機微談語[きびだんご]

心の動きや物事の微妙な趣を徒然なるままに…。初めての方は注意事項もお読みください。

本当に学ぶべきことは

2005-03-16 22:52:48 | テレビ
先日、録画しておいた「乙武洋匡の世界で一番楽しい学校」をみました。
ある意味、「金八先生」や「ごくせん」を地で行く教師の居る学校。
どの教師も生徒に対して、真正面からぶつかって行く。
そして、跳ね返ってくる生徒の反応が、自分のところから遠く離れても、必ず、受け止めに行く。
それから、生徒に“自分自身で考える”時間を与える。
もしかしたら、一番大切なことなのかも知れません。
日本の中学、高校では、殆どが受験の為の勉強です。
“考える”ではなく、“覚える”が正しいような気さえします。

最近、職場でバイト教育を任されているのですが、ちょっと気になることがあります。
何年か前のバイトは、“今、何をしなければいけないか”を自分で考えて、
周りの状況に応じた行動をとることが、出来る子が多かったのに対し、
最近のバイトは、周りの状況を気にしないで、言われたことだけをする子が多いのです。
物覚えは速いのに、状況判断の出来ない子が多いのです。
これって、自分で考えることに慣れてないからじゃないのかなぁ?

学校でいう“頭がいい”は、勉強が出来ることだけど、
社会でいう“頭がいい”は、的確な状況判断が出来ることだと思うのですが。
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