yamadyの徒然日記

3年余のロンドン生活を終えて帰国したyamadyが,カウンターカルチャーショックにめげずがんばっている様子を書いてます。

世の中うまく出来てる

2010-11-29 23:26:55 | 日々の生活

今日の帰り道、自転車に乗ろうと足を蹴り上げた瞬間、何かに当たった感触が…。
「な、なんだなんだ!?」と思い後ろを振り返ると、見知らぬおっさんをもろ蹴ってました。。。ゴメンナサイ

で、その後に寄ったプールにてロッカーの中を歩いていると、
いきなり見知らぬおっさんにパンチされました(泣)。

まあちょうどTシャツを着て袖を通している手が当たっただけなんですけど。

蹴ったりパンチされたり、やってやられて、世の中うまく出来てるもんだ、などと変に感心した1日でした。


頂き物な日

2010-11-25 23:35:59 | 日々の生活

昨日のこと。

4連休を終えて出社すると、机の上に何か置いてある。
中身を見てみるとタイのネクタイ(しゃれではありません)。

どうやらタイに出張に行っていた上司が、この前のビールのお礼に買ってきてくれたらしい。

いや~、えびで鯛を釣っちゃったな~。ビールなんて1本1ポンド(140円)で買ってきたのに。
なんだか逆に申し訳ない…

で仕事をしていると、後輩が声をかけてきた。

「yamadyさんってbologneのパン好きでしたよね?」

…よく覚えていてくれたなぁ(涙)。

むちゃくちゃ高いけど、軽くトーストするとおいしいよな、なんて話をしていたら、
「この前飲みに行ったときにたまたま見つけて、ベロンベロンに酔っ払ってたから、なぜかyamadyさんの分も買っちゃいました。」

 

…良く覚えていてくれたなぁぁぁぁ(感涙)。ベロンベロンに酔っ払ってたというのに。酔っ払ってたから、というべきか。

 

そんなこんなで昨日はパンとネクタイを担いで帰りました。こんな日もあるもんだなぁ。


ズーキーパーで思う

2010-11-23 18:04:33 | 日々の生活

先週末は、月曜日に有給休暇を取り豪華4連休でした。休暇の申請カードを見てみると、今年は有休ほとんどとってなかったなー。
で、せっかくの4連休なので実家に行ったりしていたのですが、ひとつこの連休中にものすごくはまってしまった物があります。

それは、ズーキーパー対戦版。

ズーキーパーは、同じ種類の動物を3つくっつけて消していくアクションパズルゲームで、2年前に買った携帯に元々入っていたものでした。
ひょんなことからyahooに対戦版ゲームを公開していることを知り、ちょこっとやってみたのですが、これがハマるハマる。
リアルタイムにログインしているどこかの人と対戦するので、一人でピコピコやるのと違い、勝った負けたでどんどん熱くなってきます。

あんまりやりすぎると良くないなぁ、と思いつつ、一戦また一戦とついつい夜中までやり続けてしまった。

どうやら日本中にそんな人がいるらしく、夜中になってもサーバーが超重い。しょっちゅう回線が切れてました。みんな暇人やのぉ。自分もだけど。

 

…このゲームをやりながら、世の引きこもりの人たちの気持ちが少し分かったような気がしました。
ネットをやっていたら、何となく世の中とつながっているような気がするし、食べることを面倒見てくれる人がいるのなら、いちいち外に出て行かなくてもいい。引きこもっていても何となく孤独じゃないって感じが、ともすれば心地よいのかもしれない。

でもずっとこの生活をやれ、って言われるとやっぱ辛いな。

あと、映画のマトリックスの世界も思い出した。
もしかしたら対戦相手は実は実在する人ではなくてサーバーが作り出した虚像かもしれない、でも自分としては相手は実在する人間だと認識して行動しているわけで、これってまさにマトリックスの世界そのものじゃないか。。。

今はまだ単なるゲームだからどうってことないけど、これがもっともっと進化していったらどうなるんだ…と、ちょっと恐ろしい気もしました。

考えすぎか?ズーキーパーごときでそんなこと言っていたらネットのRPGなんて怖くて出来ないだろうなぁ。

新しいものに保守的になっていくってのは歳をとってきた証拠かなぁ…(涙)


出張記16 ~旅の終わり~

2010-11-08 19:10:17 | 海外

何事にも終わりというものはあるわけで。。。

ついに長かった出張も3週間で終わるときがやってきました。でもまあいい加減終わってもいい頃だったな。

ホテルのベッドのスプリングが合わないせいでどんどん腰痛はひどくなっていくし、
ホテルの乾燥のせいでのどを痛めて、最後には風邪引くし。
風邪のせいで咳き込んだら、それはそれでさらに腰が痛いし(涙)

…まあ風邪は自らパブでビールを飲みすぎてトドメを刺した、ってのもありますが。

ホテルを転々とする出張も3週間が限界です。

 

最後の日は朝からうちの代理店に出かけて打ち合わせ等々。仕事を終えてヒースローに向かう電車に乗る前に一つ気付いた。

「上司にお土産を買ってない!」

うちの上司は無類のロンドンプライド好きなのです。3週間も遊びまわって出張で不在だったからには、それなりになにか持ってったほうが後々何かといいよなぁ、などとサラリーマン根性全開(笑)。

駅前のTESCOでロンドンプライドと、あと自分ちのためにポテチを買い込みました。こっちのポテチはうまいんだよなぁ。
とにかくこれで土産もばっちり。ホームの片隅でごそごそとパッキングし直し、ヒースローコネクトで空港に向かいます。

そしてJ〇Lが発着するターミナル3へ。

すっかりきれいになったなぁ。前はぼこぼこのボロボロだったのにな~。

 

そしてチェックイン。帰りはエコノミーの席なんだよなぁ、Bootsで強力痛み止めを買ってはみたものの、こんなに腰が痛いのに耐えられるんだろうか、あぁ…と暗澹たる気持ちでチェックインすると、

「このチケットですと、空港税の差額50ポンドをお支払いいただいたらプレミアムエコノミーにアップグレードできますが。」とカウンターのお姉さん。

…悩むことしばし。

50ポンド=7~8000円か。足も伸ばせるし、多少はこの体調でのフライトの辛さをやわらげてくれるだろう、ってことで思い切ってアップグレードすることにしました。

この金はさすがに会社は出してくれないだろうなぁ。。。自腹か…。

でもやって正解。おかげでラウンジが使えるようになったので、ソファでゆったりくつろげたし、ただでビールも飲めたし(苦笑)。そういえば今回はここで初めてロンドンプライド飲んだなぁ。次に飲めるのはいつの日か。

そんなこんなでロンドンの最後の瞬間をラウンジで過ごし、機上の人となりました。

 

これでようやく出張も終了。終わってみるとあっという間だった気がしますが、ここまでいろんなところに行った出張は駐在時でもなかったなぁ。
まぁこれでしばらくは出張はないでしょう。またブログが更新されない日々が始まる(苦笑)。

帰ってきてからおよそ1週間かかって、たまってた仕事やら報告やらを終わらせ、日常に戻るyamadyでした。。。


出張記15 ~再びロンドン~

2010-11-07 17:06:22 | イギリス

豪華ホテルのドイツの田舎町を離れ、再びロンドンへ。

慣れてるし、言葉もある程度通じるからそれはいいんですけど、前泊地のホテルが豪華だっただけにその落差に泣けた。。。

…おっかしいなー、インターネットサイトで予約したときは確か『デラックスシングル』を予約したはずだったんだけど。
スーツケースを開けるスペースさえありゃしない。
バスタブなんて当然なし。トイレ・バスのスペースが狭すぎて、トイレットペーパーホルダーがありません(ロールはさすがにおいてあったけど)。

シャワーもお湯の量が少ないうえ、お湯・水の配合が超難しい。レバーを1cmも動かせば熱湯から冷水へ早変わり。

…これで前泊地のホテルより高いってどういうことよ?数字だけ見比べてもこっちの方が上、しかもこっちはユーロじゃなくてポンドだしねぇ。。。

ヒドイ、ひどすぎる。

 

仕事もロンドンに戻ってきて別のお客さんのところに訪問する予定が、先方の都合でドタキャン。途端に暇になってしまった時間が出来てしまった。しょうがないので事務所で他の打合せや資料作成などで時間を費やしました。

昼休みにランチに出かけたときにしっかりカメラを持参。

所々お店がつぶれてたり、『ここは早晩つぶれるだろう』と思ってたところがしぶとく生き残ってたりですが、大筋変わってません。懐かしいなぁ。

昼ごはんは昔よくやったサンドイッチを買って近くのベンチで食べました。ずっとオフィスの中じゃ息がつまります。

こんな感じのところで食べたのはプレットのサンドイッチとスープ。

そういえばプレットのサンドイッチを今回の滞在中で初めて食べたな。昔は1ポンド=240円くらいだったから『高っけ~よ』とか思いながら涙目になりながら食べてたけど、昨今の為替だとすごく安く感じてしまいます。商売的にはよくないんだけど。

昼食を食べた後はテンプルに。その日はたまたま開いていて、中まで見ることが出来ました。

何か特別な催しだったのか、パイプオルガンも弾いてたりしてました。入っていってよかったのかしらん。。。

 

夜はロンドン事務所のみんなで飯を食いに行こうということで、yamadyたっての希望により

チェシャーチーズ(会社の近くのパブ)へ。この小汚い歴史を感じさせる感じがいい。エールも安いし。風邪気味で咳もひどいのに、こんなところに来てガバガバ酒を飲むから本格的に風邪を引いちゃうんだよなぁ。。。ああ意志薄弱。でもビールうまいしなぁ。

…一応ちゃんと仕事はしてる、つもりです(←説得力0)。。。


出張記14 ~さらにドイツの田舎町へ~

2010-11-07 00:02:01 | 海外

ミュンヘンでの週末を終え、週明けは仕事のために移動。ドイツのある片田舎に行きました。

それが田舎も田舎、とんでもない辺鄙なところで、空港がある主要都市からは一律に遠いし、電車でも乗り継いだ上にえらく時間がかかるようなところにあります。

…なんでそんなところに会社があんねん!

まあ仕事ですのでそんな文句を言うこともなく、レンタカーを借りての移動となりました。ここはイギリスから駐在員さんも同行してくれ、レンタカーも借り運転もしてくれました。あーらくちん。

たどり着いたところはちっちゃな町で、ググってみても日本語のページが出てこないようなところ。そりゃこんな不便なところまでわざわざ来んよなぁ。

でもホテルは素晴らしかった。

…今回の出張でのベストホテル認定です!こりゃーすごいや。バスタブはなかったけど、広さ・清潔さはピカイチでした。ドイツの田舎の割には従業員さんの英語もパーフェクト。素晴らしい!

いつもこんな感じのホテルだったら、腰だって痛くならんだろうに。。。

チェックインした後は、陽が沈むまでの間ちょっとだけ街中を散歩して回りました。

ホテルのとなりにあったマーケットプレイス。中で朝市のようなこともやるらしい。

町の中心にある教会。

あと町並みをぷらぷら散歩しながら見て回りました。

建物のデザインが特徴的で、なかなか面白かったです。

イギリスのチューダー様式に似ているような気もするけど、やっぱり何かが違うなぁ。

…今回の出張は何せ移動が長い。それに伴って待ち時間やらなんやらかんやらと何かと時間がかかります。その分こんな時間もできて、よかったといえばよかったかな。

この町にも今後来る機会はあるんだろうか。。。


出張記13 ~ミュンヘンの休日3~

2010-11-06 01:32:56 | 海外

寒いうえに雨も降ってきたので、ダッハウ収容所をそうそうに後にしミュンヘン市内に戻りました。

…たしかに勉強にはなったけど、こんなどよ~んとした気分のままで休日を終えるわけにはいかない!ということで、一旦ホテルに戻ってからもう一度仕切りなおして出かけることにしました。

近くのお城に行こうかとも思ったものの、雨が降ったり降らなかったりだったので野外はやめ、美術館にいくことに。
…yamadyには似つかわしくない、とか言うな。

美術館なら椅子がいっぱい置いてあるので、疲れたら座って休憩できるし、日曜日は入場料が1ユーロと安い。こりゃ~時間を潰すのにはぴったりだ。

トラムに乗り、

ノイエ・ピナコテーク(近代美術館)に行きました。

同じ場所にアルテ・ピナコテーク(中世美術館)や

モダン・ピナコテーク(現代美術館)もありましたが、絵画の中では印象派あたりの近代のものが見ていて一番面白い気がする。建物はアルテピナコテークの方が荘厳な感じで良かったけどな。

…えせ西洋かぶれものです、はい。

とりあえず、『ピナコテーク』=『美術館』、『ノイエ』=『新しい』、『アルテ』=『古い』というドイツ語進出単語をゲットしました(笑)。使うことはないだろうけど。
…ドイツ語は勉強してないからホントに素養がなくって分からん。。。街を歩いていても、看板が分からないというのは少々恐怖を感じます。

何はともあれ、ノイエピナコテークで睡蓮とかひまわりとか、「これ教科書で見たことあるぅ」って感じのヤツを中心に小一時間ほど見て回りました。

…小一時間で飽きてしまうとは、やはり美術の素養がない人間が美術館で時間を潰すのは難しいらしい。。。(苦笑)

いい加減歩き疲れ、昼飯のタイミングも逃し(午前中に見たものが見たものだっただけに食べる気もあまりせず、)朝からパン1個しか食べてなかったので、ちょっとカフェで休憩することに。

なかなかいい雰囲気だ。早い晩飯を食べてもよかったかなとも思ったものの、まだ続く出張に備え『晩飯はコメだ!』と心に決めていたyamadyは空腹をぐっとこらえカプチーノのみで我慢することに。

もう一度、一旦ホテルに戻り外の景色などを撮りつつお昼寝。

そして晩飯は前日見つけた日本料理屋に行きました。

頼みすぎて腹パンパン。。。

ロンドンの日本食レストランと比べると、件数が少ないせいで競争原理が働かないからなのか、クオリティはいまいちだった気が。。。まあ大都市なのでお金を出せばあるんでしょうけど。ロンドンだってとんでもない“和食”を出す店もありますからなぁ。

 

この週末にまともに食べた食事は土曜日のバーキンと日曜の晩飯だけ。どうしても一人だとついつい食べるのが億劫になってしまいますが、まあミュンヘンの週末を堪能しました。まあもう来ることはない、かな?

…ブログ読み返すと、ホントに仕事をやっている雰囲気が漂わんなぁ。。。


出張記12 ~ミュンヘンの休日2 ダッハウ強制収容所~

2010-11-04 23:05:15 | 海外

さて休日2日目。ミュンヘンでここだけは行っておかねばならない、と決めてあった場所が1つあります。

それはダッハウ強制収容所。

第二次大戦中、ナチスがユダヤ人や政治犯などを収容した最初の収容所です。
ロンドンに住んでる間に一度はアウシュビッツを見に行きたかったんだけど、タイミングがあわず叶わなかったので、今回はなんとしても見に行きたいと思っていました。

天気は朝からどんよりとしてます。テレビもBBCワールドしか観てないのでミュンヘンの今日の天気がどうなるか細かいところまではいまいち分かりません。

はてどうしたものか…と考えているうちに、こちらのテレビでは裏でテキスト放送(日本の地デジで言うとdボタンのデータ通信)を表示することを思い出した。それなら天気もやってるに違いない!あったまいい~、俺。

…しまった、ここはドイツだということを忘れていた。。。なんて書いてあるか分からん(泣)

結局、天気予報が分からないまま出掛けることにしました。まあええわい、どうせ天気がどうであれ行くつもりだったんだから。

 

電車とバスを乗り継いでおよそ30分。ダッハウ強制収容所跡に到着。

 

強制収容所の入口。右側に線路の跡が見えますが、貨車でここまで運ばれてきて下ろされ、自分たちで歩いて中へ入っていったそうです。

入口の門には、"Arbeit macht frei"(労働は自由への道)という表示が。アウシュビッツにも同じ文言の看板があったのを写真で見たことがありますが、なんとも残酷に響きます。

囚人が生活していた囚人棟は今は2棟だけが復元されていますが、それが並木道に沿ってずっと立っていたとのこと。もともと6000人くらいの収容人数で設計されていたところに、多いときには30000人もの人を押し込めていたというので、ただ単にそれだけでも扱いのひどさがうかがい知れます。

囚人棟のなかのベッドはまるで蚕棚のようです。。。

 

収容所の境界は、脱走が出来ないように溝、電気鉄条網、さらに壁が作られていて、見張りの塔が立っています。脱走を試みて鉄条網の電気ショックや見張りに銃殺されたりした、という写真も展示してありました。

 

囚人を管理する管理棟もあり、現在は博物館になっています。

なかには第二次大戦収容所の場所を示した地図が展示してありました。白抜きのところがアウシュビッツを含む強制・絶滅収容所で、それ以外にも大量に収容所が点在しています。

それにしてもそこまでやるか?普通。

絶対に逃げられないような収容所境界といい、システマティックに全欧州に張り巡らされた収容所のネットワークといい、ドイツ人の生真面目さがへんな方向に進んでしまうと、こうなってしまうのか・・・

このほかにも背筋を寒くさせた建物がありました。
それは遺体の焼却場。となりに古いものがあったものの、処理が追いつかなくなり新しいのを立てたらしい。

ここには実際使われたことはなかったものの、シャワー室に偽装した毒ガス室もありました。

シャワー室の入口から入ると、そこはシャワー室に偽装した毒ガス室。見えにくいですが、右側出口のその向こうの部屋は何もないスペースになっていて、説明では遺体安置所だったとのこと。

そしてさらにその部屋の向こうは・・・

遺体の焼却場。

実際に使われはしなかった、とは言うものの、ガス室で殺し、死体を積み上げておいて、順番に焼却していく、という、まるで製造ラインに載せてモノを作っていくがごとく死体を作っていくためのレイアウト。ナチスの狂気を感じずにはいられませんでした。

 

一体何をどう間違ったらこんな方向に物事を進められていけるのだろう・・・

 

yamadyは、戦争は(もちろんやりたくないですし、平和がいいに決まってますが)外交の最後の最後の手段であって、何から何まで否定されるものではないだろう、と思っていましたが、ホロコーストは外交手段としての戦争とはまったく趣が違うし、二度とくり返してはいかん…と強烈に思わされました。

寒いし腰もいたし体調も良くなかったけど、がんばって見に来てよかった。やっぱり百聞は一見にしかず。目の当たりにするといろいろと考えさせられることが多いです。


出張記11 ~ミュンヘンの休日1~

2010-11-03 09:23:55 | 海外

今日は文化の日。会社も休みです。時差ぼけ+腰痛+風邪の体には助かる…。
元々は高校生のときから出場している地元のバレーボール大会に参加する予定で行く気満々(プレーする気は微妙…)だったのですが、まさか出張が1週間伸びるとは想定しておらず。さすがにこのコンディションでは、地元に車で移動することすら厳しい。。。

で、今日は家にこもること決定。突然キャンセルしちゃってゴメンナサイ。。。

 

さてカレンダーを戻して10/24の土曜日の週末の話。もともとはもう日本に帰っているはずだった週末ですが、予定変更で滞在延長でミュンヘンに留め置かれることになりました。

こんなこともあろうかと、地球の歩き方南ドイツ編持って来といてよかったわ~。なにせ右も左も分かりませんから。

曇り空であいにくのお天気だったものの、ひとまず午前中は前日出しておいたクリーニングの引き取り等々のお仕事を簡単に済ませ、午後から出かけることにしました。

腰の痛みも限界近くに来ているにもかかわらず、ついついふらふら出て行ってしまうところが貧乏性の悲しい性。だってミュンヘンなんて次いつ来れるか分かりませんから。

まずホテルを出て、カールス門へ。

目抜き通りを歩きます。ドイツは日曜日は基本的に店があいておらず、みんな買い物は土曜日にするからなのか、人の出がハンパじゃない。

人が多いところ嫌い。。。

そんな中、大道芸人や、

東急ハンズなんかでよく見かけるようなスライサーの実演販売などやってました。

こんな寒い中ご苦労様です。。。

教会やデパートを通り過ぎて、


新市庁舎へ到着。
『新市庁舎』という名前から、近未来的な建物を勝手に想像していましたが、名前とはかけ離れたえらく荘厳な感じの建物です。

 

新市庁舎にはからくり時計があり、今でも動いているらしいのですが、作動するまで待ってられなかった。。。まあ見たって事で。

 

 

ちなみにコチラが旧市庁舎。新市庁舎のとなりにあり、いまはおもちゃ博物館になってるらしい。中には入ってないけど。

…こっちの方が見た目新しいじゃん。

なにはともあれ、この市庁舎に面した広場が町の中心らしく、なんとなくブリュッセルのグランプラスを思い出させます。

 

その次に行ったのはミュンヘンの休日のメインイベント、

ハードロックカフェ。地名の入ったTシャツを集めるのが、僕のささやかな趣味になっとります。
日本の観光地に売ってる通行手形じゃないけど、やっぱその土地でしか手に入らんしね。

お店では英語で"Munich"とかかれたものと、ドイツ語で"München"とかかれたものの2種類が売ってます。

…どっちにしよう。。。

しばらく逡巡した結果・・・結局両方買っちゃいました。
以前もモスクワでも英語、ロシア語バージョンがあったのに1つしか買わなくて後悔したし。。。

これでメインイベントもバッチリ(笑)。

あとはその付近の町並みをちょこちょこっとだけ見学し、ホテルに帰りました。外出時間2~3時間といったところか。



腰も痛いし、寒いし、疲れたし、人も多いし、もうええわーい!

ちなみにその日の食事は、朝ごはんはなし、昼に街に出てからバーキンのセット、そのままホテルに帰って外に出る元気もなく就寝。
こんな食生活を送ってるようでは、そりゃ体も壊すわな。。。


出張記10 ~ロンドンそしてオーストリア~

2010-11-02 23:22:46 | 海外

まだ10/20頃のお話。水曜日にパリからロンドンへ戻り、木曜日の午前中に打合せをした後、午後にはミュンヘンへ移動。金曜日はオーストリアの片田舎へ。

すごい移動距離だな。。。

水曜日のパリの仕事で同行した方といったん別行動となり、次のオーストリアにまた一緒に行く為に木曜日の晩にミュンヘンで落ち合うことになっていたのですが、「じゃあ明日ミュンヘンで。」と言われたのに対して、

「明日はロンドンに行くから会いませんよ。」などと言い出す始末。すでに自分が翌日どこにいるのかわからない状態です(笑)

それはさておきオーストリア。今回はミュンヘンから電車で行きましたが、実はyamadyオーストリアに入るのは初めてなのです。ここにきて訪問国の地図を更新できるとは思いもよらなんだ。ワーイ

 

オーストリアが埋まり、既訪問国は30ヶ国に。世界地図だといままでとの違いがよく分かりませんが。

アポの都合もあってミュンヘンを出たのは7:30。電車に揺られること1時間半、インスブルックとミュンヘンの中間地点、Worglという町に到着。

寒い。。。すでに日本の真冬級です。現地の人も『今日は寒い。普段はここまで下がらない』って言ってました。

朝は寒かったものの、時間がたつに連れて気温も上がり、空は雲ひとつないいい天気に。
当地のお客さんも、『こんないい天気は年に5日あるかないかだ。お前たちはラッキーだ』なんていってます。

気をよくして写真を取りまくりました。

 

アルプスの山がすぐそこに迫っていて、まるで壁のよう。
山の風景って癒されるなぁ。

帰りの電車までの間、Kufsteinという近くの街をプチ観光しに連れて行ってもらいました。

まずお城に登り、

お城の上からの眺めを堪能してから、

町並みをちょこちょこっと楽しみました。下の写真はこのクフシュテインの町の有名な通りで、日本人観光客なんかも来るらしい。…ほんまかいな?
ちなみに上の写真の右側の緑の建物をよく見ると、壁しか立ってません。昔ながらの町並みを保護する為に、外の壁だけ再利用するそうな。ロンドンでもそんな感じに残っている壁がちょくちょくあったなぁ。
地震がないからできる離れ業で、日本でこれをやれといわれても無理でしょうな。

正直、歴史などはよく分かりませんでしたが(苦笑)、とにかくオーストリアってことで。

スノボもしなくなって久しく時間がたちますが、きっと冬に来たら楽しいんだろうなぁ。夏にトレッキングするのもいいなぁ。まあこれただけでも十分よしとすべきでしょうか。

打ち合わせの後は電車で一路ミュンヘンへ。

ミュンヘンに帰りついたらもう週末。一緒に出張に来ている上司の方々と昔ながらのビアホールで一仕事のあとの祝杯(?)。
ヴァイスビールを楽しみました。イギリスのエールもいいけど、ヴァイスビールもなかなか捨てがたい。

…そもそも仕事で来てるんだったよなぁ(苦笑)。遊びすぎだよなぁ。


出張記9 ~再びパリへ~

2010-11-01 21:10:55 | 海外

今回の訪欧はあくまでも「出張」です。決して旅行ではありません(笑)。

火曜日には次の仕事のためにパリに移動。以前パリに行ったのはいつだろう。。。3年ぶりくらいか。
ユーロスターでの移動です。これまたユーロスターに乗るのも久しぶりだ。

ここのところフランスはストだ暴動だと不穏な感じですが、ユーロスターは動いている模様。

セントパンクラス駅には、「パリまでは連れてってやるけどそっから先は自己責任で」みたいなつれない張り紙がしてありました。。。まあしょうがないか。

まあ大きな混乱もなく無事ホテルに到着。翌日はリヨン駅から

とある片田舎へ。

田舎の風景って落ち着くわ~。

仕事が終わったら、また木曜日の仕事のためにユーロスターでパリ北駅からロンドンへ。


パリ北駅


ロンドンキングスクロス駅(ユーロスターの駅はお隣のセントパンクラスですけど)

移動ばっかりでばたばたです…。ちゃんと仕事になったんだろうか…?帰ってきてからこんなこと書くのもなんですが、我ながら不安(笑)。