衆議院議員 原田義昭Blog

自由民主党衆議院議員原田義昭(福岡5区)が国会での論点、世間で話題になっている事や身近な話題まで率直に論じます。

金正日氏と小沢一郎氏             10月7日(日)

2007-10-08 10:57:42 | Weblog
  韓国ノ大統領と北朝鮮金総書紀の歴史的会談は一応の成果と評価してよい。朝鮮戦争の正式な終結のほか両国のさらなる交流、南北朝鮮の統一する日も意外に近いか。が、更に大事な核開発問題と拉致問題についてはなんら進展なし、期待する方が無理か。6カ国協議や南北首脳会談などを見るとあの北朝鮮の金正日にして今や着実に変わろうとしているようだ。
  一方わが民主党の小沢氏のこと。民主党が今や国会で猛威を振るっているがあの政党の党内民主主義は大丈夫か、開かれた、自由な議論はすでになく、ただ小沢氏からの指示、命令だけが下りてくる趣き。一切の政策協議を拒否しあるのはひたすら権力闘争のみ、国としてのあるべき姿、国民生活議論までも拒もうとしている。国政は外交、安保から民生福祉、教育、地方政策とあらゆる分野に広がっている。自民党が多数の時は基本的に自民党が権限も責任も仕切ってきた、これは議会制度上当たり前のことである。そして参議院選挙後国政の責任の半分近くは民主党が負うことになった、ならばその責任を果たすのが彼らの仕事であって、「責任」政党の所以である。だから政府与党は協議を呼びかけている、これからは政治責任を分担しようと。話し合うことは決して「野合」でも「談合」でもない、開かれたところで徹底した議論をすればよい。事前の政党協議がいやなら委員会審議を急げばよい、早く議論を始めることだ、国政は一刻の猶予も許されないのだ。
  二つの国の絶対権力者(!)で一方は現実的、弾力的になり、他方は頑なに原理主義、硬直的、なかなかの取り合わせという感じ。


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