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京都からのお客様

京都からあるお寺の住職さん他檀家さん6名の方が工場見学に
今回新築工事を行うのですが屋根には飛鳥野瓦(段無)をという事で
飛鳥野瓦の製造工程に興味があると思ったのでですが

皆さんは軒先に使われる巴瓦に興味があり 真っ先に巴を見せてほしい
とのこでした。

紋の作り方から磨き、乾燥までいろな質問の中
約30分くらい このプレスの前での見学!!

最後には『これぞ職人ワザやなぁ』との声が・・・

続いては飛鳥野瓦の製造工程へ。。。
ここでも実際に今回屋根に上がる瓦の製作真っ最中ということもあり
興味津々との見学です。

最後は窯積み 窯出し そして実際に焼きあがった瓦の見学です。

でもやはり一番興味があるのは 今回実際に葺かれる巴の特に紋
『月影杏葉(つきかげぎょうよう)』だったようで

浄土宗の宗紋で宗派の祖 法然上人(源空)が生まれた
漆間家の家紋がモチーフになったそうですが
実際に使われている宗門は、中央左右にある7本づつ並ぶ
「蕊(しべ)」の先端が、点や輪のものがあるなどバラつきがあったのですが
今年の改正によって蕊の先端は点と定められたなど

由来から現在に至るまでの話などを聞かせていただいたり

帰り際には『ずっと見ていても楽しいなぁ』などと声をかけて頂き
本当に喜んでもらえて良かったと感じました。

次は出来上がった瓦をお客さんの元へ届ける番です。

僕も完成が楽しみになってきました。

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