12月18日女峰山を登りました (1)
去年から狙っていた「女峰山」を日光東照宮から登るルートで
登って来ました。(途中までね)
(拡大した時の黄色線が歩いた道です)
朝7時半に東武日光駅に着きましたら、今日は雲を被っていません。
朝日に照らされてクッキリです。
バスで「西参道」に向かいます。駅から6分です。
オヤジは日光の写真を撮り始めて15年になります。
なのに、東照宮に寄ったことはありません。
今日も、東照宮の一角をかすめましたが、素通りして山に向かいます。
バチ当たりです。
バス停から登山口まで道標が無いので、案内しましょう。
バスで「西参道」下車 突き当りを左に。すぐ「大猷院」です。
7:55さあ出発です。 入り口手前を右に行って・・・
石畳の道を行きます。 「二荒山神社」の赤板塀に沿って進みます。
突き当りを右に。 道の両側は樹齢数百年の杉の巨木です。
見事です。 そのまま進むと・・・・・
「行者堂」です。バス停から20分。
階段を登って左に回りこむと・・・・
やっと道標がありました。
ここからはもう迷いません。
では先へ急ぎましょう。
原生林のような杉林を急登します。
9:00大きな「殺生禁断碑」
えぐられた道に霜柱がびっしり!
ヤシオツツジの群生です。
4月下旬~5月上旬見ごろです。
展望が開けました。 気持ちの良い高原風景
これから行く山が見えました。
右の白い山の左、茶色い山のピークまで行ければと思います。
ずっと、笹原の中の道です。カラ松だったり・・・
白樺が混じったり。 清々しい気分で歩けます。
9:35「稚児ヶ墓」 由来は分かりません。5分休憩。
再びカラ松林に入って・・・・
また抜けます。
振り向くと、栃木の山々の向こうに、筑波山が浮かんでいました。
かなりの時間こんな景色が続きます。
ヨ~レッイッヒ~です
黒い矢印に15m行くと水場です。
だいぶ登って来ました。
「男体山」です。
僕が目指している「女峰山」は、奥日光方面からは見えません。
旦那の「男体山」が、恋女房の「女峰山」を人目から隠すように、
ドーンと頑張って立ち塞がっているからです。
我が家のようです
先週靴を新しく替えました。リュックを背負って歩き回って慣らしたのだけど、
十分じゃなかったみたい。
左足が、後ろで踵を上げて蹴る時、妙なへこみ方をするようで、
指の付け根を圧迫します。
それがこの辺りで痛みに変わって来た。先が思いやられるです
霜柱ではなく、雪です。
「水呑」の石柱 10:30 「白樺金剛」 10:40
昭文社の「山と高原地図」では、両方とも1397mの同じ地点になってますが、
「白樺金剛」は「水呑」から10分登った所でした。
げっ! 雲が広がってきた。
ゲッ、ゲッー! こんなのありました!
熊の爪跡! 真新しいです。
ひぇー
熊鈴を振り回します!手を叩きます。
聖子ちゃんの「スウィートメモリー」を大声で歌います
今日はこの山の中は、僕一人だけなのでなり振り構わない。
熊避けの、一人カラオケ大熱唱が20分続きました
オヤジ、小心者なんです
勾配がきつくなってきました。
また足に問題です。
ズーッとの登りで、靴の中で足が後ろに下がるんでしょう。
踵の上の圧迫感がまた新しい痛みになって来ました
「オイオイ!大丈夫かよ」
「男体山」が煙っています。雪のようです。
時々男体山側、西側から猛烈な風が吹いて来ます。
雪も飛んで来ます。
さらに傾斜が増します。足がかなり痛いです。
靴と、靴下を脱いでみました。
両足の踵は少し赤くなっています。バンドエイドを多めに張ります。
左足の指の付け根は変化無いです。
靴紐を締め直して出発です。
こんな気持ちの安らぐ場所なのに、痛くて安らげません。
バンドエイドもダメ! 靴紐を締めてもダメ
ならばと、替えの靴下を重ねて履いてみたら、両方共厚手だから靴の
中がパンパンになって余計にダメ
「エ~イ!このまま行ってしまえ」
痛くて、咄嗟の時に足の踏ん張りが利きません。
痛みがピークになった時に、今日最大の難所に着いてしまった
この後待ち受けるのが、苦しい岩場、恐怖のガレ場のトラバース、
奈落の谷底、そして素晴らしい・・・・・・・。
オヤジのサスペンス劇場は明日も続きます
その2はこちら
明日をお楽しみに
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