ふくい自然と歳時の寸景

ふるさと福井の自然と生活を四季折々の風物・光景の一齣の写真を添えて紹介します。

天は二物を与えず (3) また来たくなる自然!

2006-01-23 | 雪の損得
山荘周りの除雪を終えて、一息つくと眼前に茜に染まる経ヶ岳の山並みが迫ってくる。素晴らしい光景である。これがあるから、又やって来る。来るたびに違った光景がある。晩秋、初冬、厳冬、早春、などは年間でももっとも変化があり素晴らしい。六呂師に山荘があるから、このようなシーズンにも気軽にやって来ることが出来る。その様な天の恵みに心が癒される。浩然の気とはこういうことかも知れない。

天は二物を与えず (2) 招かざる冬将軍!

2006-01-22 | 雪の損得
奥越前の豪雪地では1m程度の雪は普通で、あえて雪下ろししなくても、そのうち自然に落ちるか解けるかするので様子眺めをする場合が多い。勿論この程度の雪で屋根が潰れることがない構造になっている。また12月中旬では気温が高く根雪になることはない筈だった。ところが今回は、暖冬予測を急遽訂正するほどの異常低温で雪が解けない。冬支度も完了していないなど、ことごとく想定外の事態になった、お陰で12月中旬からは毎日、雪との戦争で、自衛隊の出動は適切な判断だった。(福井県はチャンスを逃した、死者などの損害も、全国で上位になっている)
 写真は山荘の屋根から某宅の屋根越しに眺めた荒島岳で素晴らしい光景ですが、背丈を越す雪で危険で雪下ろしが難しく、屋根の軒先は雪の重みで既に折れていて大きな損害です。住民にとっては荒島岳の素晴らしい光景と取引できは出来ない。天は不公平ですね。

天は二物を与えず (1) 厳しさ故に癒しも大きい!

2006-01-22 | 雪の損得
 異常に早くやって来た大雪に、豪雪になれた地域の住民の混乱をきたした、奥越前は特に豪雪地帯である。六呂師高原は麓の大野市街や勝山市街に比べ1倍半の降雪がある。冬期はスキー場になっているので相応の雪がないと意味がないが、それにしても背丈を遥かに越える雪が年末から年始に掛けて積もった。
 ここにFUWVOB会が維持管理する六呂師山荘があり、その雪下ろしに何度も出動することになった。以前と比べ道路は除雪できていて往来には支障がないので、地元のOBの協力が得やすくなった。このような作業があるから厳冬の最中に六呂師に来ることが出来、結果として素晴らしい光景に巡り会える。

写真は経ヶ岳の山並み六呂師スキー場・六呂師高原六呂師山荘はこの山の麓にある。

根雪で一杯の住宅団地の正月

2006-01-01 | 雪の損得
快晴の正月になったが誰も除雪しない。正月の性か、除雪に疲れたのか静かなもの。初詣か神社の近くは駐車の車で渋滞。初売りのショッピングセンターも混雑していたようです。それなりに正月を楽しんでいるようです。