甲信山旅 2013年秋

2013年秋に 甲斐の国信濃の国の山旅をした記録です。

甲信山旅 2013年秋 はじめに今回のたびの内容

2015-07-03 22:26:02 | 南アルプス北アルプスの山旅
甲信山旅 2013秋 今回の山旅の写真内容 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1.  はじめに

2.  2013年9月22日 青木鉱泉から鳳凰山 観音岳(2840m)   標高差1740m 登り6時間半、下り5時間

3.  9月24日 大町市 扇沢から爺ヶ岳(2670m)        標高差1320m 登り5時間 下り4時間

4.  9月25日大町市扇沢から針ノ木峠経由蓮華岳(2798m)    標高差1400m 登り5時間 下り3時間半

5.  その他甲信山旅の風景         青木鉱泉宿、黒部ビューホテル、雷鳥、安曇野公園ほか



   ※ 各項目をクリックするとそのページへ直接いけます。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

甲信山旅 2013秋 青木鉱泉から鳳凰山観音岳その1

2013-09-27 21:53:56 | 南アルプス北アルプスの山旅

青木鉱泉から鳳凰山 観音岳(2840m) その1 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Photo_2

青いラインが歩いたコースで、往復同じコースをとった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

116_2 

青木鉱泉御前6時出発。日曜日なのでさすがに人が多い。

昨夜は青木鉱泉に泊まったが、あまり眠れなかった。

一応個室だったが 隣の部屋の3人連れのおっさんたちが夜12時頃まで

ごそごそ荷物の整理をしていて、やっと寝たと思ったら午前3時頃に

起きだして またごそごそ。だからオッサンのグループは嫌いや。

酒飲んで煙草吸って鼾かいて、ごそごそして、うるさいわ、臭いわ。

そういう私も またオッサンの一人なのだが。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

104

ドンドコ沢沿いの道を歩く。このあたりは道はとてもきれいだった。

しかしすぐその後、とんでもない悪路になる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2

左手に高い峰が見える。どこの峰だろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

311

人気の山なのか、日曜日とあって人がとても多い。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

413

何度か沢を渡る。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

519

南精進が滝到着。堂々とした滝だ。水しぶきが霧のようになり

周りを覆う。歩き始めて2時間弱だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

6

道はますます険しくなる。私の背丈ほどの段差箇所が

いくつも連続して出てくる。下りが思いやられる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

7

白糸の滝を過ぎる。この「ドンドコ沢道」は滝が幾つもあって

滝めぐりコースのようだ。悪路を除けば すばらしいコースなのだが。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

8

抜きつ、抜かれつを繰り返しているうち、次第に人は少なくなり

川のセセラギを聞きながら、一人静かに歩く。

前後を沢山の人が歩いていると思うと、安心だ。

7月8月に2度も熊にであっているので、熊の心配が無くありがたい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

945

五色の滝到着。この滝も見事な滝だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1055

鳳凰小屋に着いた。沢山の人が休憩している。

歩き出して4時間半だ。一休みしておやつを食べる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

11

小屋の隣にはテント場もある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

昨夜青木鉱泉の女将さんに「鳳凰小屋から地蔵岳への直登は

砂すべりで危ないから、小屋の御主人に聞いて巻き道を行くように」

と聞いたので、小屋の御主人に聞くとその通りだという。

巻き道は大きな標識がありすぐに分かった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

12

巻き道を行く。小屋が遠ざかる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

13

時々右手に 地蔵岳の岩稜が見える。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

14

この巻き道も、ドンドコ沢道に劣らず 凄い道だ。

急勾配の坂が続く。四つんばいで登る箇所もある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

15

紅葉が現れたが、樹林帯は相変わらず続く。

もう2千メートルを遥かに超えた稜線ちかくなのだが。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

16

時々振り返ると韮崎の街が見える。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1775

稜線に出た。花崗岩の風化砂礫層のようだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

18

このポイントは「鳳凰小屋分岐」というらしい。

6時に歩き出して今は11時半、5時間半かかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1976

北の方に高い山が見える。八ヶ岳の赤岳だろうか、雲の中だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2081

縦走尾根道を南へ、観音岳へ進む。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2186

あたりの巨岩には紅葉がきれいだ。その向こうは断崖絶壁だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

22

尾根道を歩いていると、紅葉の向こうに観音岳山頂が見えてきた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

23

すぐ向こう側に見えるのは北岳でその間の谷底が「広河原」のはずだ。

北岳は雲が全然取れない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2494

次第に観音岳が近づく。右奥が山頂で人が動くのが見える。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

鳳凰山観音岳 その2へ続く

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


甲信山旅 2013秋 青木鉱泉から鳳凰山観音岳その2

2013-09-27 21:53:08 | 南アルプス北アルプスの山旅

甲信山旅 2013秋 青木鉱泉から鳳凰山観音岳 その2

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

25

振り返ると紅葉の先に地蔵岳が見える。

中央奥の尖った山だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2698

岩場の紅葉もきれいだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

27

もうすぐ山頂、人が動き回っているのが見える。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

28

右の観音岳山頂の左に 薬師岳が見えてきた。意外と近い。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2910

観音岳に着いた。2840mと書いてある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

30

観音岳山頂の岩の向こうに地蔵岳の岩山が見える。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3114

地蔵岳の奥は甲斐駒ケ岳。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3217

尾根続きのすぐそこに薬師岳が見える。標識には30分と書いてある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

33

山頂直下の紅葉のきれいなポイントでお弁当を食べることにする。時間は

12時35分だ。食べ終えて薬師岳往復すると2時に帰ってこれるだろう。

登りに6時間半 かかったので、下りは4時間半かかるだろう。

あの悪路だと5時間以上かかるかもしれない。

日のあるうちにあの悪路を下山したいので 残念ながら薬師岳は断念する。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3422

紅葉の先に薬師岳が見える。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3524

反対側には紅葉の先に尖った地蔵岳。少し雲が出てきたようだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

36

お昼ごはんを終えて直ちに地蔵岳に向かう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

37

更に歩いて行くと地蔵岳が 雲に覆われた。

この分だと、地蔵岳へ行っても 周りの景色は何も見えないだろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3839

雲の間から 地蔵岳に向かう人が見える。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3941

あの砂滑りの急斜面が登山道だ。あれを登るのも下るのも大変だ。

見ていると滑って転んで岩にしがみついている人がいる。

地蔵岳に回るのも断念し「鳳凰小屋分岐」へ引き返し、もと来た道を

引き返すことにした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

4037

北岳は相変わらず雲の中だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

41447

巻き道を降り始めた。ナナカマドの実がたわわに実っている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

42451

巻き道の下山も一苦労だ。

段差が大きくて、後ろ向きで慎重に四つんばいで降りる場所が多い。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

4353

鳳凰小屋に引き上げてきた。小屋の御主人に「どうだった?」と

聞かれると「時間の関係で、薬師岳は中止して、地蔵岳は危険なので

同じ道を引き返してきた」というと 「うん、安全が第一だ」とおっしゃっていた。

一休みして2時15分出発。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

4455

ドンドコ沢の下りも大変だった。女の人の混じったグループが大きな段差の

ある場所のあちこちで、立ち往生していた。

声をかけて お先に行かせてもらう。5グループくらい抜かせてもらった。

かなり沢を下り、ふと後ろを振り返ると地蔵岳が雲の間に小さく見えていた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

4561

ドンドコ沢の登山口付近は斜面が大きく崩れて大規模な復旧工事中だった。

このあたり5時半を過ぎて、かなり薄暗い。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

46 

青木鉱泉に帰着したのは6時少し前。

観音岳直下で お弁当を食べ終えたのが午後1時なので、下りは

約5時間かかった。あたりはかなり暗い。

この分だと、ドンドコ沢をまだ下山している女性グループは

ここまで降りてくるのが 午後8時を回るだろう。暗闇の中で

あの道を下るのは大変だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2013922_2

実際に歩いた記録。特に下山中に道に迷った。

沢を横切るポイントで、目印が見えにくくそのまま沢を降りてしまった。

若者二人のグループも同じように降りて道を探していたので私も

道間違いに気づき、ハンディGPSでもとの道に無事帰れた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2013922_3

歩いた高度記録。標高差は1740mもあった。

広河原登山口から北岳までが 標高差1600mなので

それよりも大分きつかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

歩行時間 登り 6時間半 下り5時間 お昼の休憩30分 計12時間

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次は北アルプス 扇沢から爺ヶ岳往復の記録。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

山歩きトップページはこちらです。 http://yochanh.sakura.ne.jp/yamatabi/index.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

高山植物のトップページへはここから戻れます。 http://yochanh.sakura.ne.jp/sanyasou/index.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今まで訪ねた峰々の記憶「私の百名峰」へはここから入れます。http://yochanh.sakura.ne.jp/minenokioku/index.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ウエブのトップページへはここから戻れます。http://yochanh.sakura.ne.jp/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


甲信山旅 2013秋 扇沢から爺ヶ岳 その1

2013-09-27 21:47:41 | 南アルプス北アルプスの山旅

扇沢から爺ヶ岳 その1

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

0line

ブルーのラインが歩いたコースで 往復同じコースを歩いた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1

登山口は扇沢への道路沿いにあり、2箇所の無料駐車場がある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

221

登山道は良く整備されていて、歩きやすく女性も多い。

一昨日の鳳凰山のドンドコ沢コースの悪路とはえらい違いだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

333

時々背後に 信濃大町の町並みが見える。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

44

山の上は雲の中で 全く見えない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

849

奥小沢だろうか 巨大な雪渓が見える。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

9555

やがて石畳の道が現れる。とても歩きやすい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1058

石畳の道はかなり続く。まったくドンドコ沢とは雲泥の差だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1167

やがて紅葉が現れる。山の斜面も色づいている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1277

このコース唯一の難所「ガレ場」に来た。道は整備されているが

沢の上部からいつ落石するか分からないので足早に通り過ぎる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1588

最後の急勾配の坂道だ。しかしここも石畳が敷かれ歩きやすい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1690

いつの間にか樹林帯を抜けた。紅葉もきれいだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1793

紅葉の石畳道を下山する人。昨夜は山荘に泊まったそうだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1896

種池山荘が見えた。尾根までもう少しだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2099

尾根から見下ろすと紅葉が広がりとてもきれいだが、残念ながら

雲が多い。時々青空がのぞく。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2103

かなり大きな山荘だ。いろいろ食べ物、飲み物もあるようだが

雲が気になるので 景色が見えるうちに先を急ぐ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2324

遠ざかる種池山荘。まず爺ヶ岳南峯へ向かう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2417

斜面いっぱいのチングルマの群生だ。もちろん全て種子状態だが

花を咲かせていると、壮観だろうなあ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2736

爺ヶ岳に近づいてきた。紅葉もきれいだが雲が気になる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2842

鹿島槍も近づいてきたが相変わらず雲の中だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2943

鹿島槍の手前に冷池山荘(つめたいけさんそう)が見える。

その奥が鹿島槍ヶ岳だろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3046

南峯に近づくと紅葉がとてもきれいだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3148

一瞬雲が取れて、手前の高原と紅葉が見えたが、その向こうの

鹿島槍は見えそうで見えない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3262

雲が取れて 爺ヶ岳南峯が見えた。もう少しで山頂だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

爺ヶ岳その2へ続く

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  


甲信山旅 2013秋 扇沢から爺ヶ岳 その2

2013-09-27 12:39:22 | 南アルプス北アルプスの山旅

扇沢から爺ヶ岳 その2

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

34

山頂に着くと なんと雷鳥の親子がお出迎えだ。

お母さんは子供を守る為か、威嚇のつもりでしきりにこちらに向かって

「くー、くー」と鳴き声を出して歩き回りその周りを子供が歩く。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

35685

ほんの1メートルほどのところで 「くーくー」と鳴いている。

親子を驚かせないように、静かに見守る。

やがて這い松の茂みへお帰りになった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3695

南峯山頂から見た 中央峰と北峰。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3703

引き続いて中央峰へ向かって歩く。眺めの良い尾根道で気持ちがいい。

コマクサは沢山生えているが みんなもうお休み状態だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

3817

中央峰はすぐ着いた。南峯を振り向いた景色。

南峯の山頂で人が動き回るのが見える。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

4007

紅葉の向こうに黒部の峰々。

雲は相変わらず湧き起こっては流れていく。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

4118

あの大雪渓は、去年「日本で始めて確認された氷河」として

有名になった「剱岳三の窓大雪渓」だと 山頂で休憩していた

女性(ヘルメットを持った本格装備の方)に教えてもらった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

42

引き続いて北峰へ歩き、山頂への踏み後を探しても無い。

鹿島槍、冷池山荘の方から来られた親子3人連れの方に聞くと

「冷池山荘の御主人のお話だと北峰へは登れないし、登ってはいけない」

と教えてもらった。「高山植物保護の為立ち入り禁止」の立て札が

立っていた。

この左のピークが北峰なのでここでお弁当を食べる。

写真の3人連れの親子は種池山荘方面へ歩いていかれた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

4332

湧き上がる雲と紅葉を見ながらお弁当を食べる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

4444

帰路の中央峰巻き道付近から見た 南峯。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

4545

雲は相変わらず湧きあがっては 流れていく。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

4649

爺ヶ岳南峯を過ぎて 下りになる。このあたりはなだらかな尾根が続く。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

4755

見えてきた種池山荘。紅葉の上を雲が流れる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

4861

鹿島槍はついにその姿を現すことは無かった。終始雲の中だった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

4963

紅葉の道を行く。いろいろな色が混じりあい、錦のようだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

5167

種池を見に行く。とても小さくてびっくり。

爺ヶ岳の雪形の種まき爺さんにちなんだ名前だとか。

雲に巻かれないうちに 直ちに下山する。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

5377

ガレ場を通過する時は、雲の中で周りが見えず足元の道だけを見て

無事通過する。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

5587

下山中ふと尾根道を見上げると山小屋が見えた。雲が流れてよく見えない

が、種池山荘だろうか、それともその隣の新越山荘(しんこしさんそう)

だろうか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

5688

「駅見峠」まで降りてきた。正面に扇沢駅が見えている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

5791

扇沢駅は「黒部アルペンルート」の大町側の玄関口だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

5800

道路沿いの駐車場に帰着。15時45分着だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

5998

川向こうにも無料駐車場がある。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

60

実際に歩いた記録。爺ヶ岳北峰へは登れないので 縦走尾根道の

北峰直下で引き返した。

登り約5時間、下り約4時間、お昼ご飯約15分 合計9時間15分だった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

61

高度と距離の記録。標高差1320m,歩行距離15kmは

鳳凰山よりかなり楽だったし、道が整備されていて楽だった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次は扇沢から針の木峠経由蓮華岳へ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

山歩きトップページはこちらです。 http://yochanh.sakura.ne.jp/yamatabi/index.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

高山植物のトップページへはここから戻れます。 http://yochanh.sakura.ne.jp/sanyasou/index.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今まで訪ねた峰々の記憶「私の百名峰」へはここから入れます。http://yochanh.sakura.ne.jp/minenokioku/index.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ウエブのトップページへはここから戻れます。http://yochanh.sakura.ne.jp/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー