Yの日常

思ったことなどを不定期につづっていきます。
石けんの話が主体になると思います。

缶詰

2007-05-12 22:45:32 | Weblog
昔、親戚が小さな加工場をやっていた。
海産物の缶詰をつくっていたのだが、そこには原料となる素材と、しょうゆや砂糖といった基本の調味料のみがあった。
給食のお釜の様な大鍋にこれら材料を入れ、煮込み、缶に詰め、ふたをし、圧力をかけ、缶とふたを一体化する。
素材缶の場合は、素材を缶に詰め、ふたをし、圧力で缶とふたを一体化させる。

それが缶詰だと思って育った。
圧力をかける際に、殺菌も同時にできるので、缶詰は世の中で一番清潔な加工食品だと思って育った。
今、スーパーへ行くと1缶100円前後でいろいろな缶詰が売られている。
原材料の表示を見ると、基本の原材料のほかに見慣れない単語が並んでいる。
たぶん、食品添加物だろう。
添加物の全ては否定しないが(麹や酵母・納豆菌というものまで否定したら、食品加工が成り立たなくなるw)、少なくとも缶詰には「いわゆる食品添加物」は不要だと思っている。
実際、親戚の加工場では、原料と、基本の調味料だけで缶詰を作っていたのだから。

今日、スーパーへ行って「むかしながらの作り方をした缶詰」というのを発見したので、そう思った次第。
むかしながらの作り方をした缶詰の原材料は、原料と調味料だけが書いてあった。
それが本来の加工食品だと思うのは幻想だろうか....


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