寄居剣道連盟|七転び八起き

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県北剣友会「協議会」が開催されました!

2011年02月12日 | おしらせ
 また雪が降りました。天気予報では金曜日の午後から土曜日の午前中にかけて降るとのことでしたが、金曜日の朝からこんこんと降り始めていました。朝のうちは降っても降っても積もる気配はありませんでしたが、前の雪は融けてしまっているものの、地表が冷えているでしょうから積雪が心配でした。
 金曜日(2月11日)は、夕方から県北剣友会の協議会が予定されていました。県北地区の各団体の会長と事務局長の集まりで、いわゆる総会のような会議です。会議のあとには懇親会も予定されており、帰りは代行で帰るつもりでいましたが、前の記事でも書いたとおり、私の車はノーマルタイヤですから、雪の積もり具合によっては帰れなくなるのではないかと心配になり、カミさんに送ってもらいました。子どもをスイミングに連れて行くついでだということで、そちらの時間に合わせたため、予定の時間より30分以上も前に会場に着いてしまいました。夕方ごろになると、雪の降りもいくぶん穏やかになり、しんしんと降っているという表現がふさわしいような降り方になっていました。
 しばらくして、続々と出席者が集まってきました。開会時間の5時近くなるとほとんどの先生方が集まっておられましたが、若干名まだお見えにならない先生がおり、幹事長が連絡をとると、ちょうど駅に着いたところだということでした。会場は駅からだと5分程度の場所です。定刻になるけれど、ちょっと待ちましょうかと幹事長が気遣うと、会長の谷川先生は、いや、時間には始めましょうと厳格に会議を開会させました。ちょっと厳しい気もしましたが、やはりこれがスジでしょう。時間を守って会場に着いた多くの人たちが、時間に遅れた一部の人のために待たされるということは理にかないません。「正直者がバカを見る」という言葉がありますが、そういう世の中にしてはいけないと思います。今の日本は、どちらかというとそういう風潮があるようにも感じられますが、正直者ほど報われる社会を築いていかなければ、これからの日本の繁栄は望めないでしょう。ただ、この日遅れてしまった先生は、日頃からキチッとした先生で、この日はたまたま諸事情で遅れてしまったのだろうと思います。決して遅れた人を非難しているわけではなく、谷川先生の英断に感銘してふと上記のようなことを考えてしまった次第です。
 会議の議題は、例年おこなっている会計報告などのほか、来年度は埼玉県剣道連盟が「財団法人」から「公益財団法人」へと移行するにあたり、県北剣友会の規約の改正や役員の選出など、その関連の事項について議論を費やしました。その他にも、四地区対抗剣道大会や地区講習会における取り決め事項などについても検討され、北部地区における認識の統一が図られました。
 会議は1時間弱で閉会し、続いてお待ちかねの懇親会へ突入しました。外はしんしんと雪の降りそぼる中、和やかに賑やかに宴は盛り上がり、おいしい料理にますます酒も進み、今宵楽しい美酒に酔いしれました。私も調子に乗って飲み過ぎたようで、翌朝は何とか起きられたものの、頭が痛いのと寒さのため、再びフトンの中へもぐり込んでしまいました。あまり無理のできない年になってきました。摂生しなければいけません。
 お昼まで休養して、どうにか復調し、夜は定例稽古に出かけました。19:30頃道場に着くと、すでに道場からは稽古の音が響いていました。いつものように中学生とそのお父さんが基本稽古に励んでいました。その熱心さには誠におそれ入ります。前日の県北剣友会の協議会では、会長の英断により開始時間に開会しましたが、いつも時間に遅れているのが本会の稽古です。そんな中で、時間前に来て稽古に取り組む姿には、明るい未来を感じます。正直者が報われる時代を拓いていきたいと改めて強く感じました。
 本会の定例稽古の開始時間は19:30ですが、やや遅れながらも10数名が集まってきました。やはり普段が20:00ごろから始まるので、それに合わせて集まってくるのでしょう。慣習とはおそろしいものです。それでも、この時間に来ている人はまだやる気が感じられます。だいたい、時間に来る人、遅れてくる人の顔ぶれは決まっています。20:00頃になってからのんびりと集まってくる人たちは、いったいどういうつもりなのだろうかと思ってしまいます。こういった人たちは、準備運動のことを考えているのでしょうか。まして今日あたりは寒さが厳しいので、体が温まるまでに時間を要することもわかりそうなものです。剣道は「初太刀」が大切だと言われています。準備運動は、ケガをしないように予防のためにやるだけではありません。初太刀をとるために、気を錬るために心の準備を整えるものだと考えています。いざ、立ち会ったときに、いつでもいける!いつでも打てるという心構えをつくるのです。その心構えなくして初太刀はあり得ず、ましてや剣道の上達は望めないのではないかと思っています。まあ、準備運動などせずとも、心構えも体の準備もできているという方であれば、それはどうでもいいことかもしれませんが。
 三連休の真ん中であったり、雪が降って寒さが増してきたこともあったかもしれませんが、稽古開始の頃には10数名程度の、土曜日としてはちょっとさみしい人数でしたが、最終的には20名を超え、ほどほどの人数になっていました。秩父からもなじみの先生方にお出でいただき、本会の稽古を盛り上げていただきました。ありがとうございました。寒い中、稽古に参加された皆さんには、ご苦労さまでした。やはり稽古をしている人は、それなりに上達していると感じました。今度はこちらももっと考えて稽古に臨まなければいけないと思いました。さらなる工夫を施して稽古に臨んでまいりたいと思っております。
 ところで、明日(2月13日)は、寄居町の駅伝競走大会です。かつては本会でもチームを組んで出場したこともありましたが、今はコース警備員として、大会運営に協力をするのみです。寄居剣道連盟から4名、成心館剣道場から2名の方にお役目をお願いしておりますが、不備のないようよろしくお願いいたします。

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