シニア花井の韓国余話

韓国交流50年の会社経営を引退しソウル定住の日本人が写真とともに韓国の案内をします。

「猛暑症候群」に苦しむ韓国

2010年08月25日 11時00分00秒 | Weblog
(韓国大手新聞、朝鮮日報 10.8.25記事抜粋)
海水浴場延長、学校は短縮授業
 今夏、韓国では観測史上2番目に高い気温を記録し、熱帯夜が続く中、国全体が「猛暑症候群」に苦しんでいる。
■海水浴場、閉場後も避暑客が殺到
 江原道に位置する韓国東海岸の海水浴場は、今年も例年通り8月22日から23日に閉場したが、その後も猛暑が続いており、蒸し暑さをしのごうと、避暑客の足が途絶えない。江陵市の鏡浦台海水浴場では24日、水遊びを楽しむ20-30代の避暑客らでにぎわった。
 注文津海水浴場でもこの日、避暑客約50人が海水浴を楽しんだ。避暑客らは他人の目を気にすることなく、パラソルの代わりに雨傘で日差しを避け、暑さをしのいだ。近隣の襄陽・南涯海水浴場も22日に閉場したが、家族連れの観光客らが訪れ、貝を取ったり海水浴を楽しんだりした。全羅南道の場合、例年は8月末に海水浴場を閉場していたが、今年は計65カ所のうち、半分以上の36カ所を来月中旬まで延長することにした。
■眠れぬ夜
 二十四節季の一つで暑さが峠を越すという処暑(23日)が過ぎたが、ソウルでは漢江公園(河川敷公園)を訪れ、夕涼みをする人が絶えない。ソウル市漢江事業本部のペク事業企画部長は、「まだ熱帯夜が続いているため、漢江に来てござを敷き、涼を取る市民の足が途絶えない」と話した。漢江公園の六つのプールも閉場を1週間延長し、今月29日まで運営することにした。
 釜山では、今年7月の1カ月間に、最低気温が25度を超える熱帯夜が8回もあった。これは1904年の気象観測開始以来、最も多い。蒸し暑さが猛威を振るう中、釜山ではエアコンの品切れ状態が相次いだ。主婦のキム・ミソンさん(33)は、「熱帯夜に耐え切れずエアコンを買いに家電売り場に行ってみたが、展示品のエアコンまですべて売り切れで、購入できなかった」と話した。
■学校は短縮授業
 今月19日から「猛暑警報」が出ている大邱の一部の小・中・高校では、蒸し風呂のような暑さのため、夏休み終了直後から短縮授業を実施している。
 大邱教育庁は、2学期が始まった今月23日に、管内427校の小・中・高校に「学校長の裁量により短縮授業を行うように」という文書を送り、これにより全小学校(213校)と中学校10校の計223校が、午後2時前にすべての日課を終える短縮授業を実施した。24日にも、小学校全体と中学校15校が短縮授業を行った。大邱教育庁は、「短縮授業を行わない学校の場合も、屋外授業は全面中止している」と話した。

(投稿者注)韓国も暑いことは暑いが、日本ほどではない。ソウルも暑いのだが、我が家では今夏は冷房を使っていない。熱帯夜の日数は日本よりはるかに少ないのだが、韓国人は日本人よりも我慢強くないのも問題だろう。我が家の犬が暑そうだったので、22日に扇風機を買いに行ったが、専門店を3軒まわったが、売り切れで買えなかった。

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