苦楽園でクラクラ

苦楽園で商談をする為に人を待っている間、時間があったので、界隈を散策してきました。

苦楽園は芦屋に隣接するセレブが集う高級住宅街。
走っているクルマが違います。
高級外車だらけ。

歩いている人もなんだか余裕があるような人ばかりです。

少し遠出をして歩いていくと、とある小さなパン屋さんを発見。
外から見ると中にパンを焼く窯があり、なんだか美味そうなたたずまい。
中にお客さんが数人入っていたのでちょっと覗いてみました。

名前は「Boulange　Yamauchi」
商品を見てみてると、菓子パンのような類のものが数種類、フランス系の固いパンが数種類。


そしてみんな決まってクリームパンを最後に頼むので、僕もそれに倣ってクリームパンを頼み、チョコとくるみのハード系のパンとカマンベールとドライトマトのハード系パンを購入。

やっぱり我ながら美味しいお店を見つける嗅覚は鋭い。自画自賛ですけど。

うまい、うますぎる。
ここはＮＹのソーホーのハズレにある知る人ぞ知るパン屋“BREAD”か？
それともみんなお気に入りの“AMY's BREAD”なのか???

日本でこんなにウマいハード系のパンを食べてのは初めてかも。
なんと言ってもカマンベールとセミドライトマトのパンが秀逸。
AMY's BREAD越えたね。
セミドライトマトを生地に練りこんで使うパン屋がこれまでどれだけいたでしょうか。

少しちぎって食べてみると空に向かって叫びそうになりました。
うお～！こんなパン、生まれて初めてや～！
凝縮されたトマトが美味すぎる～！！！濃い！そして深い！

一人で苦楽園を歩きながらパンを貪るように食べる姿は異様なものだったと思いますが、そんなことお構いナシで美味かった。

そしてクリームパン。
世の中にこんな美味いクリームパンがあるのだろうか！
決して大袈裟、嘘偽りなく、JAROに相談してくれてもかまわないくらい感動しました。
外見は普通のクリームパン。
無下に持ってしまうと壊れてしまいそうなクリームパン。

噛んでみると外はサクッ！中からはとめどなくクリームが入っていてよく見るとバニラビーンズの黒い粒々が見える。
バニラビーンズの芳醇な香りと良いタマゴをたっぷり使っているのがわかる深い味わい。
これは形はクリームパンですが、立派な高級スイーツですよ。

しかもこのクリームパン。1個100円。
泣けます。

下の段に並べられているのがそのクリームパンです。


そしてチョコと胡桃のパンは今朝オーブンで少し焼いて食べました。
予想通りチョコの甘さが胡桃の香りと相まって朝から幸せな気分になりました。

食べなくても、店の中や人の動きを見るだけでココがどのようなレベルかって言うのがなんとなく判るようになりました。

やっぱりあるところにはあるんですね。こんな美味いお店が。
こういう小さな町の片隅でひっそりと佇むパン屋さんって両極端やと思うんです。

昔からの菓子パン屋でいまでも何一つ変わらぬパンを作っているところ。
また、どこかで修行してきて地元かどこかに戻ってきて自分のオリジナルのパンを作ったりして新しいものを受け入れてどんどん変化していくところ。

僕は後者のパン屋のほうが好きです。
何かに挑戦しようって試行錯誤して生まれたパンって結構いけたりするモンです。


苦楽園を回ってみるといろんな興味のあるお店が点在しており、これから苦楽園に何度も足を運ぶことになりそうなので、行った際にはいろんなお店を覗いてこようかと思います。

そして昨晩は苦楽園で鳥三昧してきました。
鳥のスープがこれまた最高で・・・・・
詳細は後日報告します。

ごぞんじ。