ビジネス徒然草

徒然なるままに書きつくれば。

第544段<自らの境遇に感謝>

2013-03-04 12:06:21 | 読書
先日、「命をテーマにした書籍に立て続けに出合った」と、このブログに書かせてもらいました。

2冊目がこれです。



先日記した「神谷美恵子 ハンセン病と歩んだ命の道程」もそうだったのですが、今回のこの本も、手にしたその日に読了してしまいました。

今回の1冊は、幸運なことに著者である島田妙子さんにお会いし、ご本人から頂いた1冊。

正確には、この写真にある「e love smile ~いい愛の笑顔を~ memory.1」と、
その続編である「e love smile ~いい愛の笑顔を~ memory.2」の両方を頂きました。

お会いした時にはこの状況を知る由もなく、
島田さんの明るさとパワフルさ、そして初対面の僕にとても気持ちの良い対応を
してくださることに、単純に嬉しさを感じていた僕。

「電車の中で読まないほうがいいって、皆さんおっしゃいますから気を付けてくださいね」

との島田さんの言葉を頂戴したにもかかわらず、待ち切れずに電車でその本を広げてしまった僕。


危うく乗り過ごしてしまうところでした…


ただ、「電車で読まないほうがいい」というお言葉の趣旨は

 号泣してしまうから

ということだったようなのですが、僕は幸い?、泣くことはありませんでした。

それよりも、激しい怒りと嘔吐感のようなものを感じた、というのが正直な感想です。

こんな酷いことが実在するなんて…

と、感情が大きく揺れました。

しかし、その感情から救い出してくれたのは「memory.2」と、島田さんご本人の存在でした。


島田さんはとんでもないことを経験してこられました。

が、今、元気に活躍されていらっしゃいます。

それがすべてだ、と僕には思えました。

そして、恨みの連鎖は何も生まない、むしろ恨みを感謝で返す勇気こそが、明日を生むのだと思わせてくれました。


2冊を一気に読んでしまいました。

自らの境遇に改めて感謝しています。

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