所在地 栃木県日光市霧降 1535-4(チロリン村)無料駐車場有
TEL 0288-54-3355
2007年終盤、どこぞの坊様が一筆献上した「偽」 まったくもって世は「偽」マッサカリ 白い恋人たち、赤福、吉兆・・・んっ? まったくわたしには関係ない(白木屋の偽霜降り牛肉は関係あるも、美味いから許しちゃう)。それどころか、老眼か、「隠」と見間違えた次第・・・
というわけで、「霧降隠れ三滝」です。
その名のとうり、日光三名瀑のひとつ「霧降の滝」に隠れた、味のある三滝の総称で、語感的に霧隠才蔵を彷彿させるように、すべてを見終えるには多少の忍者魂が必要です。ひと気もあまりないので、それなりの装備もお忘れなく。
スタート地点のチロリン村です(霧降高原道路すぐにあります)。
隠れ三滝に行く方は車のナンバーを書きなさい! という忠告版に従い、駐車場そばの土産屋にいくと、イラスト付きのルートマップをもらえます。ここに来るのは二度目で、初回はわたしの格好を見るなり
「やめたほうがいいよ」
「熊でるよ」
「チロリン村で遊んでったら」
等々、罵詈雑言を浴びせられたのですが、今回はあっさりと「行ってらっしゃい~」
いったい一年でわたしに何の変化があったのか もしや山男っぽくなってしまったのか
道路を横切り、看板のハイキングコースに入ります。うっそうとした山道は、徐々に急な下りを迎えますが、さぁ、その前に大きく深呼吸、木洩れ日さす上空を見上げましょう。うわっ、猿がいっぱいだ~
季節にもよりますが、なにかと挑発するとヤバイらしいので、御用心。
下りきったら、舗装路を横切り、また山道へ入ります。
歩きはじめて10分ほどで、落差約10m「丁字ヶ滝」に到着。ちょっと滑りやすいですが、滝前まで容易に行かれます。水量たっぷり、なるほど「丁」の字に見えなくもないですね。
余談ですが、チロリン村に来たついでに・・といったお気楽観光客は、大抵このあたりで引き返して行きます。
渓谷歩きに丸太橋。欠かせませんね。
5分ほどで、落差6m、幅20mの「玉簾の滝」。
水の流れが"すだれ"のように見えるらしいですが、いかんせん設置された観瀑台が遠すぎて、あまり良くわからにゃい~。 ちょっと無理すれば、滝前まで行けるのですが、実のところ、落差の無い幅広の滝は苦手なんです。滝前に陣取るカメラマンも数人居り、写真映えするのは間違いないんでしょうが。
熊笹の生い茂った渓谷道、気持ちいい~
およそ10分、チロリン村からは約30分、道なりに舗装路を横断し、小川に架けられたハシゴを渡りきります。
OH!MAKKURA~
真打登場、落差30m幅10mの「マックラの滝」です。
北向きのため、滝前は寒い寒い。豪水飛翔が体温を奪っていく。でも見ていたい。
そこで冒頭の忍者魂のオデマシ。右手上方、左岸のガレ場を慎重に慎重に登っていきます。
美しいです 高台のため、日も当たりポッカポカ~
遠望の「霧降の滝」に行くなら、文句なしに「マックラの滝」
なお帰路は、①来た道を引き返す ②景観豊かな山道 ③舗装路 と三つの選択肢があり、時間はほぼ同じ。その日の気分でどうぞ