スニーカー履いて

‘猫’も歩けば・・・今日はどんな出会いが?

話題のパワースポット?

2010-06-19 | 横須賀・三浦


旧道から少し奥まったところに、山を背にしてお寺が並んでいます。

本水山 覚栄寺

浄土宗のお寺です。
ご本尊は阿弥陀如来像
その昔 日本武尊東征の折の尽忠者を弔ったと伝わる十王堂跡に
1513(永正10)年 載誉尾道上人が念仏道場を開いたのに始まるとか。

境内の左側にある供養塔は、木喰修行の名僧徳本上人の
花押・直筆が刻まれたものです。
表面                    裏面
   
特徴のあるこの字、どこかで見たことあるなぁ・・
あ、思い出した!  川崎宿の「六字名号碑」でした。

本堂右奥に「滝の井戸」と呼ばれる湧水があります。
走水は昔から水の豊かな地域で、数軒ごとに井戸があるとか。
水道設備が整う明治末以前には、船を相手に四斗樽で水を商う
「水屋」という商売があったそうです。



走水山 大泉寺

曹洞宗のお寺。
創建: 1590(天承18)年
開山:伝英和尚(逗子・海宝院)
  開基:長谷川長綱(三浦郡代官頭)
ご本尊: 木造地蔵菩薩坐像
       (延命地蔵・室町初期)

三浦地蔵尊第30番札所
幕末期 大津陣屋が造営され、江戸湾警備に従事した川越藩の止宿として
また、その後の異国船出没などの非常時には定宿となったそうです。

漁村の寺にふさわしく、魚を入れた魚篭を持つ仏像も祀られています。
魚藍観世音菩薩像(説明板より)


境内のあちらこちらに水が流れ、門前には水かけ地蔵さんと水琴窟。
そういえば、このお寺も山号に‘水’が付いていますね。
    



ここへ来たら、やはり外して通るわけにはいかないでしょうね。

走水神社

日本武尊と弟橘媛命を祀る古社です。
以前ご紹介したので、説明は省略)

     

「庖丁塚」

走水の住人 大伴黒主が日本武尊に料理を献上したという
故事に因んで、1973(昭和48)年に建立されたものとか。

手水舎に流れ出る水は、30mの深さから湧き出しているミネラルを
含む真水で、富士山から幾歳月を経てこの一帯に湧き出しているとか。
飲んだり、社務所で購入したブレスレット?を清めている人もいました。

そういえば此処は、近年スピリチュアル何とかで有名なE氏推奨の
パワースポットとして、特に若い女性に人気のある場所と聞きました

この日も、幅広い年代の女性参拝者の姿が何人もありました。


スピリチュアルな雰囲気に触れたあとは、気分を換えて
海の方へ行ってみることにしましょう☆
(続)

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2 コメント

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さすが (kikyo)
2010-06-20 09:08:21
供養等の書体を見て、過去の記憶を呼び戻されたとはサスガ注意深く観察されているなと感心しました。
おもしろい書体ですね。

パワースポットのことも、知りませんでした。
このへんも、サスガです。
返信する
受け売りで・・ (夜猫子)
2010-06-20 18:56:13
>パワースポットのことも・・

‘猫’もご同様で・・(笑)
気のせいか今日は参拝者が多いなぁ・・と思っていたら、
社務所にいらした氏子の方が教えてくれました。
かのE氏は、もう何度かお見えになっているそうですよ。
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