夢の傑作映画館・高島与一

ドラマ・映画のシナリオ、ルポ、ドキュメンタリー、構成台本、小説、エッセーなどの執筆とドラマ論、脚本指導

科学者が国会で満身の怒り

2011-07-29 22:55:50 | 放射能被ばく
☆2011年7月27日、衆議院厚生労働委員会
参考人:児玉龍彦氏(東京大学先端科学技術研究センター教授)

物凄い気迫! こういう迫力のある政治家、あまり見かけませんね。東大にも、こんな骨のある研究者がいたのかと認識を改めた。

国会は、くだらない議員のお喋りはもう結構なんで、こんな参考人にドンドン喋らせろ。

http://www.youtube.com/watch?v=O9sTLQSZfwo&feature=player_embedded

原田芳雄

2011-07-23 04:09:13 | 映画
原田芳雄が逝った…(写真は「竜馬暗殺」の原田)。無頼、アウトロー、アナーキー、パッション、抵抗、底辺、猥雑、野性、汗、肉体、体臭…そんな役がよく似合った。日本では、彼に類似する役者はチョッと思いつかない。それほど個性的だった。あえて言えば、三国連太郎、松田優作といったあたりか…。

濃過ぎるくらいの風貌、野太い声、「良識人」が眉を顰めそうな柄の悪さ・品のなさ…脱毛・脱臭指向の草食系男子やクールビスのひ弱なボンボン「エリート」の対極、絶滅危惧種の男。

原田・竜馬はいつもフンドシと毛脛丸出しの汚らしい男だった。“福山龍馬”にお熱をあげたおばさまたちなら、口から泡を吹いて卒倒するかも知れない。

昨日は家にあった彼の出演作品を観る。

「生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言」

旅回りのヌードダンサー(倍賞美津子)と原子力発電所を転々と渡り歩く“原発ジプシー”(原田)。この2人の過去がラスト近くで明らかになる。

70年沖縄コザ暴動に連座しヤマトに密航した2人。沖縄は当時返還前で、ヤマトへ来るにはパスポートが必要だった。当然、「普通」の職業には就けない。女はドサ回りのヌードダンサーに。男は女に寄り添うように原発を転々とする。旅先の温泉場の露天風呂で抱き合うのが2人の逢瀬。

この2人に心優しき“落ちこぼれ”教師(平田満)が絡む。

沖縄、原発、崩壊した教育、出稼ぎ外国人…85年の作品だが、現代ニッポンそのままではないか…。時代としてはニッポンがバブルへ突入して行く頃。「ジャパン、アズ、ナンバーワン」の声が聞こえて来るかという頃…。何がナンバーワンだったのか…。

あれから26年が経過するが、既にニッポンが深部で腐っていたことがよく分かる。

と言っても、この作品は決していわゆる“社会派”ドラマではない。“はみ出し”人間たちのエネルギッシュな人間喜劇である。民衆の中の猥雑なバイタリティ。

オレも実は「生きているうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党」の“党員”である。


コメント
イイネ!(5) ひとりぼっちの船乗り 旅ガラス おやぴょん 村hito モリピー
コメント


馬占山(Ma Zhanshan)2011年07月21日 12:08
わしは
「生きているうちが花なのよ 死ぬのは嫌だよ党」
の“党員”でがんすw
“LET'S SURVIVE” PARTY
でがんす!




そう! “「もののけ姫」の“生きろ!”

オレは、もののけになっても生きぬくぞ!!!

原発労働者は言った。「ユッケが怖くて原発に入れるか!」

映画の中で原田は言う「オレたちは特攻隊だ…」

まさにそう! 戦時の特攻隊と同じく、原発労働者は平時にも事故時にも“いのち”を売っている。違いと言えば、特攻隊は「お国のため」という「愛国幻想」で粉飾されているというだけ。特攻隊は、美しき「愛国幻想」と命を取引する。原発労働者は、“食う”ために命を差し出す…。

放射能のわらにまみれて…。

わらにまみれてよ~育てたベコが~今日は場へよ~曳かれてく~オーラオーラ達者でな~風邪ひくな~流す~涙の~震え震え~る~ぜ~(「達者でな」三橋美智也)

“殺処分”…嫌悪をもよおす言葉だ…。

民衆は権力の“家畜”じゃない!

民衆を“殺処分”しようとする奴らに鉄槌を! 

生き抜け!

脱原発政党・団体へのメール

2011-07-09 03:10:42 | 放射能被ばく
尼崎市在住の高島与一と申します。

3月11日以降、友人たちと「被災者支援・放射線被ばくを許さない会~いのちをつなぐキャンペーン」という会を作って活動しています。

毎週、大阪で情宣活動を行い、福島県現地行動は3回実施してきました。

とくに力を入れているのは、福島を中心にした高濃度放射能汚染地区から、とくに小さい子ども、母子、妊婦を優先的に避難・疎開を促進することを支援する活動です。

そのための前提として、線量計を身近に持っていただいて被ばくの具体的数値を知っていただく必要性を感じ、会員が自費で購入した線量計を現地の方たちにお貸ししています。現在40台ほどを現地に届けています。お貸しした方が、その後ご自分で購入されたケースもあります。ご近所や友人に話が伝わり、新たな貸し出し希望者が出て来ます。

問題は、安いものでも一台4~5万円はしますので、自費での購入には限界があります。いろいろな企業・団体・グループが震災以降、義援金を集め、提供をされて来ました。確かに地震・津波被害からの復興のためには多くの課題があり、グロスとしてたくさんのお金が必要です。しかし、放射線被ばくに晒されている子どもたちを避難・疎開させることは緊急の課題であり、そのための1つの手段として、現地の親御さんに線量計を持っていただく目的に絞った義援金集めのキャンペーンが必要だと考えています。目的を絞った直接支援の義援金集めでないと、赤十字や社協などに義援金を送っても、まず線量計の購入資金には回らないでしょう。ただ私たちは小さな会であり、そういう仕掛けが作れておらず、ささやかな取り組みに止まっています。

脱原発を進めるためにも、課題はヤマのようにあるのは確かなのですが、やはり未来を担う子どもたちの命と健康を守ることにもっと重点を絞った活動をする政党や団体が増えることを望んでいます。

ひとつ質問をさせていただきます。

以前、参院の委員会で福島党首が「外国から提供された線量計約5万台の行方」を追及されました。官僚が誤魔化しの答弁をしていたことが明らかにされました。そして再調査して返答すると約束されました。その後の調査結果を私の方で知りえていません。結局、5万台の線量計はすべて配布が終わったのでしょうか? また配布先毎の台数も明確になったのでしょうか? もし、どこかネット上に資料として発表済みなら、そのアドレスを教えていただければ幸いです。

私どもが細々と自費で線量計を送る活動をしている中で、諸外国の折角の好意が官僚のサボタージュで有効活用されていないことを知って、ハラワタが煮えくり返る思いをいたしました。また、福島党首の追及に拍手いたしました。

お忙しいところ申しわけありませんが、ご検討いただければ幸いです。7月9日配布予定のビラ文案を添付させていただきます。

脱原発に向け、今後のご活躍を祈念いたします。           高島拝


玄海原発再開強行へ悪らつな八百長~原発推進派の焦り

 原発推進勢力は、脱原発世論の盛り上がりに焦りを募らせている。「節電キャンペーン」を必死で展開し、点検・停止中の原発再開を狙う。このまま一基も再開できないなら、来年5月にはすべての原発が点検に入って停止することになる。原発再開の突破口として玄海原発を位置づけ、海江田経産大臣が現地に乗り込み「安全宣言」。地元首長も再開に同意。ところが国主催の地元説明会に向け、九州電力幹部が自社や子会社の社員に「原発再開賛成」の“やらせメール”を送るよう指示していたことが発覚。玄海原発再開は暗礁に乗り上げた。点検中の原発を一基も再開させない運動をさらに広げよう。来年春までに、すべての原発を止めよう。そして廃炉へ。

◎本当は遠くへ避難したい

 当会の3名は7月2~3日第3回福島訪問を実施し、線量計をお貸ししている人たちと交流を行った。初日朝、第1回目の時に偶然、高濃度放射能に汚染された浪江町津島で会ったKHさんに久しぶりに再会。いったん、福島市内の県公舎に避難されたが、そこも汚染がひどいことが分かり、今は南相馬に移ったとのこと。KHさんは「人々が営む愛おしい日常、それが地域から根こそぎ拭い去られてしまう。誰も責任を負えないような事態を引き起こす社会的システムは本来存在してもよいのだろうか」と原発依存の体制に怒りを表す。
 KHさんもいっしょに、最初の訪問先である福島市内のKさん宅へ向う。まわりに畑が点在する郊外。ご夫婦と小中学生の子どもさん3人、それに友人のAさんが待っていた。早速、貸し出した線量計と持参した線量計で家の内外を測定する。話題の中心は、除染の効果など。芝生をはがしたり、ウッドデッキを高圧洗浄したり、いろいろ試みていたが、実際測ってみると思ったほど線量は下がっていない。悩みは深まるばかり。
我々の線量計貸し出しの活動は、現地で着実に生かされているのを確認できたが、本当は家族で遠くへ避難するのが最良の策なのだ。それができないジレンマに多くの家族が苦しんでいるのが、ひしひしと伝わってきた。(下田健二)

◎先が見えない辛さ

 昼過ぎに、約束していたレストランに着き、次々と集まって来たいわき市の方々から近況報告をお聴きした。ご夫婦が2組、また、Sさんの紹介で繋がりができた方がお2人参加。それぞれの方から、問題や悩みが出された。内部被ばくを心配するSTさんは、野菜を計ってみたい、海水の汚染が心配、東京電力がデータを公表していないがプルトニウムが出ているのではないか、産地をみて食材を買っている、線量をもっと細かく計って欲しい等々。農業を兼業でされているWさんは、「田畑が心配で、そこの線量が気になる」「ガレキの置き場所が近くにあり、線量が高いのではないかと不安」「3歳の子どもが小学校に入るまで、どこに住むか悩みます」と訴えられた。Yさんは「爆発直後から、3歳の子どもと埼玉など転々と避難しているけれど、援助してもらわないと経済的にも大変で、心理的な負担も大きく、先が見えないのが一番辛い」と言われた。
 2日間でお会いした方々とは、線量計の交換2台、新たな貸し出し2台、1台の返却があった。また、みなさんからいただいたカンパで、京大原子炉実験所の小出裕章氏の著書「原発のウソ」(扶桑社新書)、アップルペクチンと除染に役立つ資料2種類、ガラス線量計の資料、マスク等を支援させてもらった。支援活動は、まだまだ続く。(深江正則)

    被災者支援・放射線被ばくを許さない会~いのちをつなぐキャンペーン         
                     2011.7.9
        
      連絡先:090-1149-3936(高島) yoichi-41@bca.bai.ne.jp



      

「原発安全神話」の作られ方

2011-07-04 00:02:28 | 社会問題
「原発安全神話はいかに刷り込まれたか~情報社会における大衆意識操作の方法についてのモデルケース」



☆原発推進へ国民分断、メディア懐柔~これが世論対策マニュアル

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 原子力発電を推進するために学校教育や報道機関に情報提供を行っている日本原子力文化振興財団がまとめた「世論対策マニュアル」があります。原子力発電所の相次ぐ重大事故、度重なる事故隠しやデータ改ざんによる国民の不安感や不信感の広がりに対処するため国民を分断し、メディアを懐柔する指南書の全容とは―。


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 「停電は困るが、原子力はいやだ、という虫のいいことをいっているのが大衆である」

 日本原子力文化振興財団が作成したマニュアルは国民をさげすみ、愚弄(ぐろう)する姿勢をあけすけに示しています。この文書は1991年に科学技術庁(当時)の委託を受けてまとめられた「原子力PA方策の考え方」(91年報告)です。電力業界や政府機関への提言となっています。

 91年報告は、さらに「繰り返し繰り返し広報が必要である。新聞記事も、読者は三日すれば忘れる。繰り返し書くことによって、刷り込み効果が出る」と、原発容認意識を国民に刷り込む施策を求めています。

 また、「原子力に好意的な文化人を常に抱えていて、何かの時にコメンテーターとしてマスコミに推薦出来るようにしておく」などと文化人、マスメディア取り込み作戦も具体的に提起しています。

事故は広報の好機

 91年報告は事故をも「広報のチャンス」とします。「事故時を広報の好機ととらえ、利用すべきだ」「事故時の広報は、当該事故についてだけでなく、その周辺に関する情報も流す。この時とばかり、必要性や安全性の情報を流す」「夏でも冬でも電力消費量のピーク時は話題になる。必要性広報の絶好機である」と指摘しています。

 原発反対派とのつながりも強調し、反原発の国民意識を分断させるシナリオも指南しています。マスメディア関係者との関係は、「会って一緒に食事をすることばかりではない」などと述べています。

 原子力の必要性については「電力会社や関連機関の広告に、必ず“1/3は原子力”を入れる。小さくてもどこかに入れる。いやでも頭に残っていく」「放射能があることは誰も知っている。原子力がなければどんなことになるのか、例をあげて必要性を強調するのはよい」など、脅しめいた手法も紹介しています。

 91年報告で指摘されている各種の手法は、東京電力福島原子力発電所の過酷事故を受けて原発反対の世論が広がるなか、原発推進のために各メディアが行っているやり方に通じています。


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 PA 「パブリック・アクセプタンス」の頭文字をとったもので、「社会的受容性」とも訳されます。円滑に企業活動や事業の展開ができるように、社会において企業活動の理解促進を図る活動をさします。


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マニュアル作成の原子力文化振興財団

税金で「安全神話」PR

 原発「世論対策マニュアル」をつくった日本原子力文化振興財団の活動費の3~4割は税金で賄われています。

 2009年度決算では、文部科学省の「教育支援用情報提供」や経済産業省の「核燃料サイクル講演会」など10事業、3億2200万円を受託しており、年間収入の34・1%を占めます。

 電源立地推進事業としてとりくまれた講師派遣では、年間136回の講演で、旅費606万円、講師謝礼591万円が税金から支出されています。

 同財団の理事長は三菱マテリアル名誉顧問の秋元勇巳氏です。10年8月27日段階の役員名簿によると、理事には八木誠関西電力社長のほか清水正孝東京電力社長(当時)、玉川寿夫民間放送連盟常勤顧問、加藤進住友商事社長、庄山悦彦日立製作所相談役、佃和夫三菱重工会長、西田厚聡東芝会長、林田英治鉄鋼連盟会長などの名前が並びます。

 1969年に設立された同財団の目的は「原子力平和利用に関する知識の啓発普及を積極的におこな」うというもの。ホームページには小中学生・高校生向けの原子力発電所見学会や高校生対象の放射線実習セミナー、報道関係者のための原子力講座、原子力やエネルギーに関するシンポジウムなどの事業が掲載されています。

 放射線実習セミナーを受講した生徒からは「身体の中にも、食物や大地にも放射線があることを知って、放射線が恐ろしいものという固定観念がなくなった」などの感想が寄せられています。

 税金で原発「安全神話」を国民に刷り込み続けたのです。

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原発推進マニュアル明記の主な「方策」

国民向け

★繰り返せば刷り込み効果

・人気タレントが「原子力は必要だ」、「私は安心しています」といえば、人々が納得すると思うのは甘い。やはり専門家の発言の方が信頼性がある。

・繰り返し繰り返し広報が必要である。新聞記事も、読者は三日すれば忘れる。繰り返し書くことによって、刷り込み効果が出る。いいこと、大事なことほど繰り返す必要がある。

・政府が原子力を支持しているという姿勢を国民に見せることは大事だ。信頼感を国民に植え付けることの支えになる。

・夏でも冬でも電力消費量のピーク時は話題になる。必要性広報の絶好機である。広告のタイミングは事故時だけではない。

・不美人でも長所をほめ続ければ、美人になる。原子力はもともと美人なのだから、その美しさ、よさを嫌味なく引き立てる努力がいる。

★文科系は数字をありがたがる

・泥遊びをすれば手が汚れるが、洗えばきれいになる。危険や安全は程度問題であることをわれわれはもっと常識化する必要がある。

・戦争でも状況判断ができれば、あわてなくてすむと聞く。軽重の判断をするには基礎知識が欠かせない。文科系の人は数字をみるとむやみに有難がる。

・原子力がなければどんなことになるか、例をあげて説明するのがよい。

・停電は困るが、原子力はいやだ、という虫のいいことをいっているのが、大衆であることを忘れないように。

・ドラマの中に、抵抗の少ない形で原子力を織り込んでいく。原子力関連企業で働く人間が登場するといったものでもよい。原子力をハイテクの一つとして、技術問題として取り上げてはどうか。

マスメディア対策

★良識的コメンテーターの養成

・原子力に好意的な文化人を常に抱えていて、何かの時にコメンテーターとしてマスコミに推薦出来るようにしておく(ロビーの設置)。

・数名からなるロビーをつくり、コメンテーターの養成に努める。役所でレクをするときに、意識的に良識的コメンテーターの名前やそのコメントを出す。

・ロビーづくりは無理にしなくとも、記者クラブや論説委員との懇談会を利用したらよい。常設せずとも、必要があれば主婦連の人を集めて意見を聞くなど、臨機応変に対応したらよい。

・いいスポークスマンは役所のプラスイメージになる。新聞記者が積極的に彼の意見を求め、記事の中に引用するようになる。そうすると、スポークスマンの考え方が新聞記者間に浸透するようになる。一種のマスコミ操作法だが、合法的世論操作だ。

★テレビディレクターに知恵を注入

・マスコミ関係者は原子力の情報に疎い。まじめで硬い情報をどんどん送りつけるとよい。接触とは会って一緒に食事をしたりすることばかりではない。

・関係者の原子力施設見学会を行う。見ると親しみがわく。理解も深まる。

・テレビ局と科学技術庁のむすびつきは弱い。テレビディレクターに少し知恵を注入する必要がある。

・人気キャスターをターゲットにした広報を考える。事件のない時でも、時折会合をもち、原子力について話し合い、情報提供をする。

・人気キャスターを集めて理解を求めることが出来るなら、これが最も効果的で、いい方法である。うまくやれば可能だ。それを重視させ得る知恵者を日頃からつかんでおく必要がある。

学校教育

★厳しくチェック

・教科書(例えば中学校の理科)に原子力のことがスペースは小さいが取り上げてある。この記述を注意深く読むと、原子力発電や放射線は危険であり、できることなら存在してもらいたくないといった感じが表れている。書き手が自信がなく腰の引けた状態で書いている。これではだめだ。厳しくチェックし、文部省の検定に反映させるべきである。さらに、その存在意義をもっと高く評価してもらえるように働きかけるべきだ。

・教師が対象の場合、大事なのは教科書に取り上げることだ。文部省に働きかけて原子力を含むエネルギー情報を教科書に入れてもらうことだ。

原発反対派対策

★つながりをもって

・反対派リーダーと何らかの形でつながりをもったらどうか(討論会の開催など)。

                     【出典は電子版「しんぶん赤旗」】



◎いやいや、一人ひとりの批判力が問われておりますな…。





広島平和宣言に脱原発を

2011-07-03 02:20:56 | 放射能被ばく
おはようございます。以下転送です。
被爆を経験した国の住人としてお考え頂ければと思います。 吉村健次

(転送歓迎)

       「広島平和宣言に脱原発を」
       市民一人一人の声を届けよう

3.11フクシマを受けて、8.6ヒロシマは放射能の恐ろし
さと原子力技術に対する過信への反省を、改めて被爆地広島か
ら強く世界に発信していかなくてはなりません。

8月6日広島市長による「平和宣言」は世界に対して大きな存
在を持っています。

今年こそは、核兵器廃絶はもちろんのこと、新たな被ばくの問
題を生んできた「核の平和利用」から脱却し、平和宣言に
「脱原発」を明記して頂かなければなりません。

原発に対する市民の思いを全国から政府、電力会社に届けるこ
とはもちろん、被爆地広島の市長に「広島平和宣言に脱原発を」
の思いを届けましょう。

【広島市平和推進課 担当事務】
住所 〒7300811
広島市中区中島町1番5号
電話 082-242-7831
FAX 082-242-7452
メールアドレス peace@city.hiroshima.jp

【広島市長室 秘書課 担当事務】
住所 〒7308586
広島市中区国泰寺町一丁目6番34号
電話 082-504-2037
FAX 082-246-4734
メールアドレス hishoka@city.hiroshima.jp

※ なお、期日は7月7日までとします。

※ 広島市へ送ったものを、当会にも送っていただければ、
  集約して、発表したいと考えます。

         原発・核兵器なしで暮らしたい人々
         mailto:hiroshima8.6@hotmail.co.jp

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(参考資料)

2011年6月20日

広島平和宣言に脱原発を
広島市長への被爆者、被爆二世の要請書

広島市長
松井一實 様

 被爆66年の8月6日を迎えようとしています。
 私たちは、広島と長崎の被爆の経験を持ち、過ちは繰り返さ
ないと誓ってきたはずです。これ以上の犠牲の上に本当の平和
はありません。
 3月11日の地震・津波・原発事故を経て、フクシマの被ば
くが続いています。今年の被爆67回忌は、多くの人の痛みの
上に迎えられます。今もなお放射性物質が放出され続け、20
万人以上の人が避難を余儀なくされています。また、周辺自治
体だけではなく広範囲にわたる放射線による汚染が続いていま
す。福島第一原子力発電所では、放射線放出を止めるために、
懸命な作業が続けられていますが、収束のめども立たっていま
せん。チェルノブイリでは、25年がたった今でも半径20キ
ロ圏内は立ち入りが制限され、石棺による放射線の放出を防ぐ
作業が続けられています。原子力発電所の事故は、多くの被ば
く者を生む状況になっています。また、日本各地に原子力発電
所がある現在、想定外では済まされない事故を考えると人ごと
ではありません。ここ広島市も稼働中の伊方原子力発電所から
わずか100キロです。
 8月6日のヒロシマにはこれまでにまして、重大な意義を加
えなくてはなりません。戦争廃絶・核兵器廃絶へのゆるぎない
広島の立場を示すのはもちろんのこと、福島第一原子力発電所
事故を受けて、これ以上の被ばく者をうまないために、原子力
に依存しない安心で平和な持続可能社会を構築する姿勢を示さ
なくてはなりません。また、「核の平和利用」を許し、原子力
発電所を容認してきたこれまでを振り返り、「脱原発」の下、
原子力に頼るエネルギー政策から自然エネルギーへの転換を推
進してゆかなくてはなりません。
 広島市の平和宣言に期待する被爆者、被爆二世として、広島
市長に要請します。

1 今年の平和宣言においては、被ばくの恐怖と痛みに触れる
  ことはもちろんのこと、原子力技術に関する問い直し、過
  信への反省をし、すべての核を廃絶することを被爆地ヒロ
  シマから世界に発信していただきますようお願いします。

2 また、原爆と原発の違いを強調する姿勢ではなく、原爆被
  ばくと原発事故被ばくの共通面、すなわち放射線後障害を
  踏まえ、脱原子力への姿勢をしっかりと示していただきま
  すようお願いします。

要請者

岡田黎子 (被爆者。三原市在住)
豊永恵三郎(被爆者。広島市在住)
村上啓子 (被爆者。牛久市在住)
大月純子 (被爆二世。広島市在住)
岸本伸三 (被爆二世。広島市在住)
木原省治 (被爆二世。広島市在住)
小林順子 (被爆二世。広島市在住)
島村眞知子(被爆二世。広島市在住)
中須賀裕幸(被爆二世。広島市在住)
中谷悦子 (被爆二世。広島市在住)
西岡由紀夫(被爆二世。呉市在住)
福田有美 (被爆二世。つくば市在住)
藤井純子 (被爆二世。広島市在住)
吉村健次 (被爆二世。岩国市在住)
渡田正弘 (被爆二世。広島市在住)

高濃度汚染コント

2011-07-02 07:00:01 | コメディ
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1744816506&owner_id=14249195

☆父と娘の会話

◎循環注水冷却、トラブル続く

桃尻娘「循環注水冷却って何よ? 壊れてバッカじゃん」

天才バカボンパパ「注水、漏水を繰り返してるやろ。ちゃんと循環しとる」

桃尻娘「そういう意味とちゃうやろ! 肝心の冷却は?」

天才バカボンパパ「なんでも冷却期間が要るんや!」

桃尻娘「アホッ! 夫婦喧嘩の話とちゃうわ! 原発の話や!」

天才バカボンパパ「一緒やないか! 原発も結婚も、と~に安全神話は崩壊しとんじゃ! お前も結婚に幻想を持つな」

桃尻娘「……」


◎玄海原発再開容認

桃尻娘「玄海原発の安全性の確認がクリアできたて、どういうことやねん、ホンマ!」

天才バカボンパパ「海江田が、国が責任を持つって言うたやろ。私が責任持ちますとは口が裂けても言えんしな。地面はすぐに裂けるけど…」

桃尻娘「ウチら、国なんか信用してへんで」

天才バカボンパパ「お前もカシコなったな。さすがワシの娘や。世の中で一番信用ならんのが国や。死んだお祖父ちゃんが言うとった。国とユッケは信用すんなって」

桃尻娘「そんなんやったら危険やんか!?」

天才バカボン「そうなのだ! 危険を承知でやってまうから、できちゃった婚になんねん。お前も安全性の確認を厳密にクリアせ~よ。日本のコンドーム技術を過信するな、娘よ!」

桃尻娘「……」


◎節電キャンペーン

桃尻娘「節電キャンペーン、メッチャ、ムカつく!」

天才バカボンパパ「お前、最近ようムカつくな…。ツワリか?」

桃尻娘「ブチ殺すぞッ!」

天才バカボンパパ「中絶は止めなさい。産んで何とか育てよ」

桃尻娘「シバクゾッ!」

天才バカボンパパ「もっとシバイてッ!」

桃尻娘「キショ!!」

天才バカボンパパ「節電キャンペーンは、止まってる原発を再開せな、電気が足りなくなるよって巧妙なマインドコントロールをかけとんのや」

桃尻娘「たまにはマトモなこと言うやん」

天才バカボンパパ「そらイントロやもん」

桃尻娘「イントロ・クイズかッ! それも言うならインテリ! 京大の小出さんが、過去の最大電力需要を見ても、火力と水力の合計以上になったことはないって書いてた」

天才バカボンパパ「その人もインテルやな」

桃尻娘「インテルはパソコン!」

天才バカボンパパ「7月24日が地デジ移行やろ。戦後の民間テレビ放送と原発は、快適モダンライフを支える車の両輪として、讀賣の正力松太郎によって推進されたんや。もう、テレビも原発も終わりにせなあかん。テレビと原発の断末魔の声を聴けッ!」

桃尻娘「アレッ! ホンマにインテリや…。節電キャンペーンを垂れ流すテレビも新聞も腐ってるわ」

天才バカボンパパ「うちの冷蔵庫の中のもんも腐ってるで」

桃尻娘「冷蔵庫の電気切ったんか!?」

天才バカボンパパ「ピンポ~ン!…節電キャンペーンに負けてしもた…。貧しさに~負けた~ 表に打ち水して来るわ」

桃尻娘「逃げんのかッ!」

天才バカボンパパ「スダレとウチワ買うてこ」

桃尻娘「スダレは頭だけにしとけッ! ステテコで表へ行くなッ!!」

天才バカボンパパ「国が責任を持つクールビズや」

桃尻娘「もう親子の縁切るぞッ! コラッ! 勝手にテレビ切るなッ!!」