まぐまぐ日記

普通の社会人の日常。

お父さんになるには

2015-12-04 21:34:34 | Weblog
母が今保育所のパートに行っていて、
パートといってもなにやらお勉強しなきゃいけないことがたくさんあって、
いつまでにこのテストを受けなさいだ
この本を読んできなさいだ
このレポートを書いてきなさいだ
何やら大変そうだけれども

その課題で読んだ本に
「お父さんは『お父さんになる努力』をしないとなれない」
と書いてあったそうだ。

母はこれをみて

「そうだよなぁ、だから男の人はかわいそうだね」と
思ったそうだ。

お母さんっていうのは自動的にというか強制的にというか
そう「なっていく」

体に命が宿ると、
ホルモンのバランスが崩れて
全然今までとは違う体に変わっていって、
お腹が大きくなって、
骨盤が大きく開いて、
壮絶な痛みの末に新しい命を産み出して、
お乳をだして、

お世話をするために夜中何度も起きて、
朝も強制的に起きて、
夕方は腕がしびれるまで抱っこして、
1日をずっと一緒に過ごして

母になる

でも、お父さんは
自分が変わろうとしなければ何も変わらないんだ。

朝起きて、ご飯食べて、
会社行って、
帰ってきて
ご飯食べて
寝る

赤ちゃんがいてもいなくても、
基本は変わらない。

そこで変わる努力をしなければ父にはなれないのだ。

一緒に遊ぶ時間を作らなければ子供は懐かないし
お世話をしなければ信頼されない

強制的にしているお母さんと
努力しなきゃいけないお父さん

私は母のように「男の人はかわいそう」とは思わないけど
(だって好きな時間にまとまって寝れてるし!!w)

子供が大きくなったときに、
親に対してどう思っているか?

っていうのがお母さんよりお父さんに対してシビアになってしまうのは否めないなと思う。

子供は自分の人生の通知表みたいなもんだって言う人もいる。

何が「◎」かは分からないけど、
お母さんもお父さんも、
みんなが笑顔でいられるようにすることは
努力っていうより思いやりじゃないかな

役割

2015-12-04 21:16:21 | Weblog
先日、母方の祖父が亡くなって、
家族だけでお葬式っていうかお別れをした。

千葉に住んでいて、私は陽太が産まれてから一度病院へ顔を見せにいったのだけど、
ひどく痩せていて、正直びっくりした。

ほとんどお話はできないような状態だったけど意識はハッキリしていて、
かすれる声で「(陽太を)イケメンだね」と言ってくれた。

近いけれど遠い。
近くにいても、何もできなかったし、しなかった。
別人のようになってしまったじいちゃんだったけど、
陽太をあわせることができて本当に良かったと思った。

私の中でじいちゃんはなんとなく怖いイメージがあって、
別にしかられたりした訳じゃないんだけどとっつきにくいというか、
みんなでご飯食べに行ってもビールだけ飲んでご飯食べなかったり、
真っ赤で、お酒の匂いがして、
遊んでもらった記憶もほとんどない。
将棋とかオセロがすごく強くて、全然手加減してくれなかったのは覚えている。

一回病気をしてお酒をやめてからはだいぶ丸くなって、
私の大学のこととか、仕事のこととか、
どうだ?まーは今何してるんだ?っていろいろ聞いてくれて、
そうかって微笑んでた。

じいちゃんは印刷の会社をやっていて、社長だった。
小さいときに「じいちゃんは社長」って聞いたときはただ漠然と「じいちゃんすげー!!」くらいに思ってたけど、
こうやって自分が社会に出て、
働いて、
ちょっといろんなことが分かるようになってきた今、

もっといろんなこと聞きたかったなぁって思う。

なんでこの仕事で会社をやろうと思ったのか、
創業って大変だった?
じいちゃんの仕事ってどんなことしてたの?


大人になる、大人になった自分ともっと大人の周りの人たち

私にはまだまだ知らないことが多すぎる。

自分の周りの人のことくらい、
他人よりたくさん知っておきたいね。