単独行の山歩き(yamakuma)

「一人は危険」と言われながら、一緒に行ってくれる人がなくいつのまにか単独行が身についてしまいました。

山伏岳(やんぶし)~大谷嶺(おおやれい)~八紘嶺(はっこうれい)~七面山

2015-11-29 | 山歩き

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<概 要>
1.  2015.11.21~22
       2泊3日(避難小屋泊・宿坊泊)
2.単独行
3.1日目(11/21)  晴れのち曇り  
       2日目(11/22)  曇り(雲の中で霧雨)  
       3日目(11/23)  曇り

11/21  静岡8:48~(静鉄バス)~10:40黄金の湯10:50・・・11:38分岐・・・12: 7登山口 R 12:17・・・12:59 R 13:10・・・14: 5 蓬峠 R  14:25・・・15:17 尾根 R 15:27・・・16:05 分岐 ・・・ 16:18 山伏避難小屋(水くみ・夕食) 就寝19:00 

11/22  5:00起床 (気温 外2.5°  中5°)  7:23 S ・・・7:59 山伏岳 8:12 ・・・9:38 新窪乗越・・・19:36 大谷嶺  ・・・12:30八紘嶺13:50・・・13:25道間違い・・・13:39八紘嶺・・・14:00 P1・・・ R・・・14:37 P2 ・・・14:56 P3 ・・・15: 7 P4 ・・・15:19 R 15:37 ・・・15:53 P5(1.964m)・・・・ 16:50 1980mのピーク(ここでヘッドランプを装着)・・・17:32 七面山・・・18:00 敬慎院 

11/23  4:45 起床   7:40S・・・・8:00奥の院 ・・・11:59山門  12:08バス停  「やませみ」にて昼食

<詳 細>

11/21(土) 静岡8:48発の静鉄バスに乗り込み、本来のバス亭「新田」のひとつ先の「黄金の湯」で下車。ほとんどの乗客がここで下車。日帰り入浴を楽しみにこられた地元の方々でした。隣のご夫人方の会話は楽しそうで、さすがに地元のことをよく知っておられ、こちらも物知りになりました。

新田からこれから登る山を見るがどれがどれかわかりません。天気が良かったのは登山口までで、登りに入ると雲が広がりだし、予報のあてにならない、難しさ、をまたも感じさせられます。予報では、土・日は好天のはずでしたが・・・。

11:38 西日陰沢コース(左)と新窪乗越コース(直進)の分岐~左に進みます。太陽光発電パネルは各地に増えてきましたね。補助金の関係もあるのでしょうが、その気になれば発電の多様化はできるのですね。

こんな案内を見ると簡単に行けそう。

秋の散歩道という感じで気持ち良い林道。

12: 7登山道入口 やっと入口です。

案内板で見ると、少ししか来ていない。

道は整備されています。

なかなかいい感じ。

大岩とわさび小屋~小屋は荒れて使えません。

笑えますね。

雨上がりのせいか、水は豊富でした。


14:05 蓬峠 R  14:25

16:05 分岐

右へ行くと避難小屋、まっすぐ行けば百畳峠へ行けるようです。百畳峠へ行けばトイレもあるようで、道があり車でも来られるようです。

 ・・・ 16:18 山伏避難小屋(水くみ・夕食) ~小屋の左側を下れば沢に出ます。
百畳峠から登れば簡単に山伏岳に登れそうですが・・・・。

水場

当然ながら、日が暮れると小屋の中は真っ暗です。
就寝19:00

11/22(日)  5:00起床 (気温 小屋の外2.5° 小屋の中5°)

7:23 S ~小屋の中と外に温度計があり、出発時の外の温度。

・・・7:59 山伏岳 8:12 ・・・

いい感じの道が続くと思いきや、そんなわけもなく・・・。

何の鋼線かな?と思っていると

こんな置き土産も・・・。

9:38 新窪乗越・・・大谷嶺までの間、崩壊地の上部らしく不安定で急な登りがあり、かなり時間を食ってしまいました。
また、新しいザックで、カスタマイズしたための不具合もあり、担ぎづらいものになってしまいました。

10:36 大谷嶺  ~扇の要から登って来られて若い男性と一緒になりました。曇っていたため展望はありませんでしたが、扇の要からの登りはかなり急な様子に見えました。

山の名前は「行田山」とも言うみたいです。標高も地図では2000mや1999.8mとなっています。

・・・12:30八紘嶺13:50・・・13:25道間違い・・・13:39八紘嶺計画段階での思い込みもあって、
安部峠方面へ降りてしまい、35分下ったところで気がつき、戻るか諦めるか迷いながら、35分で下ったところを、14分で戻れたことに気をよくし本来のコースを進むことにする。しかし、時間ロスは否めず、宿泊の敬信院に電話(docomo)でその旨話し、到着が遅れることを伝える。地図をよく見ていなかったこともあり大反省です。なお、携帯電話はdocomo しか通じない、とのことです。また、尾根の上でも通じるところと通じないところがありました。

インクラ跡~よくわかりません。

落としたのか、残置したのかわかりませんが・・・。ごみのない山域でしたので余計目立ちました。八紘嶺から敬信院まではだれにも会うことはありませんでした。

・・・14:00  P1・・・ R・・・・・・14:37  P2 ・・・14:56  P3 ・・・15:07  P4 ・・・15:19  R 15:37 ・・・

(注)P1 などは私が歩いていて登りのピークに到達した時間を記録したもので、地図と一致しないところもあります。

・・・15:53 P5(1.964m)・・・・ 16:50 1980mのピーク(ここでヘッドランプを装着)・・・ここから道がはっきりして歩きやすくなりました。それまでは、テープの目印なくしては踏み跡を見失うようなところです。

二重山稜と言われるようですが、そういうところもあるもののテープの目印がしっかりしていますので、意識するほどではないと思います。

17:32 七面山・・・~頂上に着くと同時に敬信院さんから安否確認のお電話をいただきまし
た。大変ご迷惑をおかけしました。

18:00 敬慎院着くと、たくさんのお坊さんたちが玄関で迎えてくださり、恐縮するやら緊張するやら顔が赤くなりました。翌日、下山後地元の方に聞くと私だけでなく、皆さんにお出迎えされている、とのことで「すごいなぁ」、と改めて思いました。

着くとまずお風呂(石鹸類は使用不可)で、受付をし、夕食をいただき、その後、お勤めがあり、信者さんや他の登山者とともに参加しました。21:00時消灯・就寝

11/23  (月)

4:45 起床(ピンボケで申し訳ありません。寝起きで目も起きていなかったようです。)
 朝のお勤めがありますが、ご来光を拝みに行くのもいい、とのことで他の方々と行きましたが、曇りで見えませんでした。信者さんの団体が東の方角に向かってお題目を唱えておられました。後で聞くと、富士山からご来光が見えるとのことで、その方角に向いて拝んでおられるのだそうです。

信者さんの団体の方々は、敬慎院さんのお掃除(トイレを含む)をされていました。皆さん若い方ばかりで、意外な感じがしました。

朝食は7時から、とのことでしたが、部屋に戻ると用意されていて、早い方は済まされて出発していかれました。

朝食です。夕食はこれにとっくりが付き、何かと思ったら、お酒でした。それにお味噌汁は桶に入れて運ばれてきました。しきたりなんでしょうが、不思議なかんじです。
今日は下山するだけですので、ゆっくり朝食をいただきました。

7:40出発~北参道(裏参道)を行きます。

二の池

奥の院で出会った鹿たち~3匹いました

奥の院の影嚮石(ようごうせき)

・・・・8:00奥の院 ~ここも泊めていただける、とのことです。敬信院さんの布団は長いが、こちらは普通の一人に一枚の布団だそうです。

富士山が見えました。~天気予報ではこの日は雨になっていましたが、薄曇り程度で、降ることはありませんでした。昨日が曇り予報ですが、雲の中で、霧雨状に水分があり、風が吹くと木や葉の雫が降りかかり、雨が降っているのと変わらない状態でした。ちなみに、土曜日も晴れたのは午前中だけで、午後は雲が厚くなり、尾根に出るころは視界も悪くなり、がっかりでした。
 
長いくだりの目安になります。

休憩所もあります。

明浄坊

栃の木 安住坊


紅葉はきれいですが、いまいち色が冴えません。

やはり、ヒルがいるのです。見づらいですが、塩水のスプレーが置かれている旨の説明書き
。ヒルを避けてわざわざ寒い季節に来ました。

北参道ではご婦人お二人が登ってこられたほかは誰にも会いませんでした。あの登りは厳しいと思います。「修行です」とおっしゃられるのはすごいです。多くの方は表参道を登られるようです。
 
・・・11:59 神通坊

12:08バス停 バスが14:33までありません。バス停横の 「やませみ」にて昼食をいただく。ここのお姉さんが、トレラン「修業走」のことなどいろいろ教えてくださり、お蔭様で退屈することなく過ごせました。


下部温泉駅は無人駅になっていました。2009年に黒河内岳縦走をしたときにここを利用したときは有人駅でした。そういえば、バスも早川町営に変わっていました。過疎と高齢化で寂れていっている現実ですね。

中で電車を待っていると、敬信院で同じ部屋だった方々が来られ、ここの温泉に入ってこられたとのこと。一本早いバスやタクシーを使われたとのこと。温泉に入れなかったのは残念ですが、以前に入っていますし、無事下山できたことに感謝して帰路に着きました。

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