「厄除け」っていうと、男は何歳、女は何歳とか言って、前厄、本厄、後厄と続く三年、主にはその厄年の厄を除くということですね。もう一つ「厄祓い」というのがありますが、これは主には神社の言葉のようです。それから、「厄除け」にしろ「厄祓い」にしろ、厄年でなくても、いろいろな厄を除いたり、はらったりする場合もあるそうです。」
ぼくははっきり言ってこれらを信じません。そう公言すると、疫病神さんがくっついてくるかもしれないので怖いのですが、やはり勇気を持って敢えて迷信だと思っているということを公言します。
というのは、ぼくは二年前後厄が終わった後、腰を悪くし、今年はさらに追い打ちをかけるように人生初のつらい病気にかかりました。それから、以前のことですが、神社に寄って、交通安全のお守りを買ったその日、初めての交通事故に遭遇しました。
今、思っていることは、自分がどう生きるかということです。人生を神仏に頼んでも仕方がありません。自分の身体、自分の人生なのだから、自分で体調管理をし、自分で運命を切り開いて行かなければならないということです。「自分教」のようなものです。ただし、他の宗教を嫌っているわけではありません。神も仏もそれぞれ崇高なところがあります。信じるというより、学ぶべきものだと思っているのです。
