ちょびっと、よこて。

タイトルのちょびっとは「少し」という意味。横手市観光協会から横手を少しずつですがご紹介していけたらと思っております。

2/15,16「よこて夜の伝統行事・かまくら!」

2017年01月11日 11時30分38秒 | 観光協会日記

横手駅観光案内所からこんにちは!

今年は雪の少ない横手でしたが、1/10の夜から雪が降り始め、横手らしい景色に

2/15、16の夜に行われる「450年の伝統・横手のかまくら」の行事内容が発表となりました。

横手のかまくらの詳細はこちら→ 【平成29年 横手の雪まつり タイムスケジュール】

 

旧暦の小正月の夜、雪室に地元の子ども達が入り、道行く人に「入ってたんせ」と声をかけ、

雪室の水神様を参拝した方に甘酒や焼き餅を馳走する、横手に450年続く夜の伝統行事です

 

「かまくらが行われるのは夜18:00から」 男鹿のなまはげ柴灯まつりなど、

秋田県の小正月行事は夜に行われるのが通例です

(正月最初の「満月の夜」を小正月とした、云われに習っています)

始まるまでは、

 ・秋田県の工芸品や物産などが集まった秋田ふるさと村」(車で15分。バスあり)

 ・豪商が暮らし、蔵通りがならぶ増田の蔵」(車で30分。バスあり)

 ・公園内に古民家が集まり、2/15、16はソリ滑りなど昔の横手を体験できる民家苑 木戸五郎兵衛村」(車で30分。バスあり)

などを楽しんで、夜に行われる横手のかまくらを待ちましょう

 

辺りが暗くなって18時を迎えると、子ども達が雪室に入り、いよいよ「かまくら」が開催です。

市内に100基ほど作られる雪室から「入ってたんせ」「水神様おがんでたんせ」「甘酒飲んでたんせ」など

子ども達が声をかけてくれるので、自由に入れます

 

雪室の中に「水神様」のお札が置かれた雪の神棚があるので、お賽銭をあげ

子ども達からおもてなしを受けましょう。 身も心もあたたまります

 

かまくらの翌日の朝、16、17日は「梵天(ぼんでん)」が行われます。

町の町内会、企業、同期会などが作成した全長5mをこえる

豪華絢爛な、大きな飾り御幣「ぼんでん」がならび、神社に奉納されます。

重さが30キロ以上ある梵天を、ひとりで掲げ歩けるのが「男ぶりがある」とされます。

「静のかまくら、動のぼんでん」といわれ、「ジョヤサ!ジョヤサ!」

威勢のいい掛け声と、ほら貝が町に響きます

 

夜にかまくらを楽しんで横手に1泊して

翌朝にぼんでんを見るのがおすすめの過ごし方ですね

 

 2月10日ころから県内は小正月行事でめじろおしとなります。

寒い冬の夜をにぎやかに過ごして春を呼ぶ、秋田には かかせない伝統行事です