関西のオバチャン

相方は、上沼恵美子が苦手だ。


土曜日朝、「ベリーベリーサタデイ」の前にやっていた「いつでも笑みを」

にチャンネルを合わせていると、変えて欲しいと懇願されていた


（私は結構好きだけど、あまりに懇願するので渋々チャンネル変えていた）


私は、上沼恵美子の

「”大阪城は自宅”　とＮＨＫで言ったら、ホントに信じてる人がいた」

などと、どこまでがウソ（大げさ）でどこまでがホントか判らないトークが好きだ。


別の番組で嫌だと思った人の悪口を言ったり（ピーが入ることが多いけど）

共演している若手芸人は、お約束のようにコケ下ろすのも笑える。



相方のように関西のオバチャンに苦手意識が少ないのは、

私が住んでる広島には数多くの関西系番組　（吉本新喜劇も）

が放送されていて、関西人に親近感を持っていたからかもしれない。


上沼恵美子に限らず関西人の「押しの強さ」が苦手だという相方は静岡出身。


苦手＝とても勝てそうも無いから　といった所だろうか？
　


一時話題になった静岡県の「オレオレ詐欺防止ＣＭ」で、

大阪のオバチャンが「大阪はオレオレ詐欺の被害めっちゃ少ないんやで～」

と大阪を自慢した後、　「静岡県の人も気いつけや～！」とハッパをかけるＣＭは、


静岡県人の県民性（おっとり・自己主張が少ない　という人が多いらしい）

を考え、間逆（？）のオバチャン達を起用した点が凄い！


オバチャンの勢いに押されながらも、　「そっか、私も気をつけなきゃ」

と思わせ、おっとり静岡県民の「オレオレ詐欺件数」を減らしたんだから




じゃあ、自らが関西人だったら、「関西のオバチャン」に

全く苦手意識がないかと言えば、どうもそうではないらしい



たまたま「関西のオバチャン」で検索したら、こんな悩みが載っていた。


「私は関西人ですけど、職場の関西気質なオバチャンが苦手です。

お喋りで、何度も同じ話をしてくるし、私の肌が荒れてるのを見つけて

「どうしたの？すごく真っ赤になってる！
治療しなさいよ　(いかにもわたしが手を抜いているかのような言い方)
すごい荒れが酷いな～、そんなの怖いわ～」

などと外見の気にしていることについて、しつこく言ってきます。

ヘコむことを言われた時に、いい切り替えし方はあるでしょうか」


で、それに対するオバチャンではない　関西人回答者達の答え。


関西人は全体的にオーバーです。
わざと目に見えることを言い相槌を打ってほしがるんですよ。

だからこう返したらどうですか？

「そう？これくらい自然治癒力で直るで、薬に頼ったら体が弱なるやん！」


「関西のオバチャンやから」と済ませてしまいましょう。

オバチャンは、話すだけが目的です。相手の返答なんて考えてませんよ。

相手の話は聞いてるふりして、頭の上、素通り　これが一番です。


「ええ薬持ってませんか？なぁんやもってはりませんのん？」とか返すとか。

それでも絡んでくるでしょうからそういう時は「ひつこい！」と一言。

如何なものでしょうか?



興味深い回答ばかりで、関西人の性格まで垣間見える。

とりあえず、　「言い返す」は、ヤワな広島人の私には出来そうにない
聞いてるフリして用事作ってその場を離れるくらいなら出来そうだけど。


関西人は「見慣れてる」ハズの私も、実際に「接する機会」は少なかったので、

もし私が、　「アホちゃう？出直してき？」とか
「あんたの顔おもろいな～　キッツイな～」　なんて言われたら・・・

やっぱりヘコみそうだなあ


だけど、何かで落ち込んだ時、　「アホやな～、大丈夫やて！」

などと、ドーンと背中を叩かれてみたいという憧れもある。

（悩みがバカバカしくなりそうだから）



関西人とは友好的に。　もし、きっついオバチャンに出会ったら、

「関西のオバチャンだから仕方ないか～」と諦める。

これが一番なのかもしれない