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非営利 忘備録

H2O 全話観ての総評

2008年03月26日 12時13分03秒 | アニメ
第一話で強烈なインパクトを与えてくれた本作品。
上級者臭が終始漂っていたけれど、最終話付近での超展開の連続には付いていくのに必死でしたw
基本的にベタな展開だったのですが、色々と毎回考察できる話だったと思います。

ここからは某所案の項目ごとに勝手に五段階評価。独断偏見私見です。はい。

■ キャラクター ■
個人的に肩入れするようなキャラはいませんでしたね。キャラデが好みではないのかも。
キャラが立ってなかったように思いますね。最終話に突然いたマキもいきなり誰?と思いましたし。
でも、はまじが男という設定を知ったときの衝撃は今でも忘れませんw

■ 作画 ■
全体通してあまりクオリティが高いものには見えませんでしたが、平均的で変動がない分観やすかったと思います。
今の水準より若干下がるぐらいな物でしょうか。見れるレベルではあるかと。
自分の場合ですがOP・EDの絵で良い印象を受けたので見てみようと思ったので。

■ 音楽 ■
OPEDが評判良いんですよね。
それだけに本編中にアレンジ版が流れるのは好感が持てました。
劇中のBMは・・ 少し古い感じが出てたような。 劇中の雰囲気に合ってて良かったですが。
第8話の「マジカルO・TO・HA・」には笑わせてもらいました。
あと、アイキャッチの笛(?)の音は印象的でした。

■ ストーリー ■
一言で表すなら、「二週目が面白いストーリー」であったのではないかと思います。
結構流し目で見ていたので気が付きませんでしたが、重要な伏線は張ってあったようですね。
琢磨は実はずっと目が見えていなくて「見えている」と思い込んでいるという話だったのですが、この文章だけ見ると「何その超展開・・」と思いますよね。
しかし二週目で、はじめから上記の事を頭に入れて観るとナルホドと思える作りになっていました。(自分は某所の上手く纏められた動画を観てはじめて気付きましたw)
気付けた人は感心されると思いますが、逆に気付かなかった人への配慮が足りなかったかと思いますね。 医師から思い込みと言われた時に誰かに回想させて説明にする、といった配慮があればと思います。

この作品にも名言が生まれましたね「精霊会議」
最終話ではやみが電車に轢かれるような描写がありました。
これは琢磨が幼児化から復活、母親の死因をはっきりさせる事のためだったのでしょうか? もう少し他のやり方を探って欲しかった気がしますが、この後の展開が視聴者の妄想力に丸投げなのは如何なものかと。
色々な考え方があると思いますが、魔法の言葉「精霊会議」さえ出されてしまえばお手上げです。
結局琢磨は視力を取り戻せたのでしょうか?それが気になります。

■ 私見総評 ■
シンプルなギャルゲー系原作アニメだと思って流しで観ていましたが、終盤あたりの展開は凄まじかったですね。
中盤あたりまでは割かし単純に楽しい内容で楽しめました。
第八話の「マジカル音羽」はとてもカオス回でしたw 結構まじめにやっていた分ギャップが凄まじい事になっていて面白かったです。

なんとなく納得のいかないラストだったのが少々残念です。終盤でコケる作品として扱われそうですね。
「この脚本家なら仕方ない」と某所で諦観にも似たものがありますし、当分このお方の本は避けようかなと。

キャラクター:★★★
作画    :★★
音楽    :★★★★
ストーリー :★★
満足度   :★★

オススメ度:★★

あと、個人的に好きな回は8話でした。