のどかじかどの

高校に行かない道を選んだ、かじかです。
ぶな森で高2~高3(の年齢)の夏まで研修生見習いをしていた日々を綴っています。

掃除と洗濯

2011-09-15 09:37:03 | 内省・分析
引き続き、家の片付けや掃除などをして過ごしています。

昨日は晴れたので、家の前にロープを張って
せっせと布団カバーや枕カバー、ふとん、玄関マットやら
洗濯物を洗っては干していました。

洗濯物が干してあると、家って随分と家庭的にみえるものだと勝手にひとりで感心。

あとは細かいものを詰めることと、掃除です。
今日から母がやってくるので、若干助けを借りながら最後のつめをしていきます。

まだ掃除を楽しむ術は習得できてないのですが、
洗濯をするというのは随分楽しいもので、1日中やっても飽きそうにないです。

洗濯が好きな理由を分析してみると、
手順がいたってシンプルで、不確定要素が少なく、
終わった基準がわかりやすいから、といったあたりでしょうか。

洗濯機に入れて、ハンガーに干して、乾いたら畳む。
なんとも素晴らしき繰り返しです。

掃除については、ここまで綺麗にしたらOK、という基準が
自分の中でぶれているので、やるたびにストレスがかかります。

基準なんてどこにもないんですけど、
くっきりと、グレーではなくて白黒はっきりした基準があると私はとても楽です。

誰しも人それぞれにあったやり方、というのがあって、
その人が楽なようにやれたら、それが1番ですよね。他人に迷惑をかけなければ。

掃除についても常識に外れない程度に自分基準をつくって、
楽しんでやっていけるように工夫していきたいです。

自然学校ライフも残すところあと3日、
悔いのないように過ごしていきたいです。

家、片付け中

2011-09-13 13:57:31 | 内省・分析
1年半もいると荷物は増殖するものです。

かなり逃げがはいりながらも、なんとか少しずつ、
荷物を段ボールに放りこんでいます。

自分がどれだけ人に面倒を見てもらっているのかに感謝しながら…。
本当、ありがとうです。それしか出てきません。
ありがとうならいもむしはたちって。なぜか出てきたMRKさん語。

ああ、夏長期の荷物準備で持ち物リストを見ながら、
最初のひとつめの帽子がみつからないだかなんだかで、
立ちすくんでいた自分を思い出します。

でもそう、ちゃんと進んではいるのですから、
ポジティブに、きっと終わらせられる!です。
できたものは学校に運び出してしまいましょう。

悪い時の癖、決められなくなる。

だからとりあえずブログの更新
右下にある「投稿する」のボタンを押します。

言葉の力

2011-09-09 18:23:53 | 内省・分析
昨日に引き続き、今日も終日イエティくらぶの準備。
午前に、刈った草を運び、午後からは学校掃除。

午前中に雨の中、草を運んだら、午後からは雨がやんでしまいました…。
わざわざべちょべちょになりながらやったのに!とこんちゃんと苦笑い。

たまに雨の作業というのも悪くないですよね。
と、自分に言い聞かせる。

ネガティブになってくると、言う言葉までネガティブになってきて、
その言葉でまたネガティブになって、
それって悪循環だよね~という話に今日のお昼時になったのです。

たしかに、私は落ち込んでくると、「なんでこんな駄目なんだろう」
「もう無理」「できない」とか、そんなことばっかり言って
自分のテンションをわざわざ落としている気がします。

けっこう言葉に引っ張られる面ってありますよね。
ということで、もう、ネガティブ禁止!と言ってやたら明るくお昼ご飯を食べてみました。

「もうだめ~あっだめじゃない!私はできる!」
「そうだ!君はできる!」
「いや~イエティだいじょ…ちがう楽しみだね!」みたいな。

私の発言はかなりネガティブ率が高く、たくさん駄目だしをくらいました。
これはよくないと、大いに反省。

あんまりにも「私はできる」とか言いすぎても、
ちょっと気持ち悪い気もしますが
言葉からはいるとうのも大事なのかもしれません。

掃除中も、「楽しい」「いい調子だ」と
あやしくひとり気合を入れながらやってみると、
案外いいかんじの気分でやれたりして。

よし、私はできる。

これから温泉に行ってリフレッシュもするし
明日への準備はばっちり万全です。

久々の晴れ

2011-09-08 19:59:15 | 事業(モード)
長かった雨があがり、やっと1日中晴れました。

晴れたことで、やっとの草刈りができるように。
裏のスペースの草を刈ったり、
石焼きじゃがいもを試してみたりと、イエティの準備に勤しんでいます。

農家さんの所ではいもの収穫が始まっており、
いただいた種いもを焼いもにしたらなかなかおいしかったですが、
ごはんのあとにそれを食べたせいで、お腹いっぱい。

それにしても、こうやって運営側として関わる
イエティくらぶとしては、最後になるんですね。

頑張ろう。といいつつも、いつもイエティくらぶは
1泊2日という短さが、苦手だったりします。
いや、そんなこと言ったら私は苦手だらけなんですけど。

ちなみに内容は「イエティ海族団 最後の海遊び&収穫祭!!」と題して
その名の通り、定番政泊漁港での海遊びと
収穫祭、といって自然学校の畑でとれた野菜を使ってアウトドア料理をします。

2か月ぶりとちょっと久しぶりだし、きちんと定員集まったし、
初めての子が多めだし、ちょっと緊張もしていたり…。

頑張ろう。

雑然

2011-09-07 18:57:53 | 内省・分析
学校の机と、家の部屋が、雑然としています。

机の乱れは、心の乱れ。
あまりいろんなものが整理できていません。このままでは良くないです。

机には紙の類が、とりあえず置きっぱなしでぽんぽん積み上げられ、
1週間前に防災訓練でもらった非常用持出袋も放置されているし…。

家の部屋にいたっては、机の上には書きっぱなしのノートが開かれたまま何冊も置いてあり、
本は随分と本棚から逃げ出しているし、
勉強道具も久々に段ボールから出したままぽいされてるし…。

しかも汚いなあと自覚しつつも、1週間以上同じ状態で、見て見ぬふり。

実は、あんまり認めたくないけれど、整理できない人なんですよね、私。
稀に思い立って全部整頓しなおしたりするのですが、日常的に片付けができないのです。

綺麗好きに見えなくもないのですが、それはただいつもの場所に
いつものものがないと落ち着かないというただの”こだわり”に過ぎません。

ちなみに今こだわりのスイッチが入ってしまっているのは、
・キッチンの台に水がこぼれていると駄目、とにかく拭きたい

…あといくつかあげるつもりだったけど、なかったです。

一時的にスイッチが入ったものとしては、
・事務所の机は常にきれいにしておかなきゃ駄目
・自分の机は毎日帰る時にきれいにしておかなきゃ駄目
いや、当たり前にあるべき習慣なのですがね。

でもそれが、「常にそうじゃなきゃ駄目」という応用の利かない
ルールとして自分の中に刻みこまれてしまうわけで、
1度でも今日はいいや、ってなってしまうともう取り返しがつかない気分になってしまうのです。

ああ、面倒くさい性格。

全くやらないか、神経質にやり続けるか。0か、100か。
中間は存在しないのです。「適当」という文字は私の辞書に存在しない。

そんな言い訳みたいな自己分析をぶつぶつ書いてもね、昨日に引き続きしょーもないです。
いいから片付けろって、とりあえず整理しろって
自分に追い打ちをかけるべく、ブログに書いてるのです。

やるべきことを整理して、とりあえず便宜的にでも秩序を作り見通しをたてて
自分を動かしていかねば。釧路に帰るまであと10日です。

このままでずるずるいっては、もったいない。

風邪っぴき

2011-09-06 17:53:27 | 内省・分析
大雨もどうやら峠をこえ、数日ぶりに青空が戻っている黒松内です。

数日間、バケツをひっくり返したような雨が降ったりやんだり、そして強い風。
「川に近づかないでください」という防災無線が流れ、
教育委員会の方が被害がないか確認にきました。特に自然学校は被害なしですが。

自然学校の裏にある、いつもはちょろちょろと膝下の深さで流れている一の木川も、
チョコレート色の濁流となり、勢いよくざあざあと流れています。
入ったら流されてしまうだろう雰囲気。こわいです。

記録的大雨、というだけあります。

そんな中ですが京都女学院大学のご一行様は、黒松内を満喫し
JRの運休に見舞われつつもどうにか帰路につきました。

雨で予定したプログラムはかなり変更になりましたが、
楽しんでいったようすで良かったです。
まあ私はごはん作りのお手伝いをしていただけで、何もしていないのですが。

ああ、そんなこんなで…気付けばイエティくらぶまでもう4日!じゃないですか。
ふぬけてるぞ、自分。気が抜けてます。情けないことに風邪もひいてます。

数日前から軽い喉の痛み、鼻水がずるずると治りません。
目、鼻、喉、それぞれの粘膜がちりちりと痒いのです。

たいした症状じゃないのに、腹立たしい感じの風邪です。
熱でも出してくれた方がすかっとするのに。そんなこといっても仕方ないですが。

健康だけが取り柄なのに…。

愚痴っていてもしょーもないので、ブログはこの辺にして早めに寝るとします。

女子大生

2011-09-03 17:23:15 | お知らせ
京都にある、平安女学院大学の学生さん24名が
エコツーリズムの勉強をしに、黒松内に来ています。

昨日から2泊3日、昨日は歌才ブナ林ハイク、
今日は寿都・洞爺湖へお出かけ、明日はチーズ作り体験などをする予定です。

ということで、自然学校に女子大生24名が泊っており、
イエティくらぶとはまた違うにぎやかさをなしています。
なんだか新鮮な感じです。

女子大生かあ…なんて他人事のように思っていたら、
ん?私ももうすぐ女子大生か。果たしてそんな響きが似合うものになれるのかどうか。

そう、受験勉強。
しばらく実は放棄していた受験勉強。

大学なんて行きたくなった時に行こう、と思って勉強をひとまず放棄してはや何カ月。
ぶな森ライフをエンジョイし、夏長期を成功させたいモチベーションだけで突っ走り、
たどりついたところは、自分の総合的な経験不足。

仕事をするにしても、ディレクターを目指すにしても、
このままじゃ駄目だというところに行きつきました。
まだまだいろいろな経験をしていなさすぎる。俗世間を知らなすぎる。

ということで、結論。重大(?)なお知らせです。

私は9月16or17日をもって、自然学校を卒業し、
釧路の実家に戻り受験勉強に専念することにしました。


今年度の合格は難しいと思いますが、来年度には必ず合格を目指して、
北大の水産学部に入るべく勉強をしていきます。

ここにいた約1年半で感じたこと、
詳しい心境やらなんやらはまたの機会に書きたいと思います。

ブログについては、釧路に帰ってからも続けていきたいと考えているので、
これからも「のどかじかどの」をよろしくお願いします。

「自然学校の日々を発信する」という主旨からは変わりますが、
釧路での日々についてや、自分という人間についての分析結果など、
感じたこと考えたことを今まで通り書いていきたいと思います。

とりあえずご報告まで。
女子大生、めざして頑張ります。

なぜ私はワークショップが苦手なのか

2011-09-02 19:26:09 | 内省・分析
特に今日は書くネタが思いつかないので、得意の小難しい自己分析話。
本日のお題は「なぜ私はワークショップが苦手なのか」

ブログには書きませんでしたが、8月27、28日に
札響のトロンボーン奏者の田中さんを講師にお招きして、
黒松内で学ぶ田舎暮らし講座、音楽ワークショップを行いました。

本当に素敵な講座だったのですが、
ワークショップがもともと苦手な私は、
悩んでた時期だったことも重なり、上手に入ることができませんでした。

重ねていいますが、本当に講座としては素敵なものだったのです。
それを楽しむことができなかった原因は、100%私の中にあります。

そもそもなんで、ワークショップが苦手なのか?
それはワークショップには正解がないからです。正解を求めるものではないからです。
正解がない、ということは私の苦手とすることなのです。

ではその中でも特に、音楽や演劇のワークショップが苦手なのはなぜか?

自由な発想でやってもいいよ、と言われると何も思いつかなくなり、
頭が真っ白になり、なんかやらなきゃという気持ちばかり焦り、
何もできなくなってしまい、落ち込んで、殻にこもってしまう。

でも今までは傷口を見たくなくて、苦手原因をあまり追究していませんでしたが
これを機会に苦手原因を分析しようと思いたち、
考えて考えた結果、その原因がやっと解明されてきました。

最初は、私には”芸術で表現する”ことができないのではないかという仮説をたてましたが、
ひとりで、または家族の前でなら、音楽でも踊りでも寸劇でも自由に表現することができるのでこれは×。

慣れている人の前で、リラックスしている時なら大丈夫。
ということは、原因は緊張にありです。

私は初対面の人や、やったことがないことへの抵抗感や警戒心、緊張感というものが
とてもとても強いです。慣れて、受け入れるのに物凄~く時間がかかります。

音楽、演劇で表現するという経験は私にはほとんどありません。
ということは、ディスカッションをしたり、書いたりすることよりも
音楽や演劇は緊張の度合いが強いということです。

すべての原因は、そこだ!とひとり膝をぽんと叩いたのです。

よくよく思い返してみると、何かやって、
うまくいかない時の原因は常に緊張だった気がします。

緊張してうまくいかない、うまくいかないからさらに緊張して、
さらにうまくいかない又はできない、自信を失う、殻にこもる、そんな悪循環。

自分のどこかに0%~100%の緊張メーターを表示して、、
80%以上 …何をやらせても悪循環です。リラックスできる環境に避難させてください。
30~79%…慣れている人間はリラックスできるようにサポートしてください。
       慣れていない人間は、ようすを見つつ適度に話しかけてください。
30%未満 …何をやらせても大丈夫です。ご心配なく。

そんな説明書きをしておけば、いいんじゃないかな。
なんてくだらない思いつき。あながち悪くない気がするけど。

現実的な対策としては、今はもう何をやっても悪循環だな、と自覚した時に
それを伝えることすれば良いということです。

受験勉強ではありませんが「傾向と対策」ってやつですね。
自分という人間と付き合うということは、時に受験勉強よりややこしいものです。全く。

2011-09-01 17:05:31 | 黒松内ライフ
赤井川に少しお出かけしてきました。

最近できたブナリンカフェ、チーズ屋さんを見て、
地域の蚕をやっている方の家にもお邪魔させてもらいました。

蚕をみるのは初めてだったので、ちょっと感動。

桑の葉食べてます。

繭。

間違って羽化したもの。飛ぶことはできないそうです。


蚕の繭を煮て、引き延ばした真綿も見せてもらいました。
とても触り心地が良かったです。

ぼんやり当たり前に、蚕から絹ができると知識としては知っていたけど、
実物を見てみると、このいも虫がこのきれいな繭になって、
このさわり心地のいい真綿になるんだって、なんだか蚕に感心してしまいます。

いいものを見せていただき、感謝です。

ありのままでいい

2011-08-31 10:34:17 | 内省・分析
夏長期に向けてひたすら走り、1回壊れて夏長期に突入したら復活し、
しかし途中で何かがぷつんと切れたように壊れ、しばらく混乱状態が続き…

夏の経験を、ここ数日でやっと落ち着くところまで消化することができて、
いろいろわかってきた気がします。

何がわかったかって、要約すればすごく単純に、
”別にありのままの私でいいんだ”ということ。

なんというか、やっと肩の力を抜くということができるようになった感じ。
気の抜けたような、少し恥ずかしいような、でも清々しい気分です。

今までも、ありのままの自分でいいと思っているつもりだったんですけど、
実はけっこうありのままの自分を否定していたみたいです。

自分の苦手なこと、嫌いなことを巧妙に隠して
普通の(普通なんてものないんですけど)人間に見せかけよう、
ぼろが出ないようにしなきゃ、そんなスタンスで。

ありのままの私じゃ、きっと受け入れてもらえない。理解してもらえない。
他の人の真似をしなきゃ。演じなきゃ。ってね。

中学の時は、いろいろ学習し下手ながら中学女子を演じる技術を磨き、
本当の自分を隠して演じ続けて、演じ続けて、ひたすら毎日をこなして、
それを続けることができなくなってしまいました。

そして、自然学校に来てからも大人を演じる技術を磨いてきた一面は強いです。
もちろんそれだけではなく、本当の成長や気付きもたくさんありますけど。

しかし演じる技術を磨く前に、ありのままの自分を受け入れて、
ありのままの自分を正直に出す方がずっと大切ですよね。本当、全く。

無理になっちゃった時は、正直にそのことを伝えればよかったのですよね。

ひとりで勝手に頑張っていた私が、馬っ鹿みたい。
正直に伝えれば、受け入れてくれただろう人たちに
随分申し訳ない、もったいないことをしてしまったなあ。

早いうちに気付けて、良かったです。

それもこれも、駄目になっちゃった時も、それを伝えられないで勝手に苦しんでる時も、
受け入れて見守ってくれた、周りの方々のおかげです。

本当にいつもありがとうございます。
これからもこんな私をよろしくお願いします。

あ~こういう素直な文章書くとむずかゆい。
皆さん、読んで読まなかったふりをしてくださいね。