタモ入れ((((;゜Д゜))))
420のシャフトで手を伸ばしてギリギリ届く
ヤツが暴れて中々寄らない
セットの波もドッカンドッカン来る
少し海面が静かになったタイミングで
ランディングチャンス!
タモ枠カッチンだけは・・・((((;゜Д゜)))
タモ枠カッチンだけは・・・((((;゜Д゜)))
タモ枠カッチンだけは勘弁してくれ~!!!
そして見事に・・・
タモ枠カッチン!!笑プッ…
((((;゜Д゜))))
Hさんの足場からは足下が見えないので、
「入った?」
「入った?」
と聞かれるが、
「枠カッチンしました~」なんて言えない。笑
で、なんとかネットを裏返して、
うまいこと入った!!
「重てー!!!」
岩を登り、安全な場所へ移動
そして、
がっちり握手を交わす(゜∀゜)
崖を降りて撮影
真鯛
82センチ/6.2キロ
真鯛なんて少しも意識していなく、青物だと思っていたらしい
いや~めでたい!
早々に2016年のメモリアルフイッシュGETとなりましたね♪
その後、自分が数投だけして終了。
因みに、前日このポイントでキャッチした鱸の胃袋の中には、ハタハタではなく、小イカと 根魚の胸鰭が入っていた。
今年はハタハタの接岸が少ないのかもしれませんね。
と言うか、まだ本格的に接岸していないのかな。
釣れる鱸の殆どの卵巣が まだ小さく、昨年と比較して鱸自体の反応も少ない。
そんな昨年との大きな違いは「水温」。
ハタハタが産卵のために接岸すると言われているのが「13度以下」
ただ、12月中頃からハタハタパターンが始まっているエリアもあるので(気の早いやつ?)、一概には言えませんが、水温が影響している可能性は高い気がしますね。
雪も全然降らないし、雷も鳴らない。
大荒れした日本海に、雷と共にやってくると言われる「鰰」別名「鱩」。
2015年の海水温は、
12~13度程度。
対して2016年は、、、
15度!どんだけ~
まだ安定しないハタハタの産卵が先か?
それとも、
まだ卵巣の小さい鱸の産卵が先か?
早く水温下がらんかなぁ(゜∀゜)