今回は、申請者・管理責任者の人的欠格事由について。

2015-12-06 11:30:09 | Weblog
これまでの中で、風俗営業の場所的要件を述べてきました。

今回は、「人的要件」を述べていきたいと思います。

「人的要件」とは、要するに「犯罪」に手を染めたことがあるか?

ということなので、直にお聞きするのがはばかられるため、書面をお渡しして該当するものが有るか無いか?
該当するものが有れば、その箇所にチェックしてもらうようにしております。

ざっくりと要件を示すと


1.成年被後見人若しくは被保佐人又は破産者で復権を得ない者。
2.1年以上の懲役若しくは禁固の刑に処せられ、又は無許可風俗営業、刑法等一定の法律に違反して1年未満の懲役若しくは罰金の刑に処せられ、その執行を終わり、または執行を受けることがなくなった日から起算して5年を経過しない者。
3.集団的に、又は常習的に暴力的不法行為を行うおそれのある者
4.精神病患者又はアルコール、麻薬、大麻、あへん若しくは覚醒剤の中毒者。
5.風俗営業の許可を取り消されて5年を経過しない者。
6.営業に関し成年者と同一の能力を有しない未成年者。
7.法定代理人が前記1から6までに掲げる事項に該当するとき。
8.法人の役員が前記1から6までに掲げる事項に該当するとき。


等々・・もっとたくさん有りますが主たる要件は以上です。

これは、申請者さんのみならず、お店の管理者に選任された方も同じです。

所轄では、口頭で聞かれます。隠しきれるものではないので正直に申告して欲しいです。



歌舞伎町。彫刻のあるビル。


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