'夜スグリ'

  …悪魔の果実は夜の色――

りす、うさぎ、しか、くま

2011-06-13 10:13:40 | 日記
思い出が経験に変わるときまで
ぼくら 思い出を語ろう

――楽しかったね、

***

なーんつって、カブ未経験の俺ですよ!
ボーイから、しかも中1で加入というなんとも超途中。(ボーイは小5~中3)
だから、追体験じゃないけどさ、どんなことやってるのか興味ある。
…なんてのも現在カブ隊で副長補をやっている理由のひとつだったりなんだり。

大半の理由はガキの相手が楽しいからに尽きるんですがね。
20人弱のロリショタに、のしかかられたり引っ張られたり抱き着かれたり「副長補はなしながーい!」って言われたり「副長補っておとこ?おんな?」って訊かれたりするだけの俺得なお仕事です。

小学校低・中学年であるところのカブさんたちには優しい俺ですが、
小学校高学年~中学生であるところのボーイ連中以上は容赦なくいじめます。
親綱緩んでたら直させるし、立ち釜戸の造りが間違ってたらその場で釜戸を蹴倒します。
フライがテントにくっついてたらなんでそれが駄目なのか説明させるし、
まさか雨水溝を知らないなんてなればすぐに説明してすぐに掘らせます。
あれ、いじめてないぞこれ正しく指導者だぞ…?
つか班キャンプいいなあ。リーダー(大人)がいないキャンプとか天国すぎるだろ…
たとえ班長と隊長と上級班長と、全く関係ないローバー(俺)が入れ替わり立ち替わり来ても。
しかし上級班長の役に立たなさといったらなかった。お前それでもベンチャーか。

あ、ちなみに、写真の子は男の子ですよ。
女の子に見えて思わず激写。隊長はまず俺という変態を排除すべき。

***

何かってえと、ま、お分かりでしょうが、カブ隊のキャンプに行ってきました。
全力で途中参加。土曜授業上がり→帰宅→制服来て荷物持って出発。
夏のキャンプの練習という位置付けなのですが、夏キャンは舎営(建物泊)なんだよなあ。
とにかく一回テント泊させたかったらしい。3月の関係で活動予定ぐちゃぐちゃだしね。

で、到着した瞬間に大営火が始まったんですが、火が安定した途端に雨が…。
仕方なくフライに避難、雨の中煌々と燃え盛る営火を遠目にスタンツが進んでいきました。
合計3組ある子供たちがそれぞれに出し物を考えてきています。
1組さんは、物語。赤頭巾を元に考えた童話をみんなで発表してくれました。
2組さん・3組さんは共になぞなぞ。両組ともテイストの異なる出題でした。

でね、紫遠もね、考えてきてたんですよ。
なぞなぞを。

ネタがだだ被りすぎてこりゃいかんと短時間で練り直した結果、
「♪こんばんは、どなたです」
「副長補でーす」
「♪あーあーああそうですか、出し物は、なんですか」
「なぞなぞ…(またかよ、えーっ、etc.)ではなく、お話をします」
「♪あーあーああそうですか、ではどうぞ、お早めに」
なんでかランペルスティルツキンを子供らに語って聴かせる俺。どうしてこうなった。

どうやら楽しんで貰えたようですが、ランペルのキャラが明らかに帽子屋…
こんばんは、御美しい娘さん、どうして泣いているのです?…って。
何も考えないで演じるとこうなるらしい。
そのせいで一貫して一人称「私」だったくせに歌では「♪赤ン坊は俺のもの」とか。
二面性甚だしいぜ!っていうか歌といえば歌ですよ、なんで歌えるかったら英語で知ってたからなんですが、英語で知ってるってことは当然歌だって英語なわけですね。
「♪Tomorrow,at last,the child is mine ha-ha!」とか言っても伝わらねえんですよ。
なぜランペルをチョイスしたし…いいじゃんマイナーな童話ならなんでもいいじゃん。
そしてよくあんな咄嗟に日本語で歌ったな俺。いいじゃん台詞にすりゃいいじゃん。
ま、好評だった上に副長(語り超上手いおじさん)に褒められたからよしとしよう。うん。

そんなこんなで解散、就寝…のはずが、子供らは元気も元気。
日付変わる頃までテントでおおはしゃぎ、寝たと思ったら3時半には起き出しておおはしゃぎ。
なあお前ら、いいよ、起きるのはお前らの自由だから副長補を起こしにくるな…!

翌日が朝食→撤営→解散の簡単スケジュールで助かりました。しんだ。

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2 コメント

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懐! (音素)
2011-06-16 19:46:51
あーあーあーああ、そうですか~♪
懐かしすぎるわ。ボーイさんでも同じなんだな~

と、ガール出身の私が言ってみる。
Unknown (紫遠)
2011-06-16 20:19:11
名前にふいた。

そういえば君はガール出身でしたね。
と現役スカウトの俺が言ってみる。
つかガールもキャンプっつーかファイヤーするんだな…

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