ヨーク大学 留学体験記

イギリスのヨーク大学への留学のこと

留学のまとめ

2014-08-03 14:35:43 | 日記
こんにちは。更新が滞ってしまってすみません...
ご報告が遅れてしまいましたが、お陰様で先月初旬に無事に帰国いたしました。

まだこっちの大学は学期中でしたのでゼミに出席していたのですが、1年間のブランクの後なのでやはり厳しいです(^-^;
この夏で感覚を取り戻して後期からはしっかり参加出来るよう頑張らないと

さて、少し留学から話がずれてしまいましたが、タイトルの通り今回は9か月間の留学のまとめをしようと思います。(前回お伝えした、Daytripsの後半の記事はまた留学を懐かしい思い出として振り返ったときにでも書かせていただきます。)
9カ月間、色々な事を経験して、学ぶことは沢山ありました。ここでは、留学をして良かったと思える要因を3点に絞って書かせていただこうと思います。


多くの人と知り合ったこと

これが一番大きかったと思います。

世界各地から来た友達が沢山出来ました。特に日本サークルで知り合った外国人の友達は、日本に興味を持ってくれているので共通の話題も多くとても仲良くなれ、休日に日本食パーティーをしたこともありました。今後も季節の手紙を送ったり、いつか母国を訪ねたいと思える友人が出来たことは、人生を豊かにしてくれたと思います。

また、あちらで知り合った日本人の方々とも、助け合って生活をする中で関係を深めることが出来ました。留学する目的も、年齢も様々でしたが、皆さん学ぼうとする高い意欲、積極的に他の人と関わろうとする気持ちを持っていらっしゃって、とても刺激を受けました。

英語に関する考え方の変化

もともとイギリス英語の発音が好きで、イギリスに留学することで少しでもその発音に近づいたら嬉しいな、と渡英前は何となく思っていたのですが、一転して「日本人アクセントを必ずしも否定せずに国際的に理解される英語」をめざそうと思うようになりました。これは、現地で出会った外国人の方々が自分の国のアクセントに寧ろアイデンティティを感じ、自信を持って「それぞれの英語」を話している姿に感銘を受けたからです。

日本にいると自然に「ネイティブスピーカーの英語」を目指してしまうことが多いのではないかと思います。この点についても自分の考えを持てたということも、留学して実際に英語が使用される場面に身を置いたからではないかなと思っています。


自分で暮らすこと

実は私は日本ではずっと実家暮らしをしていたので、留学先での寮での生活が、初めての一人暮らしの経験でした。
生活のスタイルや買い物など小さなことから、自分で選択することが沢山あり、経済的には援助してもらっていたものの、自立して生活することの難しさと楽しさを感じました。社会人として働く前にこのような経験を通して、自分の暮らしをつくることについて考えられたことも、良かったです。

こんな感じでしょうか...
言葉で表そうとすると難しい部分もあり、上手くお伝えできた自信はないのですが、お許しください(^-^;


これらは必ずしも「留学をしないと学べないこと」という訳ではないとは思いますが、言葉も人も、暮らしも、全てが普段とは違う環境だから気づきやすかったのかもしれないと思っています。

ここで得たことを糧に更に努力してこそ留学の意義があると思うので、今後とも精進して頑張ってゆきたいです


最後になりましたが、このブログを読んでくださった方々、留学を考える上での何らかの参考にして下さった方々、ありがとうございました

今後、留学中の楽しい出来事やお伝えしたいことなど思い出しましたら記事を書かせていただくかもしれませんので、その時はまた宜しくお願いします。

それでは、良い夏をお過ごしください



Daytrips Part 1

2014-06-19 14:22:30 | 日記

こんにちは。
帰国まであと10日となりました。もう当分ここへ戻ることもないのかと思うと、不思議な気分です。

タイトルの通り、今日は旅行に焦点をあてて今までの日々を振り返ってみたいと思います。
写真もありますので、楽しんでいただけたら嬉しいです

Leeds
Yorkから近くて、電車も1本、場合によっては1駅のとても訪れやすい都市です。30分ほどで着いてしまいます
別の友人と行ったのでその時は会えませんでしたが、外語大からの派遣で留学している同期が住んでいる街でもあります。

一言で印象を表すと、"ショッピングの街" という感じです。


古い建物が比較的多いYorkと比べるとかなり近代的です。
ManchesterやLondonなど他の大都市へのアクセスも良く、この辺りでは一番の大きな都市と言えるかもしれません。

博物館などの観光場所もありました。私が訪れたときは季節の展示で"おさるのウィリー"のコーナーがあって癒されました
入場無料なのも嬉しいところです。


次です。
Edinburgh
Yorkから3時間弱と少し遠いですが、スコットランドの都市の中では一番訪れやすいと思います。
街並みだけでとっても綺麗でした!


Yorkと同じく古い建物が沢山残っていますが、受ける印象は違います。Yorkの街は赤いレンガ造りの建物が多く、赤色のイメージがあるのですが、それに対してここは黒やネイビーのイメージです。

ここでのハイライトはやはりエジンバラ城でしょうか。入場料は記憶では10ポンド以上ですこしお高めですが、外から眺めるだけでも綺麗ですので、こちらにきたら是非立ち寄ってみてください


あ、そうそう
やはり北に位置するだけあり、気温はイングランドよりも低いです。寒いシーズンに行かれる場合は防寒具をお忘れなく



それから、旅の技術の情報を1つ。

イギリスの電車に関して、Railcardというものがあります。
学生はこれを使えば電車賃の3分の1オフのディスカウントを受けることができます!発行には30ポンドかかりますが、その後の旅行など移動で沢山電車を利用することを考えれば、すぐに元は取れるのではないかと思います。
駅の窓口で購入するか、オンラインで申し込み、イギリス国内の住所に送ってもらうことができます。私はオンラインで申し込みましたが、3日程度で届きました。


思ったよりも長くなったので、今日は前半ということにして、近々残りの3つのDaytripsについても書かせていただきます
読んでくださってありがとうございました


テストのこと

2014-06-08 16:25:47 | 日記
こんにちは!

3か月ぶりの更新となってしまいました。
言い訳は...試験勉強です(^-^;

先日、final exam(学期末試験)が全て終了しました。
こちらの試験は、日本の大学で受けていたものと少し違いました。今日はそのことについて書こうと思います
※ヨーク大学、言語科学学部の例ですので、他の学部や大学がどうなのかは分かりません

とてもフォーマル

日本でいうと、入学試験くらいフォーマルです。
講堂のような場所に、学生証と筆記用具のみをもって入り、くじを引いてその座席に座り、大きなスクリーンに残り時間が映され、監督が数人見回りをして...という感じです。
解答はIDのみの匿名で行い、採点も、授業の担当教授以外に、大学外部のsecond examinerによっても確認されます。
この徹底ぶりには驚かされました

時間が長い

2年生以上のモジュールは、エッセイタイプの問題が多く、試験時間は2時間~3時間と長いです。
普段こちらの授業は50分なので、内容の勉強とは別に長時間集中力を維持する練習も必要かもしれません。

試験勉強準備期間がある

試験1週間前はレクチャーもセミナーもない、準備期間に指定されています。
これは助かります ただし図書館は大変な混雑なので、必要な文献などは早めに借りるのが賢明の様です。


あと、困ったのは

解答をボールペンで書かなくてはいけない

慣れない英語のエッセイなのに、消せないペンで書かなくてはならないのです。これは結構辛かったです
結局、線で消したりとあまり見栄えの良くない解答になってしまいました。(採点する方も大変ですよね(^-^;


それから試験期間ですが、
学期の最後に成績を出さなくてはならないので、それよりも前に行われます。
今年はどの学部も大抵、5月末~6月初旬でした。(なので、それが終わってしまえば後は自由です!笑)

やはり違う国の、違うスタイルで試験を受けるというのはとても緊張しましたし、準備も大変でした。
けれどこの点が、英語をreal purposeの為に使ったと、一番実感した点であった気もしています

これが終わってしまえば、あとは残りの時間を楽しむだけなので、解放感は一入です!!
どこにいても、試験の後というのはいいものですね。

少しゆっくりできそうなので、今までを振り返って思い出したことを帰国前にまたお伝えできたらと思います。


それでは、今回も読んでくださってありがとうございました



ふだんの買い物

2014-03-02 17:37:04 | 日記
こんにちは。

この前まで春の気候が来たと喜んでいましたが、昨日今日は寒さが戻ってきました
イギリスの天気に関して大切なのは、信用しないことです 笑


今日は日曜日ですが、雨ですこちらの雨はそんなに激しくはないので、フードくらいで歩いている人が多いです。
傘さしている人はあまり見ません。気にならないのでしょうか。
あ、でも傘をさしたからといって不思議な目で見られるということはないので、雨に打たれるのは...という日本人気質のひとも大丈夫ですので安心してください



さて、タイトルの通り、今回は日常の買い物をどんなところでしているか紹介したいと思います。

よく利用する順に

NISA (学内に入っているスーパーマーケット)


これはキャンパス中央にあるものです。Halifax Collegeという、私の住んでいる寮(キャンパス中央から徒歩15分ほどの、一番離れている寮)のそばにも小さめのものが1つあります。


:) 近くて、気軽に行ける

:( 品揃え、品質がいまいち

毎日のように細かなものを買いに行けるのでほとんどの学生が一番使っているのはここだと思いますが、生鮮食品は、買わないほうがいいかもしれません。買うときは、よく確認を!
物価は高めという人もいますが、安いところと比較すれば、という意味で、恐れるほどの高さではないと思います。

Marks and Spencer

:) 品揃え、品質が良い

:( 少し遠い、値段が高い

NISAと逆の感じですね。生鮮食品を買いたい時などはここに行きます。シティにあるのでバスに乗らなくてはなりませんが(往復2ポンドほど)、バス停からはすぐそばなので面倒ということはありません。

Morrisons

:) 大きくて何でもある、安い

:( 少し遠い、少量で買いづらい

さすが外国って感じの、すごく大きなスーパーです。何でも揃うし、値段もかなり安いです。
けれど、私はあまり使っていません。理由は、一つ一つの量が多いからです。
一人暮らしをしていると、どうしても使い切れずに余ってしまいます。現地のお客さんを見ていても、週末に家族で車を使ってきて大量に買っている人が多い気がします。
大学から直通のバスが出ているのも便利ですし、一緒に食材をシェアできるハウスメイトや近所の友達がいて一緒に利用できたらここもいいですね



その他に、私は行ったことのないスーパーも街の中に色々ありますが、ヨーク大学の学生がよく使っているのはこの3つかなと思います。

それからもう一つ、スーパーではないのですが、

Tesco online shopping

これはかなりの学生が使っている気がします。オンラインで買うと指定の日に玄関まで届けてくれます。
生協みたいな感じでしょうか。送料は一定金額以上で無料なので、これもハウスメイトとシェア出来たらいいですね♪

よい買い物をしたかったら、持つべきものは仲の良い隣人ってことでしょうか


そういえば、イギリスは階級社会と言われることがありますが、利用するスーパーに階級の意識があるとかないとかいう話も聞いたことがあります。
WaitroseとかMarks and Spencerが比較的階級の高い人が使うイメージとか。

とはいっても、私自身実際色々な種類のスーパーに行っても特にそういったことを感じることはありませんし、あまり気にしなくても良いのかな、と思っています。ご安心を!

今回も読んでくださってありがとうございました

洗たくのこと

2014-02-26 13:45:52 | 日記
こんにちは!

また間が空いてしまってすみません!
授業が大変で大変で。
スライドが一切ない授業で、セミナーでの練習問題も答えを与えられない、「耳だけで学んでね!」って感じのとてもハードなものでした。
そんなこんなで分からないが溜まってしまって、どうしようかと悩みました。

そして、その授業、キャンセルしました 笑
これは明らかに私の能力を超えていたので、逃げだとは思っていません。そんな選択もたまにはありかなと。


本題に入ります!タイトルの通り、洗たくのことです。(同音語なのは偶然です)

私は寮に住んでいますが、洗たくする場所は、各家についてるのではなくて真剣に歩いたら徒歩3分くらいの場所に共同のランドリーコーナーがあります。
これは全英チェーンのようなので、もしかしたら他の大学でも全く同じかもしれません。

washing と dryerの2つがあります。


こんな感じです。(写真はwashingの方です



台数
は、れぞれ300人の学生に対して18台というところでしょうか。

決して多くは無いですが、時間帯をずらせば空いています!

ピークは休日×夕方なので、
お勧めは平日×午前中です。

授業の無い日もきっとありますし、出来ると思います
因みに私は午前10時ぐらいにしていますが、空いていなかったことは無いですし、他に人がいたことすらあまりありません。
VIPの気分で洗たくが出来ます 笑

聞くところによると、今何台空いているかがリアルタイムで分かるアプリもあるようです!ディズニーのアトラクションみたいですね


値段
は、
washing が1回 2.5ポンド、dryerが1ポンド くらいです。
初回にカードを買って、そこにチャージしてICカードのように使います。
日本でしているように毎日しようと思ったら高いですね。
多い人でも一週間に数回という感じだと思います。友達とシェアしている人もいます。

私は、部屋に付いているシンクでも洗たくをしているので、機械に頼るのは2週間に1回くらいでかなり節約出来ているので、そんなに心配しなくても大丈夫かと思います。

メニューは、whites/colors/delicatesなど数種類ありますが、
洗たく詳しくないって私みたいな人も大丈夫です!丁寧なインストラクションがあります。


上記3種の違いって、温度だけなんですね。勉強しました


あと、心配な方もいるかなと思うのですが、機械の力はかなり強いので、delicateがあるとはいえ、あまり繊細な素材は専用の洗剤で手洗い、またはクリーニングサービスが無難だと思います。
それから、縮みが心配なもの、ワイシャツとか綿素材のトレーナーなどは、洗たく機だけ使って、dryerには入れず、自室で干すというのも良いと思います
大丈夫です。イギリスでも雨じゃない日もあります


こんな感じが、私が経験してるイギリスでの洗たくです。
こういう生活の類の話好きなので、長くなってしまいました(^-^;

読んでくださってありがとうございました