8 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 研究論文にも必要!? (キョトンC) 2010-04-07 17:10:28 ご無沙汰してます。学部学生や大学院生だけでなく、大学教員が執筆する研究論文にも、このシステムが必要な気がします。日本でも時々大学教員の論文、博士論文で、剽窃が発覚することがあります。スウェーデンでは、こうしたプロの盗作問題は生じないのでしょうか? 返信する Unknown (hiro4) 2010-04-08 01:45:55 >コンビニでも、小額の買い物からカードを使うことができた。これはITの問題では無くて、カード取り扱い手数料の問題だと思います。日本の場合、3~7%程度とちょっと高めです。カード使用はイクラ以上と下限を設けている店も少なく有りません。手数料をお客さんから取る店も散見されるくらいです。本当は規約違反なんですけどね。 返信する Unknown (Yoshi) 2010-04-08 04:40:28 スウェーデンをはじめ欧米では「デビッドカード」と呼ばれる、使用時に即時に口座から引き落とされる決済カードが普及しており、それがカード決済の普及の大きな要因だと思います。手数料も、一般のクレジットカードに比べ、たしか低いと思います。ただ、私のポイントは、そのような便利なものを日本ではなぜもっと早い段階で導入させようとしなかったのか、という点です。クレジットカード手数料が高いことが障害だとしても、それなら業界側がカードの使用者を増やしたり、利便性を高めるために、手数料を下げる努力をしたり、デビッドカードのような利便性の高いシステムを導入するような取り組みをすることはできたと思うのです。もしくは国が規格の統一化などを行うことで普及が容易になったかもしれません。そうすれば、たとえば携帯電話を財布代わりに使って決済をするというようなシステムの到来を待たずして、便利な決済手段を広めることができたと思うのです。一般的な話として、日本では一つ問題があると(上の例では、カード手数料が高い、という問題)、そこで思考や行動がストップしてしまい、その先(それでも普及を進めていくための解決策を探る)へ進まないことが往々にあると思います。日本は新しい技術やハードウェアにはすぐ飛びつくのですが、新しい技術の開発や到来を待たなくても、本当は解決の道は身近なところにあった、ということがよくあるのではないかと思います。環境政策にしても、日本のジャーナリストをはじめ新しい技術やハードウェアの視察にはよく来るのですが、新しい技術であれ古い技術であれ、ではそれをいかに活用していくか、というソフトの部分にはあまり目を向けない、という話をよく聞きます。そういう点を考えると、スウェーデンはその正反対と言ってもよく、そういう意味で、実用志向の強い社会だと思うのです。 返信する Unknown (Yoshi) 2010-04-08 04:41:29 ちなみに、スウェーデンでは小さな商店などではカード支払いの最低額を定めているところもあります。確か、違法だと思います。 返信する Unknown (Yoshi) 2010-04-08 04:55:29 >研究論文にも必要!? (キョトンC)こちらこそ御無沙汰しております。日本では各大学の紀要など、デジタル化されていないものもたくさんあるのではないかと思いますので、あれらをデジタル化してひとつのデータベースを作ってほしいものです。そうしたら、おそらくその段階で既に酷似文章がたくさん発覚し、冷や汗をかくことになる「プロ」の研究者もたくさん出てくるのではないかと思います。スウェーデンではどうなのか、具体的な統計は分かりませんが、発覚して大きなニュースになったこともあります。ペナルティーも大きいかと思います。一般的な話として、スウェーデンで助教授や教授といった肩書きを持つためには、博士号学位の授与権を持つ大学で博士号を取得しなければならず、また、レフリー付きの国際的ジャーナルに定期的に研究を発表していることなどが条件だと思います(正確な規定は忘れましたが)。ですので、大学以外の世界から大学に入ってきていきなり「教授」や「助教授」といった肩書きをもつことはできません(名誉号は別ですが)し、研究はせず教育だけに専念している教官はあくまで「大学教官」であって、教授や助教授とよばれることはありません。そのため、プロの研究者の質の保証はある程度できているのではないかと思います。 返信する Unknown (MIKI) 2010-04-09 21:35:03 初めまして。以前ストックホルム大学に留学など、スウェーデンに約8年ほど暮らしていた者です。今回、スウェーデン関係で検索していて、こちらのブログにたどり着きました。スウェーデンの今が伝わる、素敵なブログですね。またちょこちょこ拝読させて頂きます。 返信する Unknown (Lys) 2010-04-16 17:17:43 デビッドカードについては、例えば百貨店などとの提携クレジットカードだと利用に応じてつくポイントが何かのサービスと交換できるというシステムがあるのに比べ、デビッドカードにはそういうものがないので、消費者が実感できる『お得感』がない所にも普及の進まない原因があると日本から送られてきた新聞で読んだことがあります。コーヒー一杯でもデビッドカードで決済してしまう日常に慣れてしまった身には、カードが気楽に使えない世界は確かに不便に感じてしまいますが・・・。論文チェックの話は、現在レポートや論文に追われている身ですのでかなり身近に感じます。限られた時間内で、特に昨今のようにネットなどに膨大な情報がある世の中では、引用から導いた分析などを自分の言葉で書いたつもりでいても、既に誰かが同じような事を同じような表現で書いていた、という事もありうるわけで、このチェック機能を持っていない学生には頭が痛いなぁと思う部分もあります。 返信する Unknown (Yoshi) 2010-04-18 04:02:09 こめんと、ありがとうございます。>このチェック機能を持っていない学生には頭が痛いなぁと思う部分もあります。確かに、学生としてのそのような意見もあるかもしれませんね。ただ、たとえ似た表現になってしまったとしても、意図したコピーかそうでないかは、前後の文脈や表現の使い方などから、ある程度は分かると思います。意図したものでなければ、それは「白」ですので、たとえ同じような表現でも、間違って罰せられる可能性は少ないでしょう。類似性の高いレポートを提出した学生は、呼び出して説明を求めますが、その際にある程度、分かると思います。もちろん完璧ではありませんが。 返信する 規約違反等の連絡 コメントを投稿 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する
学部学生や大学院生だけでなく、大学教員が執筆する研究論文にも、このシステムが必要な気がします。
日本でも時々大学教員の論文、博士論文で、剽窃が発覚することがあります。
スウェーデンでは、こうしたプロの盗作問題は生じないのでしょうか?
これはITの問題では無くて、カード取り扱い手数料の問題だと思います。
日本の場合、3~7%程度とちょっと高めです。
カード使用はイクラ以上と下限を設けている店も少なく有りません。手数料をお客さんから取る店も散見されるくらいです。本当は規約違反なんですけどね。
ただ、私のポイントは、そのような便利なものを日本ではなぜもっと早い段階で導入させようとしなかったのか、という点です。クレジットカード手数料が高いことが障害だとしても、それなら業界側がカードの使用者を増やしたり、利便性を高めるために、手数料を下げる努力をしたり、デビッドカードのような利便性の高いシステムを導入するような取り組みをすることはできたと思うのです。もしくは国が規格の統一化などを行うことで普及が容易になったかもしれません。
そうすれば、たとえば携帯電話を財布代わりに使って決済をするというようなシステムの到来を待たずして、便利な決済手段を広めることができたと思うのです。
一般的な話として、日本では一つ問題があると(上の例では、カード手数料が高い、という問題)、そこで思考や行動がストップしてしまい、その先(それでも普及を進めていくための解決策を探る)へ進まないことが往々にあると思います。日本は新しい技術やハードウェアにはすぐ飛びつくのですが、新しい技術の開発や到来を待たなくても、本当は解決の道は身近なところにあった、ということがよくあるのではないかと思います。
環境政策にしても、日本のジャーナリストをはじめ新しい技術やハードウェアの視察にはよく来るのですが、新しい技術であれ古い技術であれ、ではそれをいかに活用していくか、というソフトの部分にはあまり目を向けない、という話をよく聞きます。
そういう点を考えると、スウェーデンはその正反対と言ってもよく、そういう意味で、実用志向の強い社会だと思うのです。
こちらこそ御無沙汰しております。
日本では各大学の紀要など、デジタル化されていないものもたくさんあるのではないかと思いますので、あれらをデジタル化してひとつのデータベースを作ってほしいものです。そうしたら、おそらくその段階で既に酷似文章がたくさん発覚し、冷や汗をかくことになる「プロ」の研究者もたくさん出てくるのではないかと思います。
スウェーデンではどうなのか、具体的な統計は分かりませんが、発覚して大きなニュースになったこともあります。ペナルティーも大きいかと思います。
一般的な話として、スウェーデンで助教授や教授といった肩書きを持つためには、博士号学位の授与権を持つ大学で博士号を取得しなければならず、また、レフリー付きの国際的ジャーナルに定期的に研究を発表していることなどが条件だと思います(正確な規定は忘れましたが)。
ですので、大学以外の世界から大学に入ってきていきなり「教授」や「助教授」といった肩書きをもつことはできません(名誉号は別ですが)し、研究はせず教育だけに専念している教官はあくまで「大学教官」であって、教授や助教授とよばれることはありません。そのため、プロの研究者の質の保証はある程度できているのではないかと思います。
今回、スウェーデン関係で検索していて、こちらのブログにたどり着きました。
スウェーデンの今が伝わる、素敵なブログですね。またちょこちょこ拝読させて頂きます。
論文チェックの話は、現在レポートや論文に追われている身ですのでかなり身近に感じます。限られた時間内で、特に昨今のようにネットなどに膨大な情報がある世の中では、引用から導いた分析などを自分の言葉で書いたつもりでいても、既に誰かが同じような事を同じような表現で書いていた、という事もありうるわけで、このチェック機能を持っていない学生には頭が痛いなぁと思う部分もあります。
>このチェック機能を持っていない学生には頭が痛いなぁと思う部分もあります。
確かに、学生としてのそのような意見もあるかもしれませんね。ただ、たとえ似た表現になってしまったとしても、意図したコピーかそうでないかは、前後の文脈や表現の使い方などから、ある程度は分かると思います。意図したものでなければ、それは「白」ですので、たとえ同じような表現でも、間違って罰せられる可能性は少ないでしょう。
類似性の高いレポートを提出した学生は、呼び出して説明を求めますが、その際にある程度、分かると思います。もちろん完璧ではありませんが。