いぼ痔の症状・原因・治療法

ここでは「いぼ痔」の症状・原因・治療法（治し方）について説明しています。痔の中でもっとも患者数が多いといわれている「いぼ痔」ですが、そもそもいぼ痔とはどのような症状で、どのようなことが原因でなるのでしょうか？またいぼ痔の治療法、治し方にはどのような方法があるのでしょうか？

なぜいイボ痔？

肛門の周囲にはクッションの役割を果たす細かい静脈が多くあり、この静脈が圧迫されたり負担がかかると欝血（うっ血）し、静脈瘤（じょうみゃくりゅう）と呼ばれる“イボ状の物”ができてしまうので、「イボ痔」と呼ばれるようになったのです。

外痔核と内痔核の違い

外痔核と内痔核はその名の通り、直腸と肛門を隔てる歯状線を境にして内側にできる痔が内痔核で、外側にできる痔が外痔核となります。


分かりやすくいうと、外から“イボ”が見え、自分で触ることができる痔核を外痔核、肛門の内側に“イボ”あり、普通の状態では見ることも触ることもできないのが内痔核で（脱肛したり、いきんだ場合は顔を出します）、通常「いぼ痔」といえば、内痔核のことを指し、患者数も内痔核のほうが多いようです。

こわいいぼ痔の手術

手術で痛みがなくなり不便な生活から開放されることを思えば、手術も十分選択肢の一つとして考えられるのではないでしょうか？

いぼ痔が重症であるほど手術費用が高くなりますが、どのような手術をするか？選択肢も広がっており、以前より安く手術することも可能になったといえるかもしれません。

いぼ痔の手術について

いぼ痔の手術費用は２万円から２万５０００円ぐらいが一般的な相場とされています。

いぼ痔の手術は、いぼ痔の患部を切除して縫い合わせます。そうすることによっていぼ痔による痛みや出血を治療することになります。
そして、いぼ痔が自然治癒
切除と縫合による施術のため、入院が必要になることが多いでしょう。

術後出血してしまうことがあるために、いぼ痔の手術後の入院は観察を目的にとられる処置です。

最近では、症状によっては日帰りでいぼ痔の手術してもらえる病院もあります。日帰り手術の場合だと、７０００円ぐらいまで手術費用を安く抑えることができます。

いぼ痔の手術に関しては保険適応となりますし、医療保険の契約内容によっては保障もされます。