寝ながら日記

自身の肺がん治療の現状について記録しています。
※治療経過については、カテゴリ「病気の経過」をどうぞ。

通院しました

2011年05月10日 | 通院
退院してから初めての通院。
入院治療後の経過を見るためのものですが、血液検査とレントゲンをとりました。
その結果、肝機能の数値が前回退院時より少し上がっていました。
しかし先生によると、薬の影響もあるとのこと。それほど深刻に考えなくてもいいみたい。
とりあえず、今飲んでいる薬をやめないと次のステージへ進めないということもあり、薬を明日から半分にし、一週間後に止め、その後一定期間様子を見たいとのことでした。
まあ、まずは一歩進んだ感じです。

CT検査を受けてきました

2011年03月26日 | 通院
お久しぶりです。
さて、昨日のことですが、先日の放射線治療の評価等のため、CT検査を受けてきました。
(以下CT検査を知らない人のための説明です)
CT検査は、像影剤と呼ばれる特殊な薬剤を体内に注入し、その後必要な部分をCTスキャンすることで、得られた画像からがんのある部位、がんの大きさなどを調べる検査です。
検査はまず、像影剤を注入するための針を腕から指し、CTの機械に体をセット(所定の位置に寝る)。
一度頭部から下腹部までのスキャンのあと、像影剤を注入し、同様にスキャン。
さらに頭部を詳しく見るために頭部のみゆっくりスキャン。
からだ全体の時は台が連続して動くのに対し、頭部の時は数センチ刻みで断続的に動きます。
スキャンの最中は体を動かしてはいけません。また、胸部スキャンの場合はレントゲン同様息を吸って止め、肺を膨らませた状態を保ちます。
(以上知らない人のための説明終了)
さてその結果ですが、結論としてはまあまあです。
血液検査の結果は、一部肝機能に異常値(ALPとかγ-GTP)が見られました。が、これは問題にならないレベルだそう。
胸部腹部CTは、肝臓の病変は多少大きくなったように見えるが、まあ落ち着いているとのこと。これは、治験薬で抑えるべき対象だから、それほど気にしない。
問題の頭部のCTは、一気に増えた前回と異なり、前回現れていた以上の病変の拡大はなし。
ただ、一ヶ所だけ少し拡大しているようにも見えるとのこと。
全体的には、このままの状態であれば治験参加にエントリーできる見込み。
ただし、治験参加にエントリーできるのは、最終治療から四週間経たないといけないことになっているようで、次回外来時の血液検査の結果を見て良ければエントリーするそうです。
なお、治験のスケジュールはまだ未定なので、いつから入院とかは全然未定です。
世間は地震、原発で大変なことになっていますが、こちらはなんとかやってますので、皆様も体を大事にして困難な世の中を乗り切ってください。

【速報】来週入院か

2011年02月10日 | 通院
今日、築地の病院に行ってきた。ていうか、現在支払い待ちw
先日送った献体の検査の結果、肺がん遺伝子の一部に特殊な変異が認められたため、その遺伝子をもつ肺がんに効果の高い(とみられる)薬の治験を受けることになった。
来週の半ば以降から、1ヶ月程度入院が必要になるよう。

詳細はまた後日。

追記

2011年01月22日 | 通院
昨日の書き込みにちょっと不備があったので追記。
「組織の提供」って言ったけど、「以前肺の一部を切除した時の組織を、保存している病院に依頼して送ってもらい、調査機関に提供することになった」というのが正確な表現。
肺がんの現病巣が見つかった私の右肺は、2009年の3月に中葉・下葉が切られている。今回提供したのは、この肺のがん組織。
昨日は今かかっている病院がその組織を調査機関に提供して調査してもらうことに対して同意をしてきた。
書いてみるとなんかややこしいな。簡潔に正確なことを書くのは難しい。

通院(1月21日)

2011年01月21日 | 通院
今日病院行ってきた。
血液検査の結果は、おおむね良好。今まで高かった肝臓の緒数値、ビリルビンなどが正常値の範囲に収まってきた。
まだ正常範囲より高いALPやγ-GTPも、前回よりは減少。体調的には良い方向に向かっている。
新しい薬で治験を受ける前提条件として、肺がんの遺伝子を調べるための組織の提供について、説明を受けた。
組織を提供することに同意したのでこれから調査があり、2週間後には何らかの結果が示されるようだ。
これでとりあえず1月中の進展はなし。
次回は2月8日。