横手駅観光案内所からこんにちは!
今年は雪の少ない横手でしたが、1/10の夜から雪が降り始め、横手らしい景色に
2/15、16の夜に行われる「450年の伝統・横手のかまくら」の行事内容が発表となりました。
横手のかまくらの詳細はこちら→ 【平成29年 横手の雪まつり タイムスケジュール】
旧暦の小正月の夜、雪室に地元の子ども達が入り、道行く人に「入ってたんせ」と声をかけ、
雪室の水神様を参拝した方に甘酒や焼き餅を馳走する、横手に450年続く夜の伝統行事です
「かまくらが行われるのは夜18:00から」 男鹿のなまはげ柴灯まつりなど、
秋田県の小正月行事は夜に行われるのが通例です
(正月最初の「満月の夜」を小正月とした、云われに習っています)
始まるまでは、
・秋田県の工芸品や物産などが集まった「秋田ふるさと村」(車で15分。バスあり)
・豪商が暮らし、蔵通りがならぶ「増田の蔵」(車で30分。バスあり)
・公園内に古民家が集まり、2/15、16はソリ滑りなど昔の横手を体験できる「民家苑 木戸五郎兵衛村」(車で30分。バスあり)
などを楽しんで、夜に行われる横手のかまくらを待ちましょう
辺りが暗くなって18時を迎えると、子ども達が雪室に入り、いよいよ「かまくら」が開催です。
市内に100基ほど作られる雪室から「入ってたんせ」「水神様おがんでたんせ」「甘酒飲んでたんせ」など
子ども達が声をかけてくれるので、自由に入れます
雪室の中に「水神様」のお札が置かれた雪の神棚があるので、お賽銭をあげ
子ども達からおもてなしを受けましょう。 身も心もあたたまります
かまくらの翌日の朝、16、17日は「梵天(ぼんでん)」が行われます。
町の町内会、企業、同期会などが作成した全長5mをこえる
豪華絢爛な、大きな飾り御幣「ぼんでん」がならび、神社に奉納されます。
重さが30キロ以上ある梵天を、ひとりで掲げ歩けるのが「男ぶりがある」とされます。
「静のかまくら、動のぼんでん」といわれ、「ジョヤサ!ジョヤサ!」の
威勢のいい掛け声と、ほら貝が町に響きます
夜にかまくらを楽しんで横手に1泊して
翌朝にぼんでんを見るのがおすすめの過ごし方ですね
2月10日ころから県内は小正月行事でめじろおしとなります。
寒い冬の夜をにぎやかに過ごして春を呼ぶ、秋田には かかせない伝統行事です